人助けでみんなハッピー | 側弯症や日常のあれこれ

側弯症や日常のあれこれ

側弯持ちの母ちゃんです。
側弯症になってのこれまでのことを書