11/11(日))仙台城の魅力・発見ツアー活動報告 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

いやー今日は秋晴れの良い天気!

 

本来であれば、アタシが仙台城ガイドをした日は「仙台城ガイド活動報告」ってブログを書いているんだけど、私の今日の活動はすこっち単独企画の「仙台城の魅力・発見ツアー」にだけ全精力をつぎ込んでいましたので、今日はその活動報告をさせて頂きます。

 

本日の参加者は男性3名、女性2名の合計5名。ただし、そのうちの男性1名は集合場所を間違えてしまった(本当は国際センター駅前)ので、本丸からの参加となりました。

 

今日の参加者の方々、女性2名は40代、男性3名は20代という顔ぶれ。まあ、女性陣はアタシと年は近い方だけど、男性陣も年は20以上離れているけれど、感覚的なものはそんなにジェネレーションギャップを感じるほどの違和感は感じなかったです。(アタシもまだまだ若いって証拠かな?)

 

そうして始まったこの「仙台城魅力・発見ツアー」まずは、アタシの簡単な自己紹介と大事な大事なプチスイーツの発表と授与からスタートしました。アタシが用意したプチスイーツとは、知る人ぞ知る仙台駅東口の方にあります「延命餅本舗」の大福だったのです。(柔らかくって、美味しいよ~!(^^)!)

 

食べた参加者の皆さんには、美味しいーと大好評!!!(^o^) 良かった~わ~! 

 

このお店、結構人気店でして朝から行列が出来る時もある。アタシは8時20分頃に買い求めたんだけど、その時はまだ並ぶほどではなかった。興味のある人は、ぜひ行ってみてね。

 

そして、すこっち一行は二ノ丸~仙台城大手門脇櫓~五色沼~伊達政宗初代騎馬像(胸像)~清水門~旧登城路~北面石垣~本丸というコースを巡りました。

 

皆さんの話をお聞きすると、仙台城をこうやってまともに回ったのは初めて。もちろん、ガイドの方が同行して巡るなんてことはもちろん初体験とのこと。そういう意味では、大変貴重な経験だったみたいです。

 

今日の「仙台城魅力~ツアー」をやってみて、アタシが感じたことが3つあります。

 

まず1つ目は、地元=仙台OR宮城県に住んでいても実際に仙台城に行ったことの無い人、またはじっくりと巡った事の無い人は結構いるものだということです。(特に若い人ね)だから、掘り起こせばまだまだ需要があるということ。ガイドって別に観光客を対象にしなくても、ジモティ対象にこうした企画を開催しても全然イケるってことなんですね。っていうか、アタシとしてはそういう人たちに興味を持ってもらって、参加して欲しい。地元にはまだまだ魅力的なところはたくさんある分けですから。

 

2つ目は、思いついたアイデアはバンバン取り入れて行った方が良いという事。

 

今回だけでも、

 

①プチスイーツ

②QRコードを読み取ってブログ記事を読める用紙の配布

③みんなで一本締め(未実施)

④騎馬像のおまじない(未実施)

 

と、4つのアイデアを取り入れていみたわけなんですけど(③と④は未実施)このツアーは現時点ではまだモニターツアーの段階なんです。なので、いろんなアイデアをテストしてみてしっくりくるものを組み込んで行ければいいかなあと思ってたんです。これがね、ガイドボランティア会とかになっちゃうと合議制だし、抵抗勢力はあるしで、思いついたアイデアが全然実行に移せないんですよね~。(-_-;)

 

3つ目は、たぶんこれが一番気付いた点かもしれない。それは、

 

「若者には若い人の肌感覚を共有できる人がリードしてガイドをしてあげないと、心の底から楽しめない。」

 

ごめんね、別にシニア世代のガイドさんを締め出す標的分けではないんだけど、、、。

 

今日の参加者、20代が3人と40代前半が2人。

 

必ずしも年齢だけで、くくれるわけでは無いし、シニアでも若い感覚を持っていらっしゃる方もいることは事実です。でもね、この20代~40代ぐらいの世代になるとね、フツーにアニメとかゲームとか芸能人とかお笑いとか、そういうサブカルチャーの下地がしっかりと出来上がっている。

 

つまり、通り一辺倒にガイドをしても「ふ~ん」とか「なるほど」ってな感じでその時は感心しているかもしれないけれど、果たして本当に面白味を感じてもらっているかどうかという点についての話は別だ。

 

今の人というのは、話題の共通認識がマッチして、ガイドの説明のところどころにそういうエッセンスが散りばめられていて、分かりやすい表現や言葉遣いをしてあげないと、参加している彼ら・彼女らからしたら、面白味を感じてもらえない=楽しかった、ためになったという満足感が得られない=ハッピーエンドにはならないのです。

 

別にアタシも年齢からしたら、そんなに若いわけでは無いんだけど、ゲームはファミコンの次のスーファミぐらいはやってたし、アニメも社会人になってもメジャーどころは見てた。映画も漫画も脂っこいところまでは追っかけていないけど、なんとなく空気感みたいなものは共有が出来るギリギリのラインだったりする。

 

そして、何より今はインターネット、スマホにSNSの時代だ。こういうものに抵抗感を抱かずに情報を共有して、会話に取り込めるのも実を言うとアタシらの世代がギリギリの世代なんだと思う。

 

今のシニア世代は確かに若いし、感覚も鋭敏だ。中には普通にスマホやSNSを使いこなす人もいるし、若い人と交流していて下手な30代、40代よりも若々しい人もいる。

 

しかし、どんなに頑張っても、先に述べたサブカルチャー的な部分の摺り合わせがどうやっても補うことが出来ない。だって、若者の気持ちを理解しようとしてドラクエシリーズをやったり、ドラゴンボールを観ているシニア世代なんていないでしょう?

 

つまるところ、シニア世代がいくら若い人たちに目線を合わせて話をしようとしても、彼ら・彼女らの目には単なる「元気なおじいちゃん」にしか映らない。いや、今のシニアはもっと若いので「おじあちゃん」(”い”より前ってことね)といった方が正解なのかな。

 

まあ、ガイドについてそんなことまで深く掘り下げて考える人なんて、アタシぐらいだろうけどね。(それだけ、人にきちんと伝えるってことは奥が深くて、難しいってことなんですよ)

 

とにもかくにも、今日の「仙台城魅力・発見ツアー」は大成功!収穫も大いにありました。

 

次回は11/23(勤労感謝の日)に開催を予定しておりますので、今回参加をして知人に教えてあげたいと思った方は是非ともおススメしてあげてくださいね。

 

また、このブログを観て興味を持った方は、もう参加するしかないっしょ!

 

詳しくは、こちらまで↓

 

https://kitekesain.com/evtdisp.php?id=28735

 

孫子の言葉にこんな言葉がありますね。

 

かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず.

 

 【意味】, 彼を知り己を知れば百戦殆うからずとは、敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。

 

宮城(仙台)に住んでいて、仙台城を知っておかなければ、戦に負けますよ~ってことですってば。!(^^)!