夏の思い出、あれこれ | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、日本は全国的に夏モードだというのに、列島全体が梅雨に逆戻りしたような空模様。っていうか、西日本の方はかなり深刻な状況のようですね。避難をされている皆さんの心中をお察し致します。

 

まだ梅雨明け宣言のされていない東北地方ですが、おそらく来週あたりには明けてもらわないと、なんつったって、ただでさえ短い夏なんですから、、、。(-_-;)

 

アタシも夏と言えば、若い頃は結構行動的に動いた。海にも行ったし、レジャープールにも行った。鍾乳洞も行ったし、流しそうめんも体験した。なにより思い出に残っているのは、「網地島」でしょうかね。旧牡鹿町(今は合併して石巻市)の鮎川港から船で行くんだけど、ここの白浜海水浴場っていうのがですね、びっくりするほど海水の透明度が高くって、キレイなのであります。こんな海に潜って泳いでいると自分がお魚さんになったような気がして、いくらでも泳いでいられるような気にさせてくれるのだから、不思議!いや、全然疲れないんですって、ホント!震災もあったのであの美しい砂浜と海がどうなったのかは分かりませんが、行った事の無い方にはおススメですよー。

 

もう一つは瀬戸内寂聴さんの法話を聞きに、岩手県の浄法寺町にある天台寺に行ったことかな。

これは、さすがに運転してまで行く気にはなれなかったので、バスツァーで行ったんですが、これがまあ遠いのなんのって、途中休憩もあったけど、いったいいつ着くんだろうと思うくらいに遠い。

 

カミさんと一緒に行ったんですが、もう着く前から二人ともかなりのお疲れモードだったし、これ1人だったら相当時間を持て余していただろうな~って思う。

 

んでもって、この法話を聞くためには山道を登った先にある境内まで辿り着かないと法話は聞けない。

いやはや、なかなか引っ張る、引っ張る。ラスボスまでの道のりは険しいのです。

 

そうして到着した境内。そこにはおよそ1000人~2000人ぐらいの人が木陰も無いそのお寺の周りに群がっている。やっぱ、寂聴さんの人気ってハンパないんだなあってこの時。あらためて思ったよ。

 

集まった聴衆が瀬戸内寂聴さんの紡ぎだす言葉の一言、一言に真摯に耳を傾けている。遠方から来て質問を投げかける方もいたりする。その質問者の質問にちゃあんと寄り添って、お答えを返してくれる寂聴さんてやっぱり凄いな~って思った。あちらこちらから、すすり泣きも聞こえて来たもん。

 

もちろん、寂聴さんはまだまだご存命ですけど、老齢と体調管理の問題からこの法話は終止符が打たれてしまいました。今思えば、カミさんに「これ、寂聴さんが死んじゃったら聞けないよ~、いつ行くの?今でしょ!」なんて、林先生みたいなことを言って、勢いでバスツァーを申し込んだ私。

 

歌丸さんが亡くなる前に、生落語を聞いておかなきゃ!と仙台市民会館の公演を聞きに行ったアタシとしては、こうした著名な文化人の醸し出すオーラってものをやっぱり生で感じ取ることって、とても勉強になるし、得るものも大きいように思うんですよね。

 

皆さんは今年夏、どう過ごされるんでしょうか?

 

どう過ごすかは皆さんの自由ですが、普段だったら絶対に行かないようなところに行って、しないような体験をするというのも夏ならではではないでしょうか?