永井優子のブログ

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Cross-sectionのボーカル永井優子が
シンガー・ソングライターとしての日々を綴ります

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関東一の規模を誇る鍾乳洞、不二洞へ行ったぞ~!

群馬県多野郡上野村にある鍾乳洞。

東京から電車とバスを乗り継いで、4時間くらいかかったけど、行ってよかった!

さすが関東一、これはすごい!



全長約2.2km。約40mの縦穴。

壮大さがなかなか写真に撮れず、こちらはネットから拝借したしました。

でもやっぱり実際は、この写真以上に、本当に大きくてダイナミックでした!


ではまずは、スタートから。

路線バスに2時間乗って、やっとここから歩き。

この先のトンネルの手前を、左に2km登っていけば、鍾乳洞入口へ。

スカイブルー!!



お天気がよくて、暖かくて、きもちいい。



着いたぞ、鍾乳洞入口。

え?この鉄扉を開けて入っていくのか?



ええー?!なんだこれは!シェルターか!

自分の声が反射しまくって、怖い!!!

ここを100m以上歩いた先に、もう一つ鉄扉が現れる。

それを開けると、やっと鍾乳洞。


とにかく大きい洞窟!

穴が縦に深い(高い)ので、いきなりらせん階段を148段登ります。

周りはド迫力の鍾乳石。

もうこの迫力を写真で撮る力がないので、撮るのはやめた!

以下は、それなりに雰囲気を写せたやつを載せますね。


天井に開いた大きな穴。地下水の通り道。



この火の柱は約4m。

これくらいの大きさだとクロマニヨン人の時代から成長が開始した計算になるそうです。




ドクロみたいに見える。



五百羅漢。

リアルだよね・・・。これ最初に見つけたら、こわい。





とても複雑な洞内。




つららのような鍾乳石が、シャンデリアみたい。




鍾乳石がいつから成長を始めたかがわかる年表。

これ、とってもわかりやすい。
50cmの鍾乳石で、縄文時代の中期から成長開始したらしい。

2mmの鍾乳石は、平成元年から。


不二洞の向かい側には、高さ90mの吊り橋、スカイブリッジ!



歩いたよ~。揺れる~。下見ると高すぎて変な感じ~。


この日は、不二洞の近くの温泉宿にお泊り。

よく歩いたので、温泉が特別きもちいい!

さあ、いよいよディナータイムだぜい!



山女魚の南蛮漬け、お造り、グラタン、茶碗蒸し、下仁田こんにゃくのおでんなどなど。

さらに・・・。↓



猪豚鍋と、山菜の天ぷら。

猪豚のつくねがジューシーでいいお味~。

しいたけの天ぷらが、すんごい肉厚。


ニジマスのフリット。

写真は小ぶりに写ってしまいましたが、20cmくらいのニジマスでした。

頭から骨までまるごと全部食べられる。

カリッとふわっとして、超美味しかったー!



地酒もしっかりいただいてます!やや辛口。うまい!



出た!上州和牛の鉄板焼き。

ジュウジュウいってました。美味しい~!



お食事をはさんで、デザートのフルーツと、クリーム大福。

これだけのご馳走をいただいた後に、大福とは!!!

でもこのクリーム大福がまたおいしいんです。

味噌とホイップクリームが入っていて、美味!


いや~、どれも美味しかった~!

それにしても、これだけのお料理がどこに入ったのでしょうか、さすがに満腹だよ~。


さあ、おふとん敷いてもらって、もう一回温泉入って、おやすみなさい。


今回の不二洞の旅、いいお正月旅行させていただきました。

不二洞の受付のおばちゃんが、「岩手の龍泉洞は本当にすごかったよ!水がきれいで、素晴らしかった!」と絶賛していた。

やっぱり、龍泉洞は行ってみたいなあ。行くべき鍾乳洞の一つだな!

鍾乳洞めぐりその2、あきる野市にある大岳鍾乳洞へ行ってみた。

こんなに狭い洞窟だとは!!!参りました。

ヘルメットを貸し出しているのも大納得。

足場の悪い洞窟内をほぼ中腰で移動しながらも、リュックやヘルメットをガンガンぶつけました。

洞窟の外はこんなにさわやかなせせらぎなのに・・・。


大岳鍾乳洞は、あきる野市の武蔵五日市駅からバスで約30分、そこから徒歩25分。


武蔵五日市駅。JR五日市線の終点。

ここからバスで、秋川渓谷を横目で見ながら、どんどん山の中へ。



バスを降りたら、林道をさらに登って行きます。



せせらぎが本当にのどかですね。



美しい自然の造形美。



やっと着いた。大竹鍾乳洞の入口。



受付のおばあちゃん。なんと100歳だそうです。

しかも、この大岳鍾乳洞を発見したのは、このおばあちゃんの旦那さんだそうです!

太平洋戦争が終わって、疎開していた人たちが帰っていった後、旦那さんが山の掃除のために歩いていたところ、たまたまこの鍾乳洞を見つけたんだそうです。

おばちゃんは100歳の今も現役でここを切り盛りしており、今までにTVや新聞の取材がたくさん来たそうです。


棚にあるヘルメットを貸してくれて、いざ入洞!

入口、小さい~!!マジ?



私の肩くらいの高さしかありません。かがんで入るも・・・、



さらに狭い~!さらにかがみっぱなし~!

いや、これ、体が太い人は大丈夫なんだろうか。



とにかく通路が狭いので、鍾乳石が間近に迫ってます!


これも目の前に!



ズームして撮ってるわけじゃないですよ。リアルにこの大きさ!



照明が行き届かないくらい、狭くて入り組んでいます。



ここは、すごく小さな水たまりなんです。



ここ、しゃがんで歩いても、リュックが上壁にガンガンぶつかって、リュックが傷だらけになりました。

しかも、板の下は水なので、落ちたらドボンです。



出入り口の通路の大きさが解かるかなと思って、ヘルメットを置いてみました。

どうですか、この小ささ!

いや~、面白かった!

この鍾乳洞は、何万年という悠久の時を感じるというよりも、探検でした。

観光できるのは全長300mですが、本当はさらに奥に700mあるそうです。

しかし立ち入りはできないようにしていると、おばあちゃんが言っていました。

それにしても、これ見つけた旦那さん、よく入ったな~。


この近くにもう一つ、三つ合鍾乳洞(全長100m)もあるのですが、ここは土日くらいしか開けないらしく、予想通り今日は休業してました。

でも、洞入口までの林道を歩いてみたかったので、歩いてみたところ、ものすごい急な坂!

徒歩15分だけど、かなりしんどかった!

冬に一気に汗かきました。



バスで下って、秋川渓谷 瀬音の湯(せおとのゆ)へ。

日帰り温泉です。

アルカリ性の湯で、渓谷を眺めながらの露天風呂、気持ちよかった!



併設の直売所でお土産などを買って、帰りのバスまでの時間、外にある足湯に浸かる。



家に帰ってきて、直売所で買った地元のお蕎麦と刺身こんにゃくと日本酒で夕食。

美味い~!みんなにも喜んでもらえて良かった!

やっぱり水が美味しいんですね、どれも染み渡る!


年明けには、もうちょっと遠出をして、もうちょっと大きい鍾乳洞に行くぞ!


奥多摩にある日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)へ行ってみた!

奥多摩エリアは、その昔、よくハイキングや登山でかなり網羅していたけど、鍾乳洞は初めてだ。

この日原鍾乳洞は、飛騨大鍾乳洞や秋芳洞などと並んで日本の鍾乳洞九選のひとつ。



太古の昔から・・・、というバーチャルな言葉が、鍾乳洞ではリアルに当てはまる。

何万年という想像を越えた時間が、ここには目に見える形であるんだ。

それにしても、このどぎついライトアップが不自然なんだが・・・。

でも、ほとんどのパンフ写真がこのアングルと色合いだったので、一応TOPに紹介しときます。



さて、まずスタート地点は奥多摩駅だ。

よく晴れてよかった!

ここからバスで約35分、山の方へ入って行く。



日原川沿いをバスはぐんぐん登る。



バズを降りたら、鍾乳洞の入口まで数分歩く。

遠~くに男性がひとり、歩いている。

午前中だったせいか、鍾乳洞のお客はこの男性と私の二名のみ。

普通、鍾乳洞に一人で行くか?ってのが、私以外にも一名いらっしゃったみたい。



この階段を降りたところが、券売所。

右奥の小さな入口が、鍾乳洞入口。

すでに怖い雰囲気。



こういう何でもない所が、すごい迫力。


鍾乳洞というのは、雨水と石灰岩で作られる。

雨水は、降ってくる間に大気中の二酸化炭素を吸収し、さらに地中にしみこむ時に腐食した生物が発生する二酸化炭素も吸収する。

そして、雨水は酸性となる。

この酸性の雨水(地下水)が、石灰岩を溶かして、長い歳月をかけて洞穴ができる、それが鍾乳洞。


だから、洞内は至るところから水がずーっと滴り落ちている。

ぴとぴと、ぽたぽた、ぴちぴち、ぽとぽと・・・。

しずくの大演奏会だ。

今もなお、地下水が石灰岩を溶かし続けているんだ。



これぞ鍾乳洞!

したたり落ちる地下水の中に溶けていた石灰分が、少しずつ結晶して、天井から、つららのように垂れ下がっている。

これを鍾乳石と言う。

鍾乳石は、1cm伸びるのに約70年かかるそうだ。

となると、これはもう何万年・・・?



石灰分が床に積もって上に伸びていくのを、石筍(せきじゅん)という。

石筍は1cm積もるのに約130年。

ひえ~。



こんなのもあるぜ。怪しげ~。



これは3cmくらいだったから、これで210年か・・・。



こんなふうに、一滴一滴、永遠に・・・。



水滴が落ちる瞬間っ、撮れた!



洞内の気温は年間11℃、湿度は90%。

壁も階段も、ひたひたと濡れている。

これ、スタッフも誰もいないし、防犯カメラ的なものもほとんどないし、ここで滑って大ケガしたり、具合が悪くなったりして動けなくなったら、どうするのだろう。

絶対に無事で出なきゃ。



したたり落ちる水滴が水面に落ちて、まるで鉄琴のような音色を奏でている。

はぁ~、ここだけは、洞内で唯一ほっとする。

鍾乳洞って、異次元の世界に吸い込まれそうで、なんだか恐ろしい。

お客さんが少なかったせいもあるでしょうけれど・・・。



ふ~う、やっと現世に戻ってきた気分だ。

息がしやすい。


薄暗い、物々しい写真ばかりだったので、山菜うどんでも見て緩和してください(笑)。


日原鍾乳洞、他にも見どころはたくさんありましたが、写真にはその壮大さや雄大さや迫力がなかなか写らないのですよね。

時空というのでしょうか、そういう存在感は、やはり体がとらえているんだと思います。


とにかく、鍾乳洞は異空間でした。

時間の流れがぐにゃ~っと歪んで、それに体が持っていかれそうというか、酔う感じでした。


これからも、いろんな鍾乳洞に行ってみよう!

「Live age Vol.5」@池袋RED-zone

我々Cross-section出演しました~!来てくださった皆さん、ありがとうございます。

本当に暑かった、熱かった!









アンコールいただき、「スポーツマン」でみんな踊りました!

いい汗かいたぞ~。


公式HPでもライブレポートおよび、ライブ動画が見れます。

ぜひチェック!

http://www.cross-section.tokyo/


次回ライブは、

2015.​12.21(mon) ワンマンLIVE @ Moon-Stone

■Open19:00  ■Start 19:30
■2,500円(1ドリンク+おつまみセット付)
■ライブハウス&カフェ Moon-Stone
 新宿区早稲田町74番地 早稲田オアシスビルB1(東西線早稲田駅1番出口徒歩1分)
 http://www.localplace.jp/t100075130/

年内最後のCross-sectionワンマンライブです。

たっぷりとCross-sectionの演奏をお楽しみ下さい!
お待ちしています!
(また踊るよ~。)

ここのところ冷たい雨の日が続いていたけど、11月27日(金)は、久々の秋晴れ。
玉川上水の遊歩道散策へ。



ゆっくり歩くのは何年ぶりだろう。おにぎり持って出発だ。


玉川上水とは、江戸時代に江戸の人口が増え、飲料水が不足したため、多摩川から江戸市中へと水を引くために開削された上水路。

東京都羽村市から四谷大木戸門まで、全長約43kmが、1653年に完成。
羽村から四谷までの標高差がわずか約100メートルしかなく、引水工事は困難を極めたそうです。
あまりの困難さに、忍者の測量技術を使用したとも聞いたことがあります。

さて、その43kmのうち、今日は玉川上水駅からスタートして、三鷹駅へ向けて、歩けるところまで行ってみよう。



玉川上水駅。今日はここからスタート。



線路に沿って玉川上水が流れているので、駅を出ると目の前が玉川上水であり、遊歩道なのだ。



もう、こんな感じ。



本当にどこまでいっても平地。


でも水はしっかり流れている。落ち葉をぐんぐん運んでいる。
四谷へ向けて、ほんの少しずつ、傾斜しているのでしょう。

この辺は、玉川上水の中でも上流の方なので、水がきれい!



20分ほど歩いたでしょうか。こんなところにカフェが。

コーヒー200円、スコーン100円。

休憩するには早すぎるけど、こりゃ行くべしだ!



中へ入っていくと階段が。それを登ると、こんなテラスが広がっている。

どうやら障害者施設の併設カフェ。

施設の方々が働いていました。



ホットコーヒーと手作りスコーン(自家製マロンクリーム入り)。

車椅子で運んでくれました。

青い空と穏やかな風の中で、優しいアメリカンコーヒーとサクサクスコーンに癒されました。



歩き始めると、すぐにまた別のカフェが。



さらに進むと、今度はお蕎麦屋さんが。

実は、玉川上水遊歩道を歩くのは人生で3回目なのですが、こんなにカフェやお蕎麦屋さんまであったかな?

今回は早々におやつを食べてしまったので、また今度歩くときにはこのお蕎麦屋さんに来てみたい。



うっそうと草木が生い茂る。中央あたりにせせらぎがのぞいている。



土が削れて、流されて、木の根っこがむき出しに。

きわどい状態ですね~。

こんな状態のところがたっくさんありました。



小平市まで歩いてきた。

そうそう、ありましたよ。彫刻家の平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)彫刻美術館。

以前来た時に感動したので、今回も絶対に行こうと思っていた所です。

平櫛田中さんは、なんと98歳の時にこの小平市に越して来て、107歳でこの家で永眠された。

創作意欲は亡くなるまで衰えることなく、105歳の時に書かれた「書」が展示されていた。

その筆圧たるや、力強い!

もちろん、彫刻作品は本当に素晴らしい。

人間の生きる一瞬をとらえた彫刻は、今も生きているみたい。

その”瞬間”に対する集中力のものすごさを感じる。

私も、音楽という手法でその瞬間をとらえたい。



思いのほかじっくり鑑賞しすぎて、すっかりお昼どきを過ぎてしまった。

お弁当を食べよう。シンプルすぎるぜ!



西東京市と武蔵野市の間あたり。

玉川上水駅を出発してから10km近くは歩いたかな。

この辺になると、水も流れも、だいぶまったりしてくる。



こんな広い遊歩道もある。



なんだかんだと、三鷹駅まで歩いてしまった。歩行距離は約14km。

よく歩いた。さすがに股関節とふくらはぎがちょっと痛い。

三鷹駅前は、地下に水路が隠れてしまって、見えない。

本当にこの先繋がっているのかどうか、なんだか騙されたような気持ちになるけれど、まあ、この先はまた今度歩いてみよう。


いや、さらに下流を歩くより、玉川上水の始まりの羽村から歩いた方がおもしろいかも。

水が土に吸い込まれて水路が作れなかった、水喰土(みずくらいど)公園とか、岩盤にあたって水が引けなかった福生(ふっさ)のあたりとか、工事の困難さを物語るエリアを、改めて歩いてみたい。