以前訪れたときの記事でも書いたのですが、
東京・日本橋の老舗和菓子店
榮太樓總本鋪 日本橋本店 は、
再開発に伴いまもなく改装のため閉店予定。

「やっぱりもう一度行きたいね」
そんな気持ちがふたりの中で自然に重なって、
娘と再訪してきました。

前回は残念ながら売り切れていた
どら焼きとあんぱん。





今回は、無事にいただくことができました。
中でも印象的だったのが、あんぱん。
いわゆるふわふわの菓子パンではなく、
ソフトフランスのようなしっかりとした生地。
表面はほんのり香ばしく、
中のあんこのやさしい甘さとのバランスが絶妙で、
「さすが老舗」と思わず納得してしまう味わいでした。
どら焼きも、上品で軽やかな甘さ。
素材の良さを感じる、飽きのこない美味しさです。

娘は今回もお気に入りのあんみつパフェを。
前回とはシロップの種類を変えて、今回は黒蜜に。
同じメニューでも、シロップが変わるだけで印象がぐっと変わり、
よりコクのある和の甘さに。
「やっぱり黒蜜のほうが好きかも」
そんな会話も楽しい時間でした。

今回、改めて素敵だなと感じたのが狭山茶の提供方法。
湯飲みに茶こしがセットされた状態で運ばれ、
自分のタイミングで茶こしを外していただくスタイル。
さらに、二煎目用にお湯を足してくださる心遣いもあり、
ゆっくりとお茶の味の変化を楽しむことができます。



慌ただしい日常の中で、
こうして“お茶の時間”を丁寧に味わえるのは本当に贅沢。
「また来たい」と思える場所がある幸せ
改装前のこの空間に来られるのは、これが最後かもしれない。
そう思うと少し寂しい気持ちもありますが、
娘とこうして一緒に過ごせた時間、
そして美味しい和菓子の記憶は、きっとずっと残るもの。
新しく生まれ変わる日を楽しみにしながら、
この日のことを大切に心にしまっておきたいと思います。