夏バテか、
体調が不安定、です。
そんな中、今月も
映画はしごの日、
でした。
色々大作がある中。
今月はこの２本に。
まずは、
いま巷で超話題の一本。
『カメラを止めるな！』
インディペンデント映画で
これほど話題になった映画は
北村龍平監督の
『VERSUS』以来じゃないのかな。
上田監督は
天才肌と言うよりも努力家で苦労人、
だと感じました。
まず、
小さい２館のみで上映して。
小さいので当然、
観客が増えると外に列ができるわけで。
それを見て、かなり入ってるんだと
勘違いしたマスコミが話題にして。
ついにまさかの
東宝シネマが門を開けちゃって。
全国シネコン展開に。
策士です、上田監督。
（というか、市橋Pかな？）
もちろん作品も
面白かった、ですが。
面白いと言うよりも
まあ、
よく出来ています。
かなり、構成、
練り回したんでしょう。
ネタバレになるので
詳しくは言えないのですが（笑）
まず。
ゾンビ映画ではないです、
これ。
話題になっている３７分間の長回しのシーンが
ゾンビ映画を撮っているシーンではありますが。
簡単にまとめると。
これは、
映画製作工程を舞台にした
ファミリードラマです。
しかも笑えるし、
泣けます。
特に娘がいるお父さん、
ハンカチの用意して
観に行ってください。
泣けます、きっと。
そして、
なぜドラマかと言うと
面白いと思えるポイントが
非常にTV的です、個人的感想ですが。
もちろん良い意味で。
それから。
オープニングを観出すと、
まず
「え〜〜〜〜？」
って思います。
その後必ず、
「大丈夫か、この映画。。。」
と思いはじまます。
画質や映像、音質的にも
シネコンの大型スクリーンで観る映画に
なっていないので。
制作費３００万ですから。
なんでも
「スターウォーズ」の
１秒分だとか（笑）
ところが。
観ているうちに
疑問符が
どんどん解けて
ぐいぐい映画の中に引き込まれていきます。
その後。
最初のシーンの
ネタバラシがされていきます。
これがもう、
巧妙なのです。
もう一つの見方をすると。
この映画は
演劇好きが作った
演劇的な映画でもあります。
三谷幸喜さんの作品に
方向性がとても良く似ています。
そして
伏線の収集の仕方が
三谷さんより
うまいかも（爆）
そんな映画です。
ボク的には
万人にすすめられる映画とは
思えなくて。
どちらかと言うと、
映画関係者とか、
娘とうまくいっていない
お父さんに観に行ってもらいたいです。
これを観て映画を作りたい、
なんて
思う人がいれば最高の作品ですね。
もちろん
いろいろな人に観てもらって
感想も聴いてみたいですが。
行かれる方は、ぜひ
予備知識無しで
観に行ってみてください。
あ、
それと。
ゾンビ映画好きの人は、
観なくても大丈夫だと思います。
パクリ疑惑とかも浮上してますが
すぐに沈下するでしょう、
この勢いなら。
そして。
もう一本。
『銀魂2』！
前作は最高の映画でしたが。
今回も、
超最高でした！！
やっぱ福田監督、凄いわ。
原作のストーリーの本筋を
ほとんど変えずに
自分の世界を貫き通している。
というか、かなり好き勝手やってますが。
でも全然、
銀魂ワールドなんです。
しかも時事ネタギャグも入ってましたし。
終わったあと、
席に座ったまま
唸ってしました、
恥も外聞もなく^^;
長澤まさみさんも
前作以上にクレイジーでGOODでした＼(^o^)／
ま、
１つ２つ文句をつけるとしたら。
橋本環奈ちゃんの出番、
ちょっと少なかったなぁ。
あと、ストーリー上しょうがないかもですが、
菜々緒さんが出てない、のと。
山本美月さんのメーテル、
本編でも観たかった（笑）
あとは完璧で
邦画としては、
ある意味満点、でした。
また観たいです、
いろいろ確認のため。
３は、あるのかな？