「いやあー映画ってホントいいもんですね!」(^○^)という言葉は
すでに亡くなられた水野晴郎さんの名ゼリフですが、
もう、今日はその言葉を発せずにはいられない映画を観てきましたよ~!(^○^)
「ハドソン川の奇跡」これは実話に基づく映画であります。
覚えている方も多いと思いますが、2009年1月15日に乗客155名を乗せた飛行機が
バードストライク(鳥の群れがエンジンに突っ込んじゃう現象)で両側のエンジンが
損傷し、絶体絶命のピンチに陥った。
その時、操縦士のサレンバーガー機長とジェフリー副操縦士の機転を利かせた
対応でハドソン川に不時着水して、奇跡的に乗客全員が助かったという事故が
ありました。(これをハドソン川の奇跡と呼ばれている。)
この実話をもとに、私の崇拝する「クリント・イーストウッド」が監督した作品なのです。
率直な感想から申し上げますと、「いやあ~いい映画だった~。」
そして、ずいぶんと「泣かされちゃいました。」
映画を観ていて凄い!って思ったのが、ハドソン川に不時着水するまでの
操縦士と副操縦士のやりとりと行動が、とにかく焦っていない!
えっ、だってあんだけ高いお空の上で、飛行機のエンジンが停止しちゃったわけですよ。
まあ、私は飛行機の事に関しては素人なので、そういう時にどんな奥の手があるのか?
は存じ上げませんが、普通に考えたらその時点でアウト~!でしょう。
あ~終わったよ、私の人生。ってな感じになりそうなのに、、、。(>_<)
こういうところは、見習いたいよね~。私なんかちょっとしたトラブルでもすぐに
態度に表れてしまうところが、まだまだ小者だなあ~。
なんとか無事に不時着水したところまでは良かったんだけど、飛行機内には
当然のごとく大量の川の水が、、、。
(当時、気温は氷点下6℃に水温2℃これだけでも超寒かったのね)
その時、周辺のフェリーやら観光船やらヘリコプターがいっせいに救助に来てくれた。
実は、1時間後にこの飛行機はハドソン川に沈んでしまうんだけど、
まさに間一髪としか言いようのない救助劇だったようです。
もう、このシーンで何度も胸に込み上げてきて、涙、涙、涙。
でも、このヒーロー二人に疑惑のまなざしが向けられる。
そう、エンジンが止まっちゃった時に、空港に引き返せたじゃん的な蒸し返しが、、、。
(いやだね~、でも事故の解明過程ではつきものの話なのかな。)
それ以外にもいろんな出来事やら葛藤やらがあるんだけど、最終的には
良い結末で終わりましたね。(ネタバレになるのでこれ以上は伏せときます。)
もし、ご覧になっていない方がいたら、ぜひとも
「ハドソン川の奇跡」を観て頂きたい!(もうすぐ終わりそうですよ~)
そして、「いやあー映画ってホントいいもんですね!」(^○^)と
心から映画の良さを感じて、このセリフを発して欲しいものです。
では、「さいなら さいなら さいな~ら」by淀川長治