「雨だれ石をうがつ」を実感した瞬間 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

「雨だれ石をうがつ」一滴、一滴は大したことがないけれど、それが積み重なると石にも風穴を開ける。転じて、小さな努力が実を結ぶって意味として浸透している、この言葉。

 

大変素晴しい言葉なんだけれど、私をはじめ社会人となっていい年齢になってしまった人たちからすると、なかなかこの「雨だれ~」に取り組むこともしかり、ましてや結果を目の当たりにするってことも無いのが現実の所ではないでしょうか?

 

しかしですよ、私、最近この「雨だれ~」の取り組みとその結果を目の当たりにした瞬間がありました。

 

以前、ブログにも書いたんですが、今の時期って寒いでしょ。なので会社に行くときに車を暖機運転しているんです。車が暖まるまでの間、アタシは「般若心経」を唱えることにしました。当然、初めは読みながらだったんですが、やっているとね、なんとなく覚えて来ちゃうのね。そしたら、最近はですよ、何も見なくとも、あの「般若心経」の278文字が自然にスラスラと口から出てくるようになっちゃったのです。(^o^)

 

いやー、これって自画自賛だけど、凄いなあって。別にアタシがって分けじゃあなくて、人間の能力って凄いんだなあってことね。アタシも何回もお通夜と名のつくものに参列したことがあるけれど、あのお経ってヤツはどうやったって、覚えようがないだろうって思っていた。お坊さんって凄いんもんなんだと。

 

しかし、覚えちゃったのよね~。もちろん、意味とかありがたみとかまで分かるほどの域には達していないよ。だけど、極端な話アタシが頭を丸めてお坊さんの格好をして、木魚をポクポク叩きながら「般若心経」を唱えたら、これ、見かけだけなら立派な「おつとめ」になっちゃうのよね。(そーなのか!?)

 

まあ、そんなことは戯言としても、小さなことでもコツコツやれば必ず実を結ぶってことは証明出来た。

 

アタシたちは、いつの間にか予定調和という生活のサイクルに慣れ過ぎてしまって、こういうクソ真面目なことを継続するってことを疎かにして来たのかも。そうして、自分の限られた命の時間ってものを無駄に浪費して来たのかもしれない。

 

実は、やれば出来る。

 

続ければ、叶う。

 

はずなのに、それをしない。これって、大変もったいないことだ。

 

アタシのそれは単なる「般若心経」の暗誦だったけど、それが例えば「英会話」の勉強を地道にコツコツ継続していたら、いつかはネイティブに英会話が出来るのかもしれない。そうなったら、可能性は無限大だ。

 

でも、人間ってその「継続」が難しい。そこが、レジェンドとそうでない人の違いなんだろう。

 

さあ、今からでも全然遅くはありません。皆さんも何か始めてみましょう!そして、それを続けてみる。

 

そこから、違う景色が見えるかもしれませんよ~。!(^^)!