河口湖大橋からの富士山

[河口湖から見た富士山]

 

(2024年06月16日記録)

 

みなさん、こんばんは。
わたしは、アシュタール第一部隊隊長のスコルピーニです。

ついに、関東地方あたりまで梅雨に入ったそうですね。その後は、今年もかなり暑い夏が待っているようですので、健康には十分ご注意ください。

わたしは、人間界でおいしい飲み物を見つけました。熱中症になる前に持ち歩いて、こまめに水分補給をするのにふさわしいものです。「ソルティライチ」という飲み物です。ソルティライチの詳細は、こちらを参照してください。わたしは、美味しいのですっかり気に入ってしまいました。

わたしは、Ken から麦茶という飲み物を教わりましたので、そちらも飲んでみましたが、非常に美味しかったです。これは、前日の夜にティーバックのようなものを専用の容器にいれて、冷蔵庫で冷やすだけという簡単な飲み物です。なかなか魅力的な味なので、いろいろな会社の麦茶を買ってきては飲んで、何れが一番自分の好きな味かどうかを調べているところです。

 

さて、今回は、日本の神様にインタビューしてきた話になります。

 

神様の中には、敢えて名前を最初から名乗らない方がとても多くいらっしゃいました。一応、最終的には、神様のお名前を確認させていただいてはいるのですが、聖なる存在というものは「私は○○神である」というように、堂々と名乗ってこないというセオリー通りでした。

どのようにお伺いし、お名前などを確認しているかなどは、私の企業秘密とさせていただきますが、「聖なる存在」であることを、まず最初に必ず確認しておくことは非常に大事です。これはいかなる時も、「宇宙の法則」の一つとして、忘れないでいて下さい。

 

そして、この法則が、「ネガティブな存在」にも応用が可能ですので、相手がネガティブな存在だとあなたに分かれば、相手はその場から立ち去らなければならないという宇宙の法則に従い、いなくなりますので、ご安心ください。

 

そして、あらためて、その場にいるスピリットに「聖なる存在」かどうかを確認してください。

 

出羽三山神社 境内

[出羽三山神社 境内]

 

さて、今回は、羽黒派古修験道の本場である出羽三山を訪れました。修験道とは、自然信仰に仏教や密教が混じり生まれた日本独特の山岳信仰です。明治以降、羽黒山は稲倉魂命、月山は月読命、湯殿山は大山津見神、大国主命、少彦名命の三神を祀る場所に今現在はなっています。

 

そして、参拝の順番は、羽黒神社(現世)→月山神社(死) →湯殿山神社(来世)の順番で参拝するのだそうです。

 

わたしは、そもそも人間ではありませんし、人間とは異なる存在ですから、それぞれの神社の本宮まで赴き、皆様にご挨拶をさせていただきました。

本来ですと、湯殿山神社本宮は、6月1日から11月3日まで、月山神社本宮(注:月山山頂にあります)は、7月1日から9月15日まで、月山中之宮(注:月山中腹にあります)は、7月1日から9月23日までが開山している期間になっているそうですので、皆さんはその時期に訪れてくださいね。

 

詳細は、出羽三山神社の公式ホームページをご覧ください。随時、お知らせなどが更新されますので、実際に山に行く前に、必ず確認してください。なんらかの都合で早く山をしめてしまう場合もあるからです。

 

修験道といういのは、先程も申し上げました通り、神仏習合の権現を祀る山岳信仰です。しかしながら、明治以降に、先程申し上げましたように、祀られる神様に変化がありました。

 

出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山の総称です。出羽三山は、祖霊の鎮まる『精霊のお山』、人々の生業を司る「山の神」、「田の神」、「海の神」の宿る『神々の峰』という存在であり、神聖な場所です。山のしきたりに必ず従ってください。皆の聖なる信仰の場でもありますから、物見遊山でいかないようにしてください。

特に、だいじなことがありまして、湯殿山はそこで見たことや聞いたことを他者に話しては行けないと言われていますので、ご注意下さい。「語るなかれ」、「聞くなかれ」というそうです。こちらも忘れないでおいてください。

