業界激震!!浜崎あゆみ、新曲販売わずか2889枚の衝撃。。。 | SCONEオフィシャルブログ「転がる石には苔は生えない」


朝から衝撃が走った。
はっきり言って僕の周りは
このニュースで持ちきりだ。

最新のオリコン週間シングルランキングで、
浜崎あゆみの最新シングル「Terminal」が
初登場24位・初動2889枚という結果に終わり
業界に激震を走らせた。

この数字は
先日同じエーベックスからデビューした
大森靖子のデビューシングル「きゅるきゅる」
の初動4327枚、20位を下回っており、
あゆは新人の後輩にセールスで抜かれた形になる。


浜崎あゆみのシングルが初登場20位未満となるのは、
リミックス、再発等を除くと「YOU」の24位以来で
約16年4ヶ月ぶりだという。
もちろん2889枚は、デビュー以来最低の数字である。

これまで何度も1位を取ってきた浜崎あゆみの
神話も崩れた。

最も前作でシングル連続1位記録が止まっており
(前前作25作連続でストップ、昨年12月にリリースした前作
「Feel the love/Merry-go-round」は最高5位)
初登場トップ20落ちは「YOU」
(1998年6月リリース・初登場24位)以来
約16年4ヶ月ぶりらしい。
この曲は15thアルバム『Colours』に収録され、
世界各地のEDMフェスでヘッドライナーをつとめる
Armin van Buuren氏がプロデュースしたことで話題となり
シングル・カット。

「浜崎あゆみの通算52枚目となるシングル。通算15枚目のアルバム『Colours』(2014年7月発売)に収録された、アーミン・ヴァン・ブーレンのプロデュースによる「Terminal」をシングル・カット!時代の先端を走り続ける浜崎あゆみだからこそできた本格EDMサウンドの楽曲。」
以上抜粋。

ちなみにこの曲の収録元アルバム『Colours』は
初登場5位(5.3万枚)。

アルバムからのシングルカット、
特典なし、
完全1種発売と
シンプルな条件でのリリースだったことを踏まえても
2889枚という数字は
かつて日本レコード大賞3連覇を果たし“歌姫”と呼ばれた
彼女が本来叩き出す数字ではない。

以下メディア抜粋。
「所属レーベルのエイベックスにおける浜崎の価値が相対的に下がったことの証左です。エイベックスは、売り出したい歌手はどんな手を使ってでも徹底的にメディアに露出させることで知られています。これまでの浜崎は、新曲発売時期とプライベートの話題がなぜかセットになるという珍しい歌手でした。エイベックスは普段からメディア関係者を接待し、プレゼント攻撃までする。なかには、ライブに交際相手や家族まで連れてくるメディア関係者もいます。そして、エイベックスはいざというときに浜崎に関する記事の掲載をお願いするわけです。傍から見れば、『なんでここまで浜崎サイドの言いなりになっているような記事を書いているんだ?』と疑問に思うのですが、日頃からお世話になっているから仕方ないのでしょう」
 だが、そんなエイベックスの“浜崎優遇”の姿勢に異変が起こっているという。実際に今回の『Terminal』発売前後、浜崎を話題にする記事はほとんど見かけられなかった。
「エイベックスにとって、もう浜崎はプロモーションするに足らない歌手になってしまったとの見方が業界内ではもっぱらです。浜崎よりも売れると見込める歌手がいるので、そちらを優先させる。だから、スポーツ紙や雑誌にも売り込まなくなってしまった。テレビCMをはじめ広告には莫大なお金がかかる一方、芸能ニュースは無料で多くのメディアが報道し、テレビも繰り返し流してくれる、コストパフォーマンスがものすごくよいプロモーション手段です。そこにも、浜崎が登場しなくなってしまったというのは、エイベックスの“推し”ではなくなってしまったことの表れではないでしょうか」(音楽業界に詳しい週刊誌記者)


CDが売れない時代。

とは言え、今回のこの事実はあまりにも
衝撃的すぎる。
あゆは数年前からコンサート会場の空席が目立つ様になり、
ファン離れがささやかれていたというが
空席があるにもかかわらず、
ツイッターで”今日も満員御礼ありがとう!”
”席が足りなかったみたいなので、次回は増やしまーす!”
とツイートし、最近では、ファンから”痛い”という声があがるとも。


通常のシングルは4万弱売れてるから今回は
アルバムからのリカットだから売れなかっただけだという意見や
エイベックスと揉めているとか色々情報はあるが
彼女のファン数ってこんなもの?と思ったり、
2800枚程度でオリコン24位になれるという事実
(1000円×2800=280万円)
にも衝撃だったりもする。

もちろん今回配信ダウンロードの数は
情報に入ってきていないので何とも言えないのだが、
少なくともCD(パッケージ)ビジネスが終焉を迎えたことは
明らかなのかもしれない。

先日のゴールデンボンバーではないが
特典がないでは売上は何分の一となり、
+本人のキャンペーン等の稼働、露出、
レーベルのプロモーションがなければ
3000枚を切るという実証にもなったわけで。

こんなことだからミュージシャンがこぞって
グッズ販売に走るわけで。

ただ、
今回のこの数字が
レーベルの情報操作で
このトピックス自体をプロモーションとして
考えて動いているとしたら
エーベックス、恐るべし、である。




参考までに今年のオリコン年間CDランキングベスト10 (2014/10/13付まで)
である。
1 AKB48 『次の足跡』  1,041,355枚 
2 アナと雪の女王   966,737枚 
3 安室奈美恵『Ballada』  425,771枚 
4 NMB48『世界の中心は大阪や~』  374,353枚 
5 福山雅治『HUMAN』   341,462枚 
6 三代目J Soul Brothers『THE BEST』  338,645枚 
7 EXILE TRIBE『EXILE TRIBE REVOLUTION』  316,868枚 
8 Kis-My-Ft2 『HIT!HIT!HIT!』  290,294枚 
9 Kis-My-Ft2 『Kis-My-Journey』  284,655枚 
10 BUMP OF CHICKEN 『RAY』 270,684枚 

アナ雪、AKBを除けば30万前後平均。
今回の件と、
この数字を眺めて
今後の音楽シーンでの生き残り方を
じっくり考察してみたい。




もう時効だが
大昔(笑)、
ある企画でA社本社を何度も訪れていた時。
何度交渉してもこちら側の譲歩した
耳糞程度の予算を出し渋っていた先方さんに
「浜崎さんのポスター費に1億も使ってるんですよね?
その何十分の一でもこちらに回していただくことも
出来ないんですか?!」
と、啖呵を切って机蹴飛ばしてた
自分が恥ずかしい。

あれは、バブルだったんですね。









Terminal