興味深い
なんか、気力と時間の不足で、コメントの返事が満足にできてませんが、すみません。
いや、ネトウヨ相手の返答は簡単なんですけどね・・・。
前回続きで、閣議の話・・・
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/kakugi/txt/txt00380.htm
邦人ノ南方渡航者統制ニ関スル暫定措置要領
昭和17年3月13日 閣議報告
三、南方占領地渡航者ハ軍属ノ資格ヲ賦与セラレタル者ノ外凡テ渡航許可書ノ携帯ヲ要スルモノトス
渡航許可書ハ外務省ニ於テ発給シ渡航者ハ出発前ニ之ヲ陸海軍ノ承認ヲ得ルヲ要ス
四、陸海軍ノ指示ニ依リテ渡航スル者ニ付テハ其ノ氏名、身分、内地ノ住所、渡航ノ目的ヲ陸海軍ヨリ外務省ニ通報スルモノトス
つまり、外務省の発給する渡航許可書を持たずに南方へ渡航したなら、それは「軍属」しかないことになるなあ・・・、と。
いや、この後に制度が変わったかもしれないですけどね・・・
何が言いたいかというと、「慰安婦は軍属じゃない!だから”従軍”なんて言葉を使うのはおかしい」とかいうネトウヨ意見に対して。
外務省は、慰安婦に渡航許可書の発行を渋っていた(1942年1月)
参照:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10059934009.html
渡航許可書の携帯が不要な南方渡航者は、軍属以外にない(1942年3月)。
とすると、少なくとも南方に送られた慰安婦は軍属以外にないわけですね。
「従軍慰安婦」という用語は全く問題のない用語だと言えます。
「当時はなかった」とかいうおおよそ、歴史に無知なバカ以外は主張しない内容はともかくとして・・・