 

さて、人間界のお約束はこのあたりにとどめておきますが、「山岳の神様というのが日本で最も強い」という話をわたくしは何かで耳にしたので、あちこちの神様にインタビューしてきました。


結論から申し上げますと、太陽の神様、海の神様、川の神様など日本の神様は、八百万の神というほど多くおられますし、日本の神様にしかできない「分け御霊(わけみたま)」ができます。そして、どの神様も、修行中の方を除いては、皆同じように偉大な神としての力をお持ちです。ただ、得意ジャンルが違うだけです。

 

ですので、山岳の神様が一番強いというのに、わたしは疑問を覚えました。要するに、高天原の主である日本の最高神・天照大御神のいらっしゃるところに近いからなのだろうか、と考えました。というわけで、羽黒波古修験道の出羽三山を訪れたわけです。

 

わたしは、羽黒山、月山、湯殿山を見て、山全体が聖なる場所であり、御神域であると理解しました。いわゆる霊峰、あるいは霊山というべきなのでしょう。神々しさがある、としか言いようがありません。わたくしは、その場に立っていることで、麓ですらもこんなにすごいのですから、頂上にある本宮はさぞ素晴らしいところだろうと想像しました。そして、湯殿山の大山津見神(オオヤマツミノカミ)に招かれたので、普通の参拝の順序とは違いますが、最初に湯殿山を訪れることにいたしました。

 

湯殿山

[湯殿山]

 

大山津見神は、いわゆる山の神様です。奥様は、鹿屋野比売神(カヤノヒメノカミ)です。お嬢様は、石長比売(イワナガヒメ)と木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)です。古事記の例の話と結びついた方も多いと思います。何かは申し上げませんが、ご存じない方は是非、古事記をお読み下さい。今は、姉妹は仲良いそうですから、安心いたしました。長い時の流れがそうさせたのかもしれませんし、何かもっと深い理由があるのかもしれませんが、聞くのは野暮というものですから、お尋ねいたしませんでした。

 

そして、「山岳系の神様は一番強いという噂を耳にしましたが、それはなぜですか?」と、大山津見神様に質問しました。大山津見神様は、にこりとお笑いになり、

 

「それは、その話を聞いた人との相性でしょう。」

 

とおっしゃいました。

 

「たとえば、登山が大好きな人間だったら、わたしを始めとする山の神は嬉しく思うし、山のマナーを守っているのが分かれば、もっと嬉しくなる。そして、加護を与えることはあるよ。たとえば、安全に下山できるようにという小さなもの。だが、人の命はたったひとつしかないのだから、安全に帰って欲しいというのが、わたしたち山の神の気持ちです。おそらく、海の神たちの気持ちも同じでしょう。夏に海水浴で大勢の人たちが海に来てくれる。そして、海の神が一番願っていることは、遊びに来た人間が溺れたりしないよう安全に帰って欲しいということ、これがまず一番ですね。あとは、海のマナーを守って欲しいというのも2番目になりますが、ボランティアなどで定期的に浜辺を掃除したり、海洋生物を助けたりしている人々に、より深い気持ちを抱かれるのではないかと思います。」

 

とおっしゃりました。

 

次に、石長比売様が教えてくださったのは、

 

「雨の日でも、また途中で雨になっても大丈夫なように、登山靴を必ず履いて欲しい。」

 

というものでした。

 

「山は気候が変わりやすく、とても危ないですから、登山靴でわたしの支配する岩場などをしっかり踏みしめ、無事に帰って欲しい、とそう思っています。また、登山している最中に、引き返すという判断をするのも、ありだと思いますよ。わたしたちが悲しいのは、人の子が亡くなることですから。」

 

そうおっしゃいました。なるほど、奥深い神のご意志があるのだな、と私は感じました。そして、お礼を申し上げたところ、

 

「次は、月山に行くとよい。」

 

と言われました。

 

月山

[月山]

 

月山の神は、夜之食国(ヨルノオスクニ)を治める月読命(ツクヨミノミコト)です。わたくしは、月読命とは、こうしてインタビューをするという形でお会いするのは初めてですし、夜、人の振りをして何かを調査しているときに優しく守ってくださるという感じは受け取っています。ですので、直接、月読命にお目に掛かるというのは初めてなのです。

 

人間で言うところの、神社に正式参拝するというような気持ちでしょうか。そして、いままで穏やかにされていた鹿屋野比売神様にはこう言われました。

 

「あまりお顔を見ないほうがいいです。理由は、会えばすぐに分かりますから、楽しみにしておいてください。」

 

わたしは、非常に謎めいた不思議な気持ちで、月山神社本宮を訪れました。そのときの天気のことは、よく覚えています。もうすぐ晴れそうな感じでありながら、雨が降っていました。

 

そして、

 

「ようこそ月山へ、これは歓迎の雨です。もうすぐ止むでしょう。」

 

と、世にも涼やかな、美しい男性の声が聞こえました。

 

その方が姿を現したとき、月読命だとすぐに分かりました。

 

この方は、三貴子のひとりで、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の弟であり、建速須佐之男命(タケハヤスサノウノミコト)の兄にあたる神で、世界でもとても珍しい、男性の月の神様です。

三貴子は英語流に言えば、Noble Three Children ということになります。いわゆる、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、例の桃投げの神様ですが、その方が身を清めたときに、最後に授かった三柱のことを三貴子といいます。

 

でも、威圧感もなく、ただただ優しい感じで、安心できるような雰囲気の方でした。
 

そして、そのあと、月読命とお話をすることになったので、

 

「もう顔を上げてよいですよ。大変丁寧な作法でした。」

 

と言われて顔を上げたとき、鹿屋野比売神様の言わんとすることが良く分かりました。男のわたしでもびっくりするほど、端整であり、秀麗なお顔の方でした。たぶん、日本の神様の中では、こういうと俗な言い方になるのですが、最も美男子と言えるでしょう。これは、さぞおもてになるだろう、と想像いたしました。

 

ただ、わたしは男性ですから、女性のように目がハートにはなりませんでしたが、わたくしが女性でしたら、「なんて素敵なの!」と思ってしまったかもしれません。

 

さて、この話はここまでとして、自らお作りになったという和三盆のお菓子をいただきながら、インタビューに入りました。

 

「夜之食国というのは、そもそもなんでしょうか?」というところから始まったのですが、簡潔に言えば、日本の月の神様である月読命の支配領域と言えばいいでしょうか、もっと簡単に言えば、夜そのもの、ということができます。

 

そして、「山岳系の神様が一番強い……」という話をいたしました。まず、最初に月読命がおっしゃったのは、

 

「それは、誤解である、ということ。敢えて言うならば、苦労して山頂まで登り、本宮に来て参拝をなさるということから考えると、人の子の感じる大変さと、登り切った達成感、そういったいわゆるハイな状態で、山の神々と出会うからじゃないでしょうか。」

 

というお答えでした。

 

「もちろん、その人個人の相性もあるでしょうから、相性の良い方は、自分の相性の良い山に登ったのかもしれません。」

 

そう言って、微笑されました。

 

本当に温和な方だなという思いとともに、この微笑みは、とても危険なものでした。ですので、失礼にならないように、視線を少し外し、ありがとうございます、とお礼を言いました。

 

西洋的に言えば、魅了の魔法を無意識に常に放っているというような方です。だから、あまりお姿を現さないのかもしれません。そして、弟神の話をたまたまさせていただいたところ、

 

「やんちゃな弟なのです。」

 

と一言おっしゃり、いままでと違う雰囲気になったのを覚えています。弟を思う、愛に溢れた神様でした。

 

そして、わたしのスタッフやクルーの皆様へ、とお土産をもらい、アシュタールに会ったらこちらを渡してください、と別にお土産をいただきました。神様の力が込められたものですから、とても神聖な感じでした。

 

そして、最後に、

 

「羽黒山の宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)によろしくお伝えください。」

 

とおっしゃられ、

 

「また、お会いしましょう。」

 

と優しいお言葉を掛けていただきました。

 

羽黒山

[羽黒山]

 

そして、わたしは、羽黒山に向かいました。そこにいらっしゃるのは、ウカノミタマという神で、古事記では宇迦之御魂神、日本書記では倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)です。

 

宇迦之御魂神は、簡単に言えば、稲の神であり、穀物や食物などの神様です。日本の各地に「○○稲荷」という所があると思いますが、そこで祀られている神です。ひとつ、この神様には謎がありまして、古事記と日本書記では、お名前が出てくるだけで、他は謎の神様です。食物に関連する神と考えられ、中世頃に稲荷神と習合して以降、いろいろ御神徳や性格などが付けられ、広く信仰を集めています。

 

また、古事記と日本書記では系譜が違うので、やはり謎めいた神様です。性別についても記述がないので、どういう神様なのかはよく分かりません。古くから女神とされてきたというお話もあります。

 

また、ご存じの方もあるかもしれませんが、根拠は全く分からないのですが、一度稲荷神を信仰した場合、途中で投げ出したり、他の信仰に移ると、祟るという噂があります。これは、おそらく、眷属(神様の使者あるいはお遣い)であるキツネが関係しているのかもしれません。

 

このあたりのことを調べていると、いろいろな説があるので、わたしの研究のひとつに加えました。また、実際に祟ったことがあったのかは、よく分かりません。

 

そういった謎めいた神様ですので、やや緊張しながらお伺いしに行ったのですが、言葉が少なめな、わりと寡黙といってもいい感じの神様で、にこにことしていらっしゃいました。

 

わたしからの見た目では、穏やかな男性に映りましたが、他の人にとっては、女性に見えるのかもしれません。

 

宇迦之御魂神は、まず、

 

「遠いところを、よくいらっしゃいました。」

 

とわたしをねぎらってくださいました。

 

「そして、どんなことが聞きたいのですか?」

 

と穏やかにお尋ねになりました。やはり他の二柱の神と同じで、相性なのではないか、とおっしゃいました。

 

「おそらく、そのお話の元になった御方が、山岳系の神様と相性が良いか、子供の頃から山の方に住んでいて、ご縁があったのでしょう。だから、よかれと思って、そう発言なさったのではないでしょうか。」

 

と、にこにこしておっしゃいました。

 

その後は、とても美味しいご飯をいただきました。

 

「神饌を、わたくしが炊いたものです。」

 

と、宇迦之御魂神はおっしゃい、何がおかずだったかは秘密ですが、とても美味しくいただくことができました。

 

そして、帰り道まで自ら見送ってくださったのですが、

 

「秋の新米の頃になったら、またごちそうをするから、遊びに来てください。」

 

そう言って、手を振り、お見送りいただきました。もちろん、クルーのみんなにも、アシュタールにも、お米をいただきました。「炊いて食べるように」とのことでした。

 

これで、今回のインタビューは終わりなのですが、神々の話を総合して考えると、個人の相性というものが大事で、どの神も得意分野があり、特にこれが苦手という分野はないということでした。要は、相性と自分の崇敬する神への信仰心なのでしょう。

 

もし、自分が困ったと思ったときに、なぜかいつも同じ神様が浮かぶという方は、その方が守護していらっしゃるのかもしれませんね。あるいは、あなたをいま助けている神様か、あなたの産土神(うぶすながみ)かもしれません。

 

誰に祈ったらよいのだろう、と悩むときは、みなさまは、知っているならば自分の産土神、そして、現在居住しているところの氏神様、にお願いすると良い、と神々はおっしゃっていました。そしていつも同じ神様が浮かぶ方はその神様にもお願いすると良いと教えて下さいました。

 

さらに、お困りの場合は、神宮(伊勢)に行くのが良い、とおっしゃられていました。遠い場合などは、お近くのにある神社で、天照大御神が主神として祀られているところでも良いそうです。

 

このお話が、みなさんの参考になるとよいのですが。

 

では、次のサンデーナイトにお会いしましょう。
 

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