馬鹿になれる人、なりきれない人の差ってなんなんでしょうか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。!(^^)!

 

トゥー ルットゥ トルルン「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ~♪」で始まるのはそうですね、山口百恵のプレイバックPART2(今の人は知らないよな~、ああジェネレーションギャップってか)

 

何の脈略も無い出だしでスミマセンでした。m(__)m別に山口百恵を前面に出したかったわけではないのです。今日のテーマが「馬鹿になれる人、なりきれない人」だったんで、「馬鹿」で思いつく歌と言ったらこれかな~なんてね。」(>_<)

 

さて、世の中って優秀な人のオンパレードだ。何の物差しでもって、優秀だとか劣っているだとかを判断するのか意見が分かれるところですが、アタシの物差しとしてはこのステータスを持ち合わせているかどうかが優秀な人なのか、そうでないのかの基準だと思っている。

 

つまり、その人が「馬鹿になれる人」か「馬鹿になれない人」かどうかということである。

 

あー誤解の無い様に一応断っておきますが、「馬鹿」ってあれですよ、広辞苑に出てくるようなですね、人と比べて考え方が著しく劣る人」っていう意味ではありませんので念のため。ここで言う馬鹿っていうのは、どちらかというと「演技」に近い部類かもしれません。

 

人は状況によって、馬鹿を演じなければならない時ってある。例えば会社で上司が全然分かっていないのに、さも分かった風な意見をゴリ押しして来たとする。その時、まともにぶつかったら、この先あなたのサラリーマン人生は相当暗い影を落としてしまう。だから、反論があったとしても「あ、そうですね。よくよく考えてみると、部長の意見って核心を突いてますよね。」的な馬鹿を演じて幕引きをする。

 

他にも意見が衝突しそうなとき、ここは相手を建てるべきだなと思った時、相手が反論しやすい隙をわざと作ってみたり、宴会で盛り上がりに欠けるときには、捨石となって馬鹿を演じて盛り上げ役に徹する。

そうなんです、実は賢くなければ「馬鹿」を演じることは出来ないんですね。

 

世の中確かに正論と言うのはある。でも、品行方正な正しい行いをしているだけで、常に評価されるのだったら、誰も悩まないし、誰も苦労しない。あんまり悩み過ぎて、うつ病になったり、自ら命を絶ってしまう人もいたりするけれど、空気を読んで対処する能力というものを持ち合わせていないと、人生が常に向かい風を相手に進んでいくヨットのようになってしまうものだ。

 

ずる賢いやつが通りのど真ん中を歩くような世の中はアタシは大嫌いだけど、「馬鹿になれる人」と「馬鹿になりきれない人」がいるとしたら、アタシは「馬鹿になれる人」の方が共感を持てる気がするし、たぶん一緒にお酒を飲みに行っても、話が噛み合うんじゃあないかなと思う。そこには、「俺だってこんなこと、したくはねえんだけど、分かるよね」っていう心の声がヒシヒシと伝わってくるような気がしてならない。

 

だからと言って、「馬鹿になりきれない人」にはまだ希望がある。だって、「馬鹿」を演じなきゃならないっていう空気は感じ取ってる分けでしょ。じゃあ、もうちょっと努力すれば吹っ切れるってことなんだからさ。

 

一番ヤバいのは自分が「馬鹿」だということに気が付かないでいる「お馬鹿さん」なんだよね。(-_-;)