①「〇〇さんってカッコいいですね。」
②「〇〇さんってカッコいいですよねって、私の友達が言ってましたよ。」
発言者はいずれも女性として、あなたは①と②のどちらの発言に
心をくすぐられたでしょうか?
この場合、①だと褒めるという行動が直接〇〇さんに向けられています。
これだと、「御世辞を言ってるのか?」とか「下心があるんじゃないの?」
という先入観を持たれてしまいます。
それに対して②だと、そんなことを考える必要がありません。
つまり、言われた方は客観的な事実のように感じるのです。
さらに、その言葉を「いやいやそんなことないよ。」と否定したくても、
②の場合はそこに彼女の友達はいませんよね。
このように、言葉を直接相手に伝えずに、間接的に伝えることで
受け入れやすくする方法を「友達のジョンが言ってたよ。」という例えから、
「友達のジョン話法」(マイ・フレンド・ジョン・テクニック)と呼ぶのだそうです。
これを応用して、自分が相手に伝えたい内容を第三者の発言としたり、
新聞に載っていた、テレビの番組でこういう話をしていたとして使えば、
あなたが話すだけよりも、より信憑性がアップするわけです。
相手をほめるには、直接ではなく、間接的に。
「って、〇〇さんが言ってたよ。」押さえておきたい鉄板フレーズですね。!(^^)!