どうも、すこっちです。!(^^)!
ニュースを聞いてびっくり!あの名プロレスラー「ダイナマイト・キッド」が亡くなったのだそうです。
あちゃー、プロレスを知らない人、お若い世代には分からないよね~。(>_<)ごめんなさい。
でも、アタシのような金曜夜8時からワールドプロレスリングに釘付けになっていた世代にとっては、初代タイガーマスクのデビュー戦の相手でもあり、好敵手だったダイナマイト・キッドを忘れるわけにはいかないのであります。
金曜夜8時。かつてこれほど視聴率競争が激化した時間帯があったのだろうか?火付け役はたぶん、「太陽にほえろ」だったんでしょうかね。まあ、アタシはほとんどこの番組を見てはいないんだけどさ。
石原軍団という金看板もあり、「太陽~」の一人勝ちの様相を呈していたのだが、そこに新たなるライバルが出現する、「金曜」の「八時」で、「金八」そう、「3年B組金八先生」だ。武田鉄也演じる金八先生の魅力に視聴者の誰もが惹きつけられ、あれよあれよという間にお茶の間の人気を「太陽~」からひっぺ返しはじめた。(あれにはたのきんも出てたっけな~。 えっ!?たのきんって分かんない?)
ところがである。これを指をくわえて見ているテレビ朝日ではなかった。以前からそこそこの視聴率を取っていたワールドプロレスリングにリーサルウエポン(最終兵器)を送り込む。そう、それが、「タイガーマスク」だった。
今でこそ、正体は佐山聡って分かってますけど、凄いよね~。当時は年齢・国籍全くの正体不明の覆面レスラーというふれ込みだったんだから。(まあ、今のように暴露全盛期でも無かったからね)
アタシもスーパースター列伝で読んだんですけど、このタイガーマスクのデビュー戦に誰を持ってくるかで何人か候補がいたんだそうです。そこそこの選手をぶつけてタイガーに華々しく勝利をお膳立てしてやるという選択肢もあった。でも、そうじゃあなくて、実力も申し分なくて、下手をしたらタイガーなんて負けちゃうかもよって思わせるぐらいの選手をぶつける。そこで、新日本プロレスが選択したのがダイナマイト・キッドだったのです。
キッドに勝った佐山タイガーも凄いんですが、そこから「四次元殺法」一躍タイガーマスクブームへとひた走り、視聴率もグンとアップしたわけだ。!(^^)!
思い起こせば、昔はテレビ局も番組に個性があったよね~。グーにはチョキじゃなかった、グーにはパーみたいな同じ色の番組で対抗したりはしなかったもん。ある意味、各局にも意地があったのかな?
とにかく、タイガーマスクとダイナマイト・キッドの試合。これはもう、「名勝負数え歌」だわね。例えるならば、越後の龍「上杉謙信」と甲斐の虎「武田信玄」の戦いですって。
今だと見れるのかどうか分かりませんが、ご覧になったことの無い方は、ぜひとも見て欲しいです。一見の価値ありです。
あれっ?ところで、金曜夜8時のフジテレビ系って何をやっていたんだろう?記憶にない。(-_-;)
まあ、いいか。
ダイナマイト・キッドよ 安らかに眠れ。