仙台味噌とすずめ踊りって実は、、、。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

いつのまにか名物、若しくは歴史上の人物とのつながりが

当然のような逸話が実は、そうではなかったりすることがよくあります。

 

仙台味噌と言えば、日本三大味噌と言われています。

(あと2つは確か、信州味噌と八丁味噌)

 

ふつーに考えますと、

 

・伊達政宗も食通だったからね。

・仙台藩の味噌作りが秀逸だったんでしょう。

・まあ、宮城は何でも美味しいから、当然だよね。

 

なあーんて思いますよね。

 

しかーし、この「仙台味噌」もともとは仙台藩でも江戸に詰めていた

品川の下屋敷で作られていた味噌が江戸で評判になり、ブレイク!

 

つまり、「仙台味噌」は江戸→仙台への逆輸入って分けなんです。

 

また、「仙台すずめ踊り」は今や仙台の踊りとして知名度が定着しました。

 

こちらについても仙台城完成の祝いの席で、泉州堺から仙台に来ていた

石工衆が、政宗の前で即興で披露した踊りが始まりという逸話が

一般的に語られています。

 

しかーし、こちらも実は仙台の石切町に住む石工衆に伝わる「はねこ踊り」が

一時中断していたのが、昭和36年に復活した際に「すずめ踊り」の

名が付けられ、踊りの由来もその頃から語られるようになったということのようです。

 

う~ん、世の中って知れば知るほど奥が深いものですね。m(__)m