どうも、すこっちです。!(^^)!
11/28のブログで「伝統芸能」についてふれました。これは、主に会社で仕事のやり方に創意工夫を取り入れて「CHANGE」をしていこうってことをしない人ってことだったんですが、アタシがやってる仙台城ガイドにしても同じことが言える。
有名観光地には必ずと言っていいほど、有料にしろ無料にしろガイドさんという存在はいる。アタシも仙台城以外のガイドがどんな感じでやっているのか大変興味があり、勉強も兼ねて観察させてもらったのだが、そのほとんどがガイドさんが小脇にぶ厚い資料のファイルを抱えて、旧所・名跡に関する通り一辺倒の説明をするようなひな形パターンが99%だった。(しかも、ほとんどは60AGE OVER)
これぞ、まさしくアタシが11/28に書いた「伝統芸能」そのものである。
確かにね、これはこれで「ガイド」という職責を全うするのに過不足な点は無いし、観光客の誰もがそのスタイルに対してクレームを付けたりすることもない。(まあ、顧客満足度を計る手立てもないんですけどね)
だけど、果たしてこのまま「伝統芸能」を続けていくだけで、本当にいいんだろうか?
結果として「ガイド」が「重要無形文化財」となり、「人間国宝」を生み出して長年ガイドを務めてきた方が「〇〇褒章」とかいう勲章を貰って、「はい、皆さん拍手~!」めでたし、めでたし。
で終わって、いいんだろうか?
これって、どこまでいってもガイド個人の自己満足を満たす延長戦でしかないようにアタシは思う。
本当に見つめ直すべきことは、貴重なお休みをさ、わざわざ仙台観光に充ててくれて、その貴重な時間の内からさらに時間を割いて仙台城に足を運んでくれるわけじゃあないですか。その方のために観光ガイドをする分けなんですから、そのお客様が心から喜んで頂くために何が出来るのかを真剣に考えて、仙台城や伊達政宗のことを出来るだけ分かりやすく、理解しやすい方法で説明をしてあげて、「あー楽しかった。」、「面白かった。」と心から感じて頂いて、仙台城を後にしてもらうことなんだと思うんです。
それには、創意工夫も必要ですし、自己努力も必要です。、思いついたアイデアを惜しみなく取り入れて、楽しさを演出する遊び心も必要だったりします。(^o^)
ミクロの視点で見れば、「伝統芸能」的なガイドも立派な文化だし、悪くは無い。でも、将来的な視点、第三者的な視点というマクロの視点で見た時に、永久不変のそのスタイルに果たして明日はあるのかい?そこに、ドキドキ、ワクワクを感じられるのかい?好奇心がそそられるのかい?って。
まあ、これはどこまで行っても私、すこっちの独自な視点なのだけれど、ありきたりじゃあつまらない。
せっかく、良い可能性を秘めているわけですから、これを活かさないなんてもったいないよ。
ガイドは12月からオフシーズンに入りますが、アタシはガイドを「伝統芸能」にしないために出来る事、いろいろと考えて、行動するし、情報発信もしていきますので宜しくお願いしまーす。!(^^)!
そう、大事なことはお客様の目線、思考になってみて、その気持ちに寄り添い、真心を尽くすこと。