すこっち探検隊が行くto「仙台市歴史民俗資料館」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、今日のすこっち探検隊はアタシが前から「行きたい!」と思っていたんだけど、なかなかチャンスが無かった場所、「仙台市歴史民俗資料館」にようやっと行って参りましたよ~。(^o^)

 

ここは、かつて日本に軍隊があった頃(太平洋戦争が終戦となる前ね)の旧歩兵第四連隊という軍隊の

兵舎をそのまま歴史民俗資料館にしたのです。なので、この建物自体もすんごく歴史的な価値がある。

 

場所は榴ヶ岡公園の中にあるのだけれど、仙台市中心部からは離れているのとあまり知られていないので、認知度は低い。アタシもガイドをやっていなかったらその存在すら気付かなかったと思う。でも、そこは好奇心旺盛なすこっちですから、行って見て損なしと思い、足を運んでみました。

 

まずは、その外観から

 

 

どうです、この西洋チックな外観が文明開化ブームだった明治時代のムードを感じさせてくれると思いませんか?こんなところが、中心部からちょっと離れたところにあったんですねえ。

 

ここが旧第四連隊の兵舎だった説明書き

 

入館料は今どきリーズナブルな¥240。なんと65歳以上は豊齢カードの提示で無料だそうな。

 

中に入って見ますと、仙台の昔と今を教えてくれる多くの地図と写真が

 

仙台城からの眺めもこんなに違う

大仙台駅建設予定地の文字があったり、(青葉通りが無い頃)

「五色沼スケート場」と記載された地図があったり、

江戸時代の仙台城絵地図があったり、

これは、実際に使用されていた洗濯板と選択桶

なんと、昔は洗濯用洗剤なんてなかったので、サイカチの実を使って洗っていたんだそうですよ。

こちらは、太平洋戦争時代のポスターなんだとか、いやー生々しい。

なんと、こちらは実際の兵舎の寝室、こんな感じだったんだねぇ~。(>_<)

仙台市に現在もある虎屋横町の語源は、こういう意味があったのです。

んでもって、これがその「虎の置物」いやーこれが拝めるなんて、貴重ですな~。

尋常小学校の生徒感を味わいたいという方は、ぜひどうぞ!

榴ヶ岡公園って花見をするところしか行ったことなかったけど、こんなに広いグランドがあったのね。

こんな野外音楽堂があったり、

こんな水しぶきが激しい立派な噴水があったり、

 

いやー、良かったわ~民俗資料館。たくさんの仙台の昔と今を拝めたのも収穫だったけど、昔の人の生活なんかもけっこうよく分かる資料が満載の「仙台市歴史民俗資料館」。たぶん、時間を気にしなかったら何時間いても飽きないんじゃあないかって気がしたのは私だけでしょうか?

 

ただ、残念なのがアタシの居た時間、観覧していたのは、私のほかに1組だけ。う~ん、もったいない。

ここの存在自体が知られていないからなのか?みなさんの興味が湧かないからなのか?

 

アタシとしては仙台城ガイドを務める人には、「仙台市戦災復興記念館」とここはぜひとも訪れてみるべきだと、思いました。

 

仙台市民の方で行った事の無い方がいたら、せめて「仙台古地図の旅2」が開催されている11/4までに拝観することをお勧めします。!(^^)!