どうも、すこっちです。!(^^)!
会社勤めをしていると、自分が与えられた目の前の仕事をこなすことに懸命になり、周りの人のやっている仕事まで気を配る余裕が無いものです。しかし、ふと何かの機会に別な人のやっている仕事の光景を垣間見たり、人から伝え聞いたりすることがあります。
「あの人って、こんな業務をこんな手間の掛かるやり方でやっているんですよ。」みたいなね。
そうして、よくよく観察してみると確かに「こいつ、面倒くさいことしてんな~。」ってことに気付くことがある。例えば、Excelでデータをコピペ(コピー&ペーストのことね)すれば済むのにベタ打ちしてたりとか、
関数を入れれば楽なのに、いちいち電卓で計算していたり、昔のひな形の用紙を繰り返しコピーして手書きで使ってたりとかね。(-_-;)
アタシはこういう教えられた当時のまんま、不偏なく仕事をやり続けている行為をこう呼んでいる。
「伝統芸能」って
さらに、そういう人のことをこのように表現してしまう。
「人間国宝」って
もちろん、パワハラになるので面と向かって何て言いませんよ、もちろん。
まあね、本人もさ、「人間国宝」を目指してなったわけじゃあないんだろうけど、、、。(-_-;)
はっきり言って、周りとあんまし交わらないタイプなんだよね。そんでもって、自分のやり方がベリーベストだと思い込んじゃっている。疑うことを知らない、自信過剰、視野が狭い、空気が読めない、まあいろいろと理由を上げたら出くるんだけど、ようは「世間知らず」ってことなんだよね。
例えば、システムに疎い人だったりすると、それは顕著に表れる。「だって、あたし知らないんだもん。誰も教えてくれないし~。」それが、時を経つと当然のことながら、「今更聞けない」となる。結果として、触らぬさわらぬ神に祟りなしってことになる。「永遠の傍観者」だ。
こういうタイプは「お局様」にも多いかもしれないですな。回りが陰口を叩いていたとしても、本人には面と向かって言わない、いや言えないからね。
ところが、この「人間国宝」ってやつは、職場にとっては見事なボトルネックになってしまう。
だいいち、その人の下に誰かを配置しても、教えないからね。自分の仕事にプレミア感を持たせているのか分かんないけど、せっかくあんたを楽にしてあげようと思って新人を配置してあげたのに、結果としてその新人を見殺しにしてしまう。挙句の果て、その新人が当事者の「人間国宝」にはものが言えずに、周りの先輩に救いの手を伸ばす。問題になり、上司も担ぎだしてのミーティングとなるが、力関係なのか、年功なのか、うまく言い逃れをして、「人間国宝」はその場をやり過ごす。
結果として、泣き寝入りと言うかフラストレーションが溜まりまくりなのが、物分かりの良いアタシ達みたいな小市民なのである。あーもう、頭来るったらないよね~。(>_<)
こういう人達はいずれ、紫綬褒章とかなんとかって言う勲章をもらうんだか、表彰されんだか分からないけど(誰が表彰するのよ!)、その授賞式にはだあ~れも出席しないよって。
野村克也さんの言葉が全てを物語っている。
「鈍感は最大の罪である。」
仕事は常にやり易い方法を模索して、「change」
がイイね!なのですよ。(^^)
さて、あなたの職場にはいますか?「人間国宝」さんが、、、。
いたら、今度さりげな~くその人に言ってみては、「それって、伝統芸能ですか?」ってね。