古地図と現代の地図の見比べは面白い! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

さて、「仙台歴史探訪会IN仙台城跡」はいよいよ明日に迫りました!

 

今回の目玉新企画として採用しました「仙台地図さんぽ」を

利用しての昔(元禄4~5年頃)と現代の地図を見比べるというのを

明日に備えてあらためてじっくりと読んでいたのですが、

 

これが、なかなか面白い!(^○^)

 

ふだん地図なんてじっくりと眺めることなんて皆無に等しいんだけど、

330年以上前と今を比較して見ると、いろんな驚きや発見があるのです。

 

まず、気付いたのがお寺なんかは明治時代の廃仏毀釈が影響して廃寺に

なっていなければ、ほぼほぼ昔のまんま同じ位置に存在している。

 

それと、仙台の町並みって、昭和20年7月10日の仙台空襲を受ける前までは

伊達政宗が仙台に街を築いた時からほとんど変わっていないんだなあ~ということが

とってもよく分かるのです。(^○^)

 

敗戦後の復興事業で拡張されて新しく出来た、定禅寺通り(定禅寺ってお寺が

実際にあったのです)と青葉通り(これはネーミングを募集したのね)なんかは

あるけれど、その町並みは今でも十分に残っていて、

実際に古地図と対比してみると、

 

「はい、はいこっちの地図のこの通りが今のここに当たるのね~。」とか、

「へえ~、昔はここに〇〇の屋敷があったんだね~。」

なあんていう独り言が思わず出てしまっていたりする。(>_<)

 

物事って不思議なもので、そんなことを知らなければ、気にも留めずに

そのまま人生の1ページがただめくられていくのに、それが、あるきっかけで

今までとは違ったものの見方を覚えることによって、あらたな面白みが加わるというのは

大変ありがたいことであり、貴重な財産だと私は思います。

(ドラクエで新しい呪文を覚えたときのような瞬間とでも、言いましょうか。)

 

そういう意味では、「仙台地図さんぽ」の存在を教えてくれた風の時編集部の佐藤さんや

解説の木村浩二さんには感謝・感激・雨・嵐(持ち歌)です。

 

興味のある方は、¥2,000ですけど飼ってみる価値ありです。

 

そんなこんなで、地図対比ネタを披露するのは今回が初めてなのですが、

明日、参加して頂いた皆さんに、その面白さを共感して頂けたら、

私にとっては、それが何よりの報酬です。!(^^)!

 

さて、明日は天気・花粉・体調全てが良くなるような

とびきりの呪文を唱えましょうかね。