人間誰しも老いる。私も、そしてあなたも。
だけど、その積み重ねていく年輪はひとそれぞれ。
昨今はデジタル社会。一億総IT化とでも言うべきかスマホも一人1台の
時代になりつつあり、1日の時間の大半をそれに費やす人のなんと多いことか。
そんな時だから、私の独断と偏見ですが、30歳を過ぎアラフォーの
世代になったら、意識的に文化的趣味・趣向を持ちたいものです。
音楽だったら、クラシック・民謡・雅楽・謡・詩吟などに触れるのもいいでしょう。
お芝居・歌舞伎・能・ミュージカルにオペラなどもいいかもしれません。
美術館や博物館巡りもいいでしょうし、歴史的名跡を巡ってもいいんです。
身近なところで言えば、映画鑑賞・落語・読書でも十分です。(^○^)
あれ、ひょっとして「そいういうのは定年でリタイヤしてからゆっくり考えるよ!」
という方はいませんか?
そんな考え方は、いいとこ20代ぐらいの発想です。
私たちは不思議と年齢がイってしまっていても、いつまでも若いつもりでいるものです。
それでいて、そうした蓄積をするべき時期に怠り、年だけを重ねてしまう。
イコール「つまらないおっさん・おばさん」の出来上がりです。(-_-;)
そうならないためにも、ある程度の年齢になったら、
・ベートーベンとモーツァルトの聞き分けぐらい出来る大人でありたい。
・シェークスピアの世界三大悲劇やオペラについてなんとなく知っておきたい。
・昔の有名な映画の話にもある程度ついていけるようでありたい。
・ことわざやうんちく話がさりげなく出来るような大人でありたい。
・地元の歴史についてある程度の知識は持っていたい。
・神社・仏閣のたたずまいに、心安らぐ大人でありたい。
・お酒の銘柄やうんちくをさりげなく語れる大人でありたい。
などなど、年齢相応のステータスを持ち合わせていないよりは、
持っているに越したことはないはずです。
ただし、ローマは一日にしてならず、と言う言葉があるように趣味・趣向というのも
実は徐々に育てて、レベルアップしていくもの。
そうして、文化的趣味・趣向に触れるようになっていくと、不思議と今まで気づかなかった
ことや見えなかったことが見えてくるようになるのです。
ズバリ、「見る」だけだったのが、「観る」に変わるのです。
そして、思考が熟成するようになるのです。
(これは、ウィスキーと一緒ですね!)
今からでも遅くはありませんし、若い方には早すぎるということもありません。
あなたの「心のウィスキー」、一緒に熟成しませんか? !(^^)!