どうも、すこっちです。!(^^)!
さて、台風21号が西日本で猛威をふるって、まもなく東北地方にもやって参りますな~。もちろん、歓迎モードで無いのは明らかなんだけど、皆さんも雨風には注意しましょうね。
アタシは生まれてこの方、東北地方以外に住んだということはないんだけど、子供の頃からの印象としては「台風は夜のうちに過ぎ去る」的な神話がなんとなく出来上がっちゃっている。台風が来るってなると子供だからね、災害の恐ろしさよりもワクワク感の方が優先しちゃって眠れなかった記憶がある。
すんごい風と雨で子供の好奇心を刺激していく台風だったけど、存在感的にはサンタクロースと同じで寝ているうちにいなくなってしまう。今回の21号もそうだけど、台風の戦闘能力がスカウターでMAXを示すような状態の時に戦わざるを得ない西日本の方には本当に頭が下がります。(まあ、地理的にどうしようもないことなんですけどね)
その点、宮城県はどうなのかと言うと、これがなぜか台風だったり、雨雲の強烈な赤や黄色のポイントを
外してるんだよね~、昔っから。これは、アタシの勝手なすこっち理論なのだが、実はこの台風をうま~くかわすことが出来るのは、宮城県の微妙な「くびれ」がポイントなのではないかと思っている。
日本列島全体を人間に見立てた場合、当然頭は北海道だね。「くびれ」だから本当は腰と言いたいんだけど、宮城県のある辺りは人間で言うとちょうど「胸」と「腹」の間あたりでしょうか?この「くびれ」が勢力を保って東北地方に来ても微妙に台風をかわしてくれるのに、間違いなく一役買ってくれているんだよ。
まあ、これ「リアス式海岸」ってやつだよね。(社会の授業で習ったよね)ってえことはこの「くびれ」は言わば何万年前に出来た偶然の産物ということになる、別にこの地形を昔の人達がえっさ、ほいさと掘り返してこの形になったわけでは無い。
宮城県=仙台=伊達政宗って思っている人が多いと思うけど、彼はもともと米沢出身。伊達家の領土も山形県の置賜地方と福島県の中通りが中心だった。彼が旧宮城県に越してきたのは、なぜでしょう?
そうですね、彼が天下人秀吉に対してあんまり無茶をやり過ぎたために、奥州仕置き+一揆扇動のおまけ付の移封で「あぁ~宮城県」に来たわけです。
辿り着いた平行四辺形の出来そこないみたいな形の宮城県(昔の領土はもうちょっと広かった)でも、ものは考えようで、適度な広さで海もあり、山もある。大崎地方は広大な米どころだったし、彼自身開墾も推奨した。そしてなにより岩出山から居城を移し、のちの百万都市仙台の礎を築いた。これって、政宗の先見性が功を奏したのか?神のお導きだったのか?それとも単なる偶然か?
私たち宮城県人は、たぶんこの「くびれ」に大いに感謝するべきなのかもしれない。
くびれ、万歳! おっと、自分のくびれもちゃんと維持していかなければ、、、。(-_-;)