今年に入って、宮城県とっての真新しいニュースとして、こんなのがありましたね。
「宮城県が1月23日、県産米の新品種「東北210号」の名称を「だて正夢」にすると発表した。」
そう、「だて正夢」だ。これって、もう露骨に「伊達政宗」とおやじが好きなダジャレの
コラボみたいなものである。
ただ、これだけではない。
NHKの夕方のニュースの番組タイトルは「てれまさむね」だし、
「伊達武将隊」に「伊達な牛たん」 地下鉄東西線の正面には政宗様の兜がデザインされて
いるし、「むすび丸」だって政宗様の兜をかぶっているし、とにかくありとあらゆるものが
伊達政宗のお世話になっている。
まあ、今をさかのぼること400年前。何にもなかった仙台(当時は千代)に
強制的に城下町を造って、現在の繁栄に至っていることを考えれば
これまでに、これほどのスーパースターはこの街に生まれていないというこも事実。
(まあ、伊達政宗は山形県の米沢の出身ですけどね、、。)
でも、どうだろう。そろそろ、この仙台=伊達政宗という公式も一皮むけてもいい時期
なのではないだろうか?
どうしても、二言目には伊達政宗ブランドをに頼ってしまうけれど、
裏を返せば、それだけ「伊達政宗」に代わるブランド力のあるものが「ない」ということを
証明していることになる。
かつて、新日本プロレスは創始者である「アントニオ猪木」が絶対の「神」だった。
金曜夜8時に全国放送されていた時期は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
しかし、時代は流れ、新日本プロレスも総合格闘技ブームのあおりを喰らって
低迷した時期があった。テレビ枠は深夜の30分枠へと追いやられ、
日本国民の興味関心はどんどんとプロレスから離れて行った。
でも、そこで新日本プロレスが何をしたのかというと、棚橋弘至を中心とした世代による
「脱アントニオ猪木」だった。アントニオ猪木と決別し、今までの新日色から
自分たちの目指すプロレスの色に染めていったとでもいうのでしょうか。
そうして、現在の新日本プロレスの隆盛があるように思うわけです。
(プロレス総選挙はWBCで割を喰ってしまい、残念でしたが、、、。)
仙台という街は、創造することよりもアイデアやコラボで勝負する派。
だから、そうそう「脱 政宗!」っていうわけにはいかないけれど、
何かそうした視点で考えるとこも、これ必要かもしれないと、私は思う
今日この頃です。
あーそうそう、実は今、仙台の女子プロレス団体
「仙台ガールズプロレスリング」がかなり、アツいんですよ!」
東京やほかの地方で興行を行ってもけっこうお客さんが入っているようで。
2か月に1回は仙台でも興行があるので、良かったら観に行ってみてね~。!(^^)!
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