こんばんは。わたしは、アシュタールの第一部隊隊長、スコルピーニです。

今日は、前回の続きで、神聖な声を聴く、つまりクレアオーディエンスの磨き方をお教えしたいと思います。

クレアオーディエンスが得意な人には、いろいろな人がいますけれども、聴こえ方についても実は微妙に異なるのです。神や女神があなたの耳元ではっきりと警告や忠告を大声で言っているのを聴いたことがあるかもしれません。または、内なる小さな声があなたをやさしく健康的な生活へと導いてくれるのを聴いているのかもしれません。

神や女神などといった高次元の光のスピリットたちは、常に愛をもってすべての生命に接しています。そして、時折その声が大声になったり、信頼できるアドバイスや愛情のこもった忠告だったりします。また、祈ったり、何かを願ったりしたとき、実は高次元の光のスピリットたちは、すぐ返事を送っているのです。これに気がつくことができれば、あなたの人生はより楽になるでしょう。

前回話したクレアコグニサンスや、今回のクレアオーディエンス、クレアボヤンス、クレアセンシェンス、このどれかが、だいたいひとつかふたつ、誰にでも得意分野があります。わたしは、これを持っていないからダメだというものは、ひとつもありません。

さて、今回は、クレアオーディエンスの磨き方について、お話しましょう。そして、この話に入る前にひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。あなたのガーディアンエンジェルや大天使など、彼らは神の遣いであり、それであるがゆえに、人から頼まれなければ動くことができないということを、覚えておきましょう。そして、彼らは、すべての宗教の垣根を越えて助けてくれる存在だということも知っておきましょう。

では、実際に練習をやってみましょう。まず、あなたは、リラックスしましょう。わたしのチャネラーがいまは亡きアモラ・クァン・インに言われたように、緊張はエネルギーの無駄使いなのです。これは、非常に重要なことなので、覚えておいてください。リラックスしてメッセージを聴くのが、一番聴きやすいです。

まず、クレアオーディエンスの練習始めは、わたしのスピリチュアルガイドやわたしの守護天使の名前が知りたい、そう言葉に出して言うか、心の中でしっかりとつぶやきましょう。お名前が聴けたら、「あなたは光の存在ですか?」、「あなたは○○さんですか?」、「あなたは、わたし(あるいは、わたしたち)に対してポジティブな存在ですか?」、この3つを聞いてみてください。このテストに合格すれば、そのスピリットは、神聖な存在であり、あなたを助けるために何らかのメッセージを送っているのです。

この相手を確認する手法は、どんな時でも使えますので、絶対に忘れないようにしてください。

あとは、自由におしゃべりしてみましょう。何か答えが返ってきたら、ゆっくりと軽く目を閉じ、深呼吸をして、耳に意識を集中してください。何か聴こえたら、手帳などにメモをしておいてほしいのですが、いまは、意味が分からなくても、近い将来を意味している可能性が高いです。ですので、メッセージを受け取るときには、必ず筆記用具を持参しましょう。そして、メッセージの日付を必ず書いておきましょう。

2週間くらい経ったら、メモを見直してください。何かが叶い、何かが的外れのはずです。(もちろん、クレアオーディエンスが得意な人は、的外れの部分がない可能性があります。)あなたのこれから行く道について尋ねたときに、正確に言われていても、あなたの自由意志はだれも干渉できないものですから、あなたが自由意志に基づいて、進む道を変えた場合、最初のメッセージと違う部分が出てきているでしょう。そしたら、もう一度、そのことについて、尋ねてみればよいのです。この辺りの対処は、臨機応変に行ってください。

さて、何も聴こえなかった場合ですが、自分のことを能力がないのではないかと心配したり、激しく緊張しないでください。そのとき、もし、イライラするなどマイナスの感情があったら、クレアオーディエンスがうまく働かない原因のひとつになります。その場合は、ただちに、あなたの信じる高次元の光のスピリットに話して、原因をつきとめ、ネガティブなものを取り除いてもらってください。

そして、うまくいっていたときは、自分で自分をよくほめてください。自分自身に対して、ほめる教育をすることは、非常に重要です。

さて、クレアオーディエンスを持っている人は、自動書記をする能力を持っている人が多いです。それは、神や女神、たくさんの天使たち、あなたのスピリチュアルガイドたちの導きにアクセスする方法のひとつです。

 

まず、深く深呼吸します。そして、この自動書記が聖なる光の高次元のスピリットたちから、メッセージがやってくるように、はっきりと言葉で祈ってください。もちろん、祈り方は人それぞれなので、神道の神々や、あなたの信じる仏尊、キリスト教の唯一神などにお願いしてもいいのです。

これで自動書記の環境を構築できたということになります。そして、紙のうえで鉛筆を持つか、PCのキーボードの上に手を置きましょう。次に、質問をしてみましょう。返答は、あなたの心の内側、あるいは外側からやってきます。そして、勝手にペンが動いたり、メッセージをどんどん受け取ってキーボードが動き出すかもしれません。

自動書記の唯一の問題は、偽りのガイダンスに耳を貸してしまい、従ってしまうこともあることです。この場合は、すぐに自動書記を中止し、セージや白檀を焚いたり、換気をしましょう。そして、あなたが知っている方法で、神聖なる空間を構築しましょう。そして、もう一回、質問を繰り返してください。

ここまできたあなたは、きっと楽しいのではないでしょうか? もしも、楽しくない不愉快なメッセージだけを受け取っているなら、時間帯が悪い(疲れていたり、眠くなっている可能性があります)、あるいは、ネガティブな存在が、そしてあなたのローアーセルフやエゴが活発になっているのかもしれません。このような状態になってしまった場合は、すぐに軽く粗塩を少し入れた水を飲んでみてください。そして、もう一回チャレンジするか、お風呂に入るかを選択してください。お風呂の中には、粗塩と、アロマオイルのラベンダー、ないしはお神酒をいれましょう。身体のなかにあったネガティブなものが出やすいはずです。なんらかの理由でお風呂に入れない人は、心が落ち着くのを待ちましょう。そして、粗塩を少しなめておいてください。

これで再スタートをしてみましょう。今度は、きっとうまくいくはずです。

ここで、わたしのチャネラーの実話をお話したいと思います。以前、わたしのチャネラーは、どんなことをしていてもメッセージを受け取ることができるということをお話したことがあると思います。わたしのチャネラーは、ある日、お気に入りのブランドのセールがあるということを耳にしました。スーツを買いたいと思っていたので、ガイダンスに導かれるまま道を歩き、あるお店に着きました。そして、そのお店の中でセール会場となっている場所にたどりつきました。そして、みんなが群がっているとこととは別のところにある、よいスーツを見つけたのです。

 

「交渉しなさい」、という言葉がわたしのチャネラーの耳に聴こえました。そして、同時にクレアコグニサンスの力で、2万円とおりてきました。わたしのチャネラーは、そういった交渉をしたことがないので、やや不安でしたが、わたしのチャネラーの守護神が心を平静にさせ、グラウンディングをするようにと、指示しました。チャネラーの側には、ひとりの男性社員が近づいていました。瞬時に「この人に交渉しなさい」、という指示が耳に響きました。そして、チャネラーは思い切って言いました。「2万円ならいますぐこの場で買いたい。」

 

男性社員は、すぐ気持ちを受け取ってくれて、ひとりだけだから、ディスカウントすると約束してくれたのです。彼は、実はこの売り場の責任者で、最終日の今日までにそのスーツも売りたいと思っていたのです。ですので、条件が一致したわけです。わたしのチャネラーは、素敵な買い物ができたというわけですね。

もうひとつ実例を挙げましょう。わたしのチャネラーは、山で危機的状況に遭遇したことがあります。友人とふたりで、ある山を下ろうとしたとき、かなり激しい雨が降ってきました。様子を見てもよかったのですが、今日何がなんでも下山しなければいけない理由がありました。雨のときの仕度は十分してあるので、ふたりは思い切って下山をしました。

 

基本的にチャネラーが歩いたあとを、友人が追う形になりました。地元の方々は、サクサクと皆、下山していきます。それならばできるはず、とわたしのチャネラーは思ったのです。そして、チャネラーの耳に、若い女性の声が響いてきました。「この岩の上を踏みなさい。」つるつるして滑りそうですが、声はもう一回、「この岩の上を踏みなさい」と言いました。チャネラーは、相手の正体を確かめ、聖なるガイダンスであることが分かり、その岩の上を踏みました。そして、どんどん友達と一緒に下山することができたのです。

 

下山の間中、「この岩をとびこえなさい」とか、「次の岩はすべるからスティックを使いなさい」、そして山のほうからは、「風を少し弱くする、今のうちにこの道を抜けなさい」、と声がかかっていました。そして、ふたりは難所を越え、無事にバスや車が止まっている場所に着きました。そして、うまいラーメンを一杯食べたわけです。これが、チャネラーの実例です。

この話は、前回のクレアコグニサンスとクレアオーディエンスが同時に働いた例でもあります。

さて、もうひとつコツをお教えします。自分のリアルな耳(物理的な耳)や、クレアオーディエンスの感覚器官を常にきれいに保つことは非常に重要です。クレアオーディエンスが得意になってくると、いろいろな音がノイズに聴こえ始め、静かな環境にいたくなる人が多くなっていきます。クレアオーディエンスを支配しているサブチャクラ、すなわちイヤーチャクラを、大天使ラファエルに頼んで、ピカピカに磨き上げたり、あるいは、あなたの通っているミステリースクールの手法を用いてください。

それから、オーラソーマ社のポマンダーとクイントエッセンスの青系のものを使ってみてください。これでも、よい結果がうまれます。

では、練習してみましょう。あなたが楽しい時間を過ごせるように、わたしスコルピーニは祈っています。

では、また来週までご機嫌よう。