ショック!ホワイトスネイクの新作、技術面の問題によりリリース延期。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

先日。

ホワイトスネイクが現在、

オリジナルとしては2011年発表の『Forevermore』以来となる

ニュー・アルバムのミキシングに取り掛かっているという

ニュースが入ってきて。

フロントマンのデイヴィッド・カヴァデールは、

「ホワイトスネイクのベスト・アルバムになる。決まり文句なのは承知だ。

でも、僕は自分がなにを話しているか理解している。

50年近くやってるんだから」とコメントしていた。

新作はホワイトスネイクと呼ぶしかない、

ホワイトスネイクに必要不可欠な要素全てが詰まっていて

長年のメンバーであるレブ・ビーチと初めて

一緒に曲を書いたとデヴィカヴァさん。
アルバムのタイトルは

『Flesh & Blood』で、今年6月にスタートする

フォリナーとの北米ジョイント・ツアー前に

リリースする予定だと言われていたが。

なんと。

 

技術面のトラブルにより、発売が遅れるそう。

早くても年明けになるという。

レーベルFrontiersの発表では、

「非常に残念ですが、『Flesh and Blood』を

ミキシング中起きた技術面の問題により、

ホワイトスネイク/デイヴィッド・カヴァデールと

Frontiersはアルバムのリリースを2019年初めまで

延期することに同意しました。」



ん??

 

ミキシング中に起こった

技術面の問題って

何?

 

ピッチのズレの修正や

ミックス自体の作業、

リフォーマットなどに

そんなに時間がかかるわけないし。

技術面で、という

この発表、不思議過ぎます。

 

で。

考えられるのは

2つ。

 

一つは、

ミキシングエンジニア(およびスタジオ)と揉めた

という説。

デヴィカヴァさんのことですから

相当な名のあるエンジニアに頼んだが

思った結果が得られず、注文を再度つけたところ

強気の彼の言い方にミキサーがブチ切れ、

「辞めてやる!でもミキシング代は全額払え!」

となって、揉めに揉めている、とか。

で、新しいミキサーも難航して

ようやく決まったとしてもその人のスケジュールの都合で

年内無理、となったとか。

でもこれだと

本来の技術的な問題、ではないような。

 

とすると。

 

今巷で言われている、

もう一つの説、

レコーディングデータが

ストレイジごと飛んで消えた、

らしいという噂。

 

これだと最悪

レコーディングし直しになりますから

1年以上はかかるでしょう。

 

でも、

プロ中のプロたちが

誤ってデータを消したり、

ストレージの不良で

データが消滅しまったりとかって

あるのでしょうか?

 

いや、あるんです。

かくいうボクも

ストレージの不具合で

データ飛ばしたりしたこと

結構ありますから。

 

でも

大抵バックアップを取っているので

大事に至らないことが

多いですが。まれに

そのバックアップに問題があって

どうにもならないことってのも考えられますが。

 

じゃあプロですから

バックアップ取ってあったでしょ、と。

 

実は。

 

昨今の音楽業界、

データを盗まれるケースが多くて

情報漏洩防止の観点から

マスターデータ以外の

バックアップを取っていない事、

(もしくは取る行為を禁止する)

よくあるようです。

 

音源流出の場合、

大抵がアシスタントや関連企業、

スタジオ等のバックアップのデータが

漏れるケースがほとんどです。

別に仕事仲間を信用してないわけではないですが、

いつ何時、盗まれないとも限りませんから。

(先日書いた

テイラー・スイフトのあの神経質さも

分からないでもないですね)

 

なので今回のケースは、

そのマスターのデータがぶっ飛んで消えた、

ということではないかと。

 

 

ま、

でも本人の発言通り

最高傑作になることは間違いないと思うので

完成するまで

気長に待ちましょう。

 

パープルツアーのDVDを観ながら。