完全週休二日制の功罪とは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

気付けば、今週の週末は「仙台市長選挙」に「TBC夏祭り」、その他行事が目白押し!

もちろん、「仙台歴史探訪会」もあります。今回参加される方は、良かったね!

今回は屋内ですからたぶん、涼しいでしょうね。(^o^)

 

さて、週末と言えば大抵の方は土・日の連休となるわけですよね。

(あたしは、今週も出番ですけど、、、。)

 

この完全週休二日制。日本の始まりは1992年5月1日の国家公務員の制度からスタート

したのだそうです。それから25年。いまや、当たり前のように土曜日と言うと小学生だって、

お休みモードですからね~。

 

そもそも、学校の週五日制というのは、公務員である学校の先生を完全週休2日制の名のもとに、無理くり休ませるために「じゃあ、生徒も休ませちゃえばいいじゃん。」という発想のもとにお休みなったのです。そういう意味では、学生諸君は文部科学省に感謝だね。(>_<)

 

さて、そのおかげで果たして学生は、そして社会人の皆さんはその恩恵に十分に預かれて

いるのでしょうか?

 

私が学生時代は「半ドン」と呼ばれる、午前中のみの授業だった。

なので、午前中はフツーに勉強するわけよね。そうすると、休みではないんだけど、

ミョーなワクワク感と言うのがありましたね~。

 

「早く授業御終わらないかなァ~、終わったら何をしようかな~。」

「明日はお休みだから、早く寝て明日、気になっていたあのお店いってみようかな。」

 

などなど、思い起こしてみると限られた休みをとことん楽しんでやろうという「熱さ」が

あったように思うのです。

 

それが、当たり前に2日間も休みがあると思うと、なんとなく「1日くらい無駄にしてもいいかな」

という思考が働く。これって、人間の特性なんですよね。

 

これをテニス用語から引用するとすると、

 

「アドバンテージは結局、ジュースと一緒」ということになる。

 

・金曜・土曜は遅寝・遅起きが定番!

 

・いいいじゃん、ぐだぐだだらだらと過ごしても、もう1日休みがあるんだし。

 

こんな発想の方が多いのではないでしょうか?

 

人間は時間がある、アドバンテージがあると思うときほど、その時間を有効に使えない。

学生の皆さんが、休みがたっぷりあっても十分な勉強が出来ないように。

私達も、意外とお休みを有効に使おうという強い意志が保てなかったりする。

 

そういう意味では、「私の命はあと1年。」と告知をされたら、きっとその1年は

リア充(リアル充実)な1年でしょう。締め切りを切られた方が、漫画家じゃあないけど

俄然やる気と意欲が湧いたりするものです。

 

確かに、旅行業界にとって、週休二日制は神様みたいなもんなんでしょうけど、実際のところ

人々がその休日にどこか行ったり、買い物をしたり、遊興にお金を使ったりで世の中は潤う要素が増えたんだろうけど、それはある意味どんどん「心の豊かさ」を「心の貧しさ」に

変えていってしまっているような気がしてならない。

 

まあ、2日ないしは連休絡みで3日の休みを計画的、有効的に使われている方も当然いるわけですから、あくまで私の意見は全ての人に当てはまるわけではないんだけど、、、。

 

さて、今週末のあなたは?

 

120%お休みをエンジョイするために脳細胞をフル活用して「戦闘モード」で迎えますか?

 

それとも、

 

「休息」と言う名のジンジャエールをゆっくりと飲みながら、クッキーを味わって過ごしますか?

 

決めるのは、もちろんあなた次第!

 

その過ごした1日の積み重ねの差が、今じゃあなくて、何年後、何十年後かに

きっと生きてくるはずです!!(^^)!

 

どうせなら、復活して欲しいものです「半ドン」を。

あのワクワク感、なかなか「イイね!」ですよ。