この時期、
避けて通れないのは
宇多田ヒカルの話題。
ニューアルバムを
フラゲして。
本日の「SONGS」の放送、
観ました。
正直。
この儚い少女のような
表情は
２度離婚経験のある
３０大半ばの女性のものには
到底思えないほど、
美しく、
そして時にはアイドルのように
弾けるような新鮮な笑みを浮かべ、
なおかつ、
ダークで不幸な本来のイメージを失っていない。
はっきり言って
ちょっと怖かった。
もちろん
歌声の健在ぶりは当然ですが、
それ以上に。
この出で立ちは
ちょっと凄すぎるのではないかと。
デビュー当時から
逆に若返っている感。
そして
疑問が生じる。
はたして
宇多田ヒカルは
今、幸せなのか、と。
その答えは
番組中、
彼女が自身で答えていた。
「今、現在が幸せでなくても、
幸せに向かっていっているなら、
幸せ」
だと。
ニューアルバム
「初恋」。
この、
一見、イモトアヤコ？
と言いそうになる素の表情のジャケットが
物語っているように。
むき出しの
宇多田ヒカルがわかる
１２曲で構成されている。
前作に比べ、
タイアップが多い分、
すんなり耳馴染みになったが。
ボク的には
昔の、
本当に夢中になっていた頃の、
あのヒッキーの音楽とは
ずいぶん変わって来ているな、と。
でも。
ダークさは、
昔よりパワーアップしている。
ただ、
そう、思った。
そして。
収録曲の中の。
『Too Proud (feat. Jevon)』
セックスレスのカップルの
うた。
宇多田ヒカルという人は、
すごく根に持つ人なのかな、
とも
思った。
離婚が人を大人にする。
それは間違っていはいない、
きっと。