片倉小十郎景綱と政宗、その厚い絆 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

伊達政宗の名参謀と言えば、「片倉小十郎景綱」と「伊達成実」。

 

まあ、将棋で言う「飛車」と「角」みたいな存在だね。

 

その片倉小十郎と言うと、19歳の時、10歳年下の政宗の傅役(もりやく)に

抜擢されて頭角をあらわしていく。(家柄としての身分は高くなかった)

 

幼少の政宗の右目の腫物をいきなり外科手術したとか、いろいろな逸話が

残されていますが、まあ、絆はハンパないくらい強固なものがあった。

 

そんな彼の有名な逸話にあまりにも有能だったので、時の天下人である

秀吉に「今の10倍の給料をやるから、うちに来ない?」と、

ヘッドハンティングをかまされる。(大河ドラマにもこのシーンは出てきますね)

 

でも、彼は当然その話に乗ることはなかった。(>_<)

 

まあ、秀吉は男も女も他人の優秀な人材を略奪する達人ですから、、、。

(石田三成も実は、自分の彼女を秀吉に奪われている)

 

伊達政宗と片倉小十郎景綱の絆の深さがうかがえる話として次のような

話があります。

 

片倉小十郎が亡くなった時、政宗は三日三晩誰とも会わず、食事もとらなかった。

 

享年59歳だから、その時は政宗が49歳くらいでしょうか。

さぞ、深い悲しみだったのでしょうね。

 

仙台城のガイドをしている私が言うのもなんですが、彼の残した「白石城」は

白石市と白石市民のご尽力により、宮城県では唯一のお城としての姿を

今にとどめている素晴らしい、最後の砦です。

 

行ったことのない方は、おススメですよ。!(^^)!