そもそも「八幡様」ってどういうものなんだろう? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

9/25(日)に開催しました「仙台歴史探訪会in亀岡八幡宮」。http://ameblo.jp/scotch0711/entry-12203519306.html

 

ここには説明してくれるガイドがいないので私すこっちが気合を入れて

勉強して、なんとかガイドを務めあげたわけですが、

亀岡八幡宮を調べていたら、これが、けっこういい勉強になるんです。(^○^)

 

そもそも「八幡宮」、「八幡様」、「八幡大菩薩」ってなんなんだろうという疑問!

実は、〇〇稲荷ついで〇〇八幡神社や〇〇八幡宮は多い。(全国に4万社あるそうです。)

 

日本の三大八幡宮と言えば、本家本元が大分にある宇佐神宮(昔は宇佐八幡と言った)

そして、京都にある石清水八幡宮、そして源氏の守り神である鎌倉の鶴岡八幡宮。

 

なんでも、八幡は「やはた」と読む。

 

「八」と言う字は、八百万(やおよろず)の神とか「嘘八百」など数が多いという意味を

表す。「幡」は=「旗」を意味します。

 

つまり「八幡」というのは、「多くの旗」という意味。

 

九州の宇佐地方には旗を高々と立てて、神様のお出ましの目印となるような風習を

伝統としていた種族が住んでいたそうです。

 

そのルーツとご祭神と言われる天皇家の神功皇后と息子の応神天皇とが結びついて

「八幡信仰」となっていったようです。(この二人について調べても面白い)

 

他にも八幡は大陸から伝わったユダヤ教の神ヤーヴェが「八幡」になったとか

諸説いろいろとあるようです。

 

でも、八幡様が日本全国にメジャーとなるきっかけと言えば、

 

①宇佐地方は銅の産地で、奈良の大仏に使われた銅をせっせと奉納した。

 

②天応元年(781)朝廷から八幡大菩薩の神号を賜った。

 

③八幡宮がせっせと勧請(御霊分け)を行い、八幡神社が広まった。

 

④源八幡太郎義家を始めとした、源氏によるキャンペーンの成果。

 

いずれにしても、コツコツ君として頑張ってきた「八幡神」に追い風が吹いて

これだけの勢力になったということなのかな。

 

皆さんもお参りをする気持ちを忘れずに。「ジャラ ジャラ パン パン」してますか?