どちらが先か | 胸に睡蓮

胸に睡蓮

なかなか悟りを開けない。
たいへんたいへんと言いながら生きてます。

朝から重ための結論。

何歳になったらいくら年金がもらえるというのがあてにならないのなら、それまで切り詰めた生活するのも馬鹿馬鹿しいんですが、いずれにせよ今のうちに、自分の欲をある程度捨てておくに越したことはないんですよね。

私は独り身なので自分だけの話ですが、養わなきゃいけない存在があれば尚更そうでしょう。
バブル期までの豊かさを経験した壮年(子なし)が「あの頃はよかった、もう一度あんな思いをしたい」と言っているのを見ると、なんというのでしょう潔くないといいますか、正直埋めたくなります(失礼)。
人々の購買欲をそそり、その分働かせて経済潤そうとする社会のやり方はもう時代遅れかと。

私の住む都市も再開発とやらで商業施設がやたらと増えてますが、家賃が高くてテナントが撤退していくという現状のようです。
元々オリンピックの経済効果をあてにした再開発ですが、そういうことにお金を投入するより国費で老人ホームを増やしてほしい。
介護士の数を増やして彼らへの待遇も良くしてほしい。
こういったことは経済がどうなろうと必要なことですから。

日本のいいところは保険制度だと思ってます。
そこを徹底してほしい。
「自分に何かあっても国が何とかしてくれる」という安心感があってこそ、国民は心置きなく働けるってもんです。
それまでにだいぶかかるでしょうし私の案が採択されるとも限らないので、とりあえず私は、もう要らない欲は捨てていくことにします。