お蝶夫人の壁は、こうも高くて厚いものなのか、、、。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

私も食べ歩きはけっこう好きな方なんですが、どちらかというとチェーン店系よりは親方が自ら腕を振るい、こだわりの味を提供してくれるようなお店が好きなんですね。でも、そういうお店って=小規模なお店だったり、零細企業だったりするわけです。

 

そうするとね、しばらくぶりに足を運んでみたら、「えっー閉店したの?」ってことが多々ある。不思議なことにアタシ、すこっちが旨い!美味しい!人におススメしたい!っていうか、繁盛しないわけないでしょ!ってな感じで青葉神社の大太鼓ぐらいの太鼓判を押したお店に限って、「BYE BYE 哀愁でいと」してしまう。(>_<) (あ~ごめんね、哀愁でいと分かんない人はこちら↓)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%80%E6%84%81%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%A8

 

世の中と言うのは難しいもので、自分の理想を追い求めて究極の味を追求しようとしている人に必ずしも勝利の女神は微笑まない。それって、経営者としての感覚が希薄だからなのか、運転資金が続かないからなのか、お客さんが思うように来てくれないのか?理由はいろいろなんでしょうが、商いというのは「飽きないこと」に通じるという話を聞いたことがあります。

 

「飽きない」と一言では表しにくいですが、アタシなりの解釈で言うと、商売を磨く、追求するというよりも商売を通して人間性を磨くということが重要なのだと思うのです。自分の心が熟成すれば、なんとなく「飽きない」で「商い」が続けられるんじゃあないですかね。商いをしたことのないアタシがいうのもなんなんですが、、、。

 

これを私なりの感覚で言うならば、「お蝶夫人の壁は高くて厚い!」ということなのかなあと。

お蝶夫人って知ってますか?アニメにもなった漫画「エースをねらえ!」で主人公岡ひろみの好敵手である竜崎麗華さんのことだよね!(知らない諸君、グーグル先生に聞いてみたまえ)

 

実は、岡ひろみって凄い人でして。最初はこのお蝶夫人に憧れてテニス部に入ってしまう。まともにテニスなんて出来なかった彼女がいつの間にか開花し、お蝶夫人を追い越すまでの逸材になってしまう。

それでも、お蝶夫人はお蝶夫人なんだね~。その気品と言うか気高さを保ちつつ、負けず嫌いな部分もところどころに魅せてくれる。

 

確かに岡ひろみはお蝶夫人を超えて行った。でも、そのお蝶夫人を超えるまではそりゃあ、大変だった。死に物狂いの練習をしたし、なんだったら恋愛も捨てたりした。そんな過程があって高くて厚いあのお蝶夫人の壁を超えられたのです。商売が軌道に乗るということは、この「お蝶夫人の壁」を超えていけるかどうかを試されているのかもしれないです。

 

だからと言って、お蝶夫人の存在価値が陳腐になるわけでは無い。

 

それでも、お蝶夫人はお蝶夫人、なんだよねー。ここで、彼女の名言を紹介しますね。

 

負けることを怖がるのはおやめなさい。
        それよりも、力を出さないまま終ることを恐れなさい。

 

いや、ホントおっしゃる通り。いいんだって、負けたって。だって、大事なことは力を出し切るってことなんだから、それが出来ないんだったら「コートを去れ」ってことなんでしょ、お蝶夫人。

 

そして、次に紹介するのがこちら。う~ん、これってけっこうズシンと来るかも。

 

「わたしがやる」とか
 
   「わたしにならできる」とか
 
    いつも自我が表面に出る者は
 
    頂点には登りきれない。
 
    天才は無心なのです。

 

おぉ~、自分を天才と言い切っちゃったよ~。これって彼女しか言えないセリフだよね。

 

アタシは凡才だけど、なんとなくは分かるよ。だって、自我が表に出てる人って世の中に多いんだもん。

 

頑張れ!アタシが太鼓判を押したイイお店!

 

決して潰れることなく、お蝶夫人の壁を越えて行け!

 

そして、岡ひろみのように世界に羽ばたいてちょうだいね!

 

でも、お蝶夫人の存在を忘れてはいけませんよ。!(^^)!