「嫌われたくない症候群」に感染していませんか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

友達や恋人が仲良くしているのは当たり前の光景だが、今の世の中は「総仲良し社会」とでも言うべきなのか、上司と部下、先生と生徒、親と子といった一昔前だったら一線を画していたような関係までもが、やたらめったら、相手の立場を尊重してだの、やれパワハラにあたるだのって仲良しというより、仲の良いフリをしている世の中だ。

 

誰もが、良く言えば「平和な社会」悪く言えば、うわべだけ波風を立てないイイ関係のようでいて、実はとっても薄っぺらい関係でしかなくなっているように思う。そうなんです、あの人もこの人も誰もが「嫌われたくない症候群」、「悪者になりたくない症候群」に罹っている。(-_-;)

 

まあ、社会を生きていく上で確かに協調は大切です。聖徳太子の十七条の憲法でも言っているよね、「和をもって尊しとなす」って。でも、それってその他大勢にまぶれてしまって、「どうせ~。」ってな諦めモードで口をつぐむことを良しとすることを、聖徳太子が望んでいたわけでは無いはずだ。

 

アタシもさすがに「昔はね~。」なんて歴史を紐解くような語りを始める立ち位置にはまだ立っていないと思うんだけど、平成の初めぐらいまではさ、会社にも何人かはいたんだよね、「これは、ダメだ!」って言ってブレてないような人がさ。先生だって、生徒に媚びるような事は無かった。(ただ、そういう人が必ずしも出世するとは限らない)

 

直球だけじゃあ、バッターを抑えられない。だから、変化球を覚える。ところが、変化球に磨きを掛けると、いつの間にか、もともと持っていた粋のいい直球が威力を失う。気付いた時には、直球の威力はイマイチで、結局変化球投手としてありきたりな投手として選手生命を終える。

 

たぶん、サラリーマンの生涯ってこれに近いのかも(アタシもサラリーマンですけどね)

そういう意味では、アタシも立派な感染患者なのかもしれないけれど、心の一丁目一番地の魂だけは売り渡したさないぞ!というポリシーだけは持っていたいと思っている。

 

今の世の中、何が悪で何が善なのか、実態が見えづらくなって来てますけどね。

 

いざとなったら、「嫌われてもイイんです!」、「悪者呼ばわりされても関係ないぞ!」

そういう強い心根は持ち続けて生きていきましょう。!(^^)!