いきものがかり活動休止、ゲス極事務所契約解除にみる昨今のバンド活動の難しさ。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」

 

ちょっと前に

書いたかもしれないが、

今、日本のバンドのうち

有名フェスに出てるバンドの

半数はバイトをしている、と。

 

逆に言い返せば

ちょっと名の売れてるバンドでも

音楽一本で食ってはいないんだよ、って

こと。

まあ、

日本の場合は

欧米と違ってデビューがかなり若いので

(アメリカは30過ぎが当たり前で

日本ではスガシカオさんが30過ぎでデビューした時

異例、と言われた)

デビューイコール就職、

本業ってわけでもないかもしれないけど。

 

CDも売れず

配信の稼ぎも四苦八苦しているような

この時代に

バンドで、

音楽でそう簡単に

食えるというのは

至難の業かもしれない。

 

そういうボクも

音楽の稼ぎは一部なのだから。

 

 

いきものがかりが

突然活動休止を発表した。

10周年一区切りということらしいが、

真相は定かではない。

どんな理由があるにしろ

いきものがかりという存在は

音楽業界の中では

好きなこととやるというより

売れることを中心にやって

なんとか潤わせてます、

会社やレーベルを、

という代表選手みたいな存在だと

思っていたわけで。

 

その彼らが

活動休止するのは

サザンのように

売れてるから休んでもへっちゃら、

という考えなのか、

もしくは

もう

いきものがかり級のバンドでも

稼ぐのは難しくなってきてるのよ

この業界は、

という警告なのか。

 

決して

好きなバンドではないが

今後の動向は気になります、

そういう意味では。

 

 

 

そして

とうとうというか

やっとというか

ゲスの極み乙女が

事務所から契約解除されたとか。

(indigo la Endも)

表向きには契約満了という感じだが

出されてないアルバムだとか、

色々な問題の中で

満了ではないはず。

事務所にも色々苦情電話が殺到してて

スタッフも頭を抱えていたそうで。

 

川谷さんはある意味

欧米で言う

ロックアーティストとしての破天荒ぶりを

魅せただけなのかもしれないけど

TPOとタイミングを履き違えると

こういう結果になるという教訓だと思う。

なお、

両バンドとも

解散は無いそうで

当分はインディーズでやっていくということらしい。

 

 

音楽ビジネスは

確実に変わってきている。

僕らが好むと好まざるとは

別に。

 

なんせ、

ピコ太郎が

ビルボードにチャートインする時代なのだから。

 

 

同じく

ネットから這い上がってきた

ザ・ウィークエンド。

この度

ニューアルバムの全18曲が

すべてビルボードにチャートイン。

ビートルズ級に凄いことです、これ。

ずっと彼のニューアルバムを聴き続けてるが

非の打ち所なく

素晴らしすぎます。

名盤。