AREA VARIAZIONI PER PIANOFORTE
前回のソロアルバムのでき上がりがよかっただけに期待せずにはいられないアルバム。
今回の新譜は、全曲AREAの楽曲によるカヴァー集である。何故いま、areaなのか?どの様な、考えのもとパトリツィオ・ファリセッリは、アレンジはあるものの再録したのか?ん~悩む問題!!
ファンの声。スタンダードとして。単に商業目的。私としての答えは、パトリツィオ・ファリセッリとしての出発点にもどる意図があるのではと思う。DVDも抱き合わせでついているので、演奏風景や本人の真剣度が伺える。昨年のオザンナのDVDでも、2曲ファリセッリの蜘蛛の様な手さばきをみることが出来たが、今回は、奇跡の映像!!イタリア郊外での演奏最高です。日本でいう京都の民家・お寺で演奏するって感じでしょうね。私なら演奏する場所で、もろに音に出るでしょうね!!SCOPEの音楽も日本の土着度が見え隠れする演奏も取り入れたいような~
パトリツィオ・ファリセッリも地中海音楽がかなりの重要な位置をしめているのも映像でよくわかります。デメトリオ・ストラトスが生きていれば・・・なんて考えるのはやめて今を楽しめるアルバム!!