すこっち映画ナゥ「ゆずりは」を観てきました | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

昨日はスカッと爽快、勧善懲悪ものの「空飛ぶタイヤ」を紹介しましたが、実は私、もう1本どうしても観ておきたかった映画がありまして、2日連チャンだったんですが、日曜日に仙台に行って観て参りました。

 

その映画の題名は「ゆずりは」です。この映画ってものまねタレントで有名な「コロッケ」さんが本名の滝川広志名義で役者として出演していることでも話題になっていた作品なんですね。

 

ストーリを簡単に説明すると、これは葬儀屋さんのお話です。葬儀屋の熟練社員であり、部長でもある滝川(コロッケ)さん扮する男性が、ある新入社員の存在をきっかけとして、これまで感情を表に出さずに封印してきた自分から元の自分を取り戻していくという感じの内容なのであります。

 

アタシがこの映画を観た率直な感想を述べさせて頂きますと、いやーズバリ当たりです!!\(^o^)/

もうね、「空飛ぶ~」で「万引き~」のリベンジ果たしたわ~って思ってたけど、この「ゆずりは」で映画不信に陥りそうになってた「万引きショック」から十分に立ち直っって、お釣りが来るくらいの感動だった。

 

とにかく、この映画は泣ける、泣ける、泣ける、も一つおまけに泣き虫万歳!だ。

 

何が凄いってね、もう、オープニングの段階からなんか泣かせるムードっていうのをなんとなく匂わせてるなあ~って感じがしてたんですが、案の定、新入社員が面接を受けるシーンから泣けるのよ。

 

さらに、舞台が葬儀屋だから「死」に向き合う場面はいっぱい出てくるんだけど、この1シーン、1シーンが涙線をこれでもかっていうぐらい刺激して来るんですよ、ホントに。

 

驚いたのが、アタシはチネ・ラヴィータ(仙台駅東口の映画館)で観たんですけど、上映中、いかにも涙を誘うようなシーンが出てきたんですね。その時、やたらと泣き声がステレオチックに聞こえるな~、映画のエキストラの泣き声にしちゃあ、ずいぶんと臨場感があるなぁと思ったら、その鳴き声実は「生」つまり、映画を観ていた人のほとんどが泣いてたってわけなんですよ。(アタシもそのうちの一人だったんですけどね)(>_<)

 

以前ブログにも書いたんですが、最近のアタシが追い求める映画の好みはズバリ「泣ける映画」。

そんなアタシにとってこの映画は直球ど真ん中のド・ストライクだった。

 

「ユズリハ」という常緑樹が実際にあるんですが、これに関する例え話もこの映画には登場するんですが、またこの話がとっても心に残るイイ話なんです。

 

カンヌでパルムドールだかなんだか知らないが、あんな消化不良の安倍晋三の答弁みたいな映画を観るよりも、もうね、はっきり言います!絶対にこの「ゆずりは」観た方が間違いないです、外さないって。

 

そりゃね、「万引き~」に比べれば、宣伝もメディアの取り上げる度合いも少ないよ、上映している映画館も少ないんで、観客動員もイマイチかもしれない。でも、あなたの心の片隅に、人の気持ちに寄り添いたい、真心ってものを大切にしたいって気持ちがほんの少しでもあるのなら、是非ともこの映画、観て欲しいんです。たぶん、映画を観終わった後、間違いなくあなたの心は洗い立ての洗濯物のように汚れが落ちて、スッキリとしているはずです。そして、すこっちの言っていたことは本当だった!って共感してもらえたら、アタシ的にはそれが何よりの報酬です。m(__)m

 

さあ、あなたもこの映画を観て、心の中のアプリ、再インストールしてみては?!(^^)!