それまでの居城岩出山城から仙台城へ城を移すことを決めた政宗。
でも、仙台城は当時あった「千代城」という国分氏の城をリフォームする
わけなんだけど、それなりにお金も掛かるが、労働力も必要。
政宗は慶長6年(1601年)2月1日から5月5日までの間に、以前の岩出山から
仙台に武士と庶民を強制的に移住させました。
(伊達家はこれをよくやります、米沢から岩出山にも移住させました。)
さらに、仙台城の築城に際して15歳以上75歳までの男子が
戸毎に1人ずつ午前6時~午後6時まで連日労役に服さなければ
ならなかったそうです。
その報酬は、1日 七合五勺(約1キロ)のコメが支給されたそうです。
慶長6年(1601)の1月11日から工事が始まって、5月18日には
城内、城下とも一応の完成をみるにいたりました。(早いね~)
まあ、本丸大広間が完成したのは慶長15年(1610)のことでした。
そういうことを噛みしめながら、仙台城を歩くとまた違った味わいが、、、。