今日は今月の
映画はしごの日でした。
今回は、
2本、観てきました。
1本めは
今日から公開の
東野圭吾さん原作
『祈りの幕が下りる時』。
ご承知の方も多いと思いますが
ボクは根っからの東野さんの小説のファンです。
最近作はちょっと時間がなくて
読めてませんが。
でも。
この加賀恭一郎シリーズは
結構読んでます。
ただ、
テレビドラマ「新参者」は
あんまり観てませんでした。
で。
今回。
このシリーズの
完結編。
阿部寛さん演じる
日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が、
謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというミステリー。
そして最大のテーマは
”親子”。
事件の裏に隠された人の心の謎を解きながら
加賀自身の母の謎も
今回全て明かされるという
ヒューマンドラマで“泣けるミステリー”です。
言うまでもなく、
ボクも劇場で、
ほろっ、と、きました。
原作を読んでる方には
その映像版として
原作を読んでない方にも
あの東のミステリーの
理系ミステリーの
真髄がたっぷり楽しめます。
映画作品としては
同じ東野作品原作の
ガリレオシリーズの
「容疑者Xの献身」の雰囲気を少し醸し出してます。
あそこまでジメッとはしてませんが。
最近、
面白いミステリー映画がないと
嘆いてる方には絶対オススメです。
そして。
もう一本。
2年程前に
このブログでもご紹介した
『キングスマン』の続編、
『キングスマン:ゴールデン・サークル』。
まず感想。
いやぁ〜
前作を超える凄い内容でした!!
ネタバレになるので
詳細は控えますが
今回は舞台がイギリスから
米国に移って、
よりハリウッド色が濃くなってます。
いい意味で。
監督は
このブログでもご紹介した
ダニエル・クレイグ主演作「レイヤー・ケーキ」の
マシュー・ボーン。
独特な演出の
ガイ・リッチー一派の人です。
今回の敵のボス、
ジュリアン・ムーアがやってるんですが
これが実に
いい味出してます。
ストーリーもスケールも
VFXも武器類も
前作を遥かに凌いでいて
”続編はつまらない説”なんて
簡単に吹き飛ばしてます。
要するに
前作も凄かったけど
はっきりと今回のほうが数倍
スゲー、です。
もう、
DVD発売待ち遠しいですもん。
コミカルなシーンでは涙流しながら笑い、
アクションシーンでは口をあんぐり開けながら
凝視し、ラストで
「ああ、たぶん、続編やるよなぁ〜」
って思いながら観てました。
今回は二本とも当たりなので
気分は上々。
特に人生ひっくり返すような名作
というわけではないですが、
記憶の残る二本とも作品になると思います。
来月の作品も
すでにピックアップ中です。
楽しみです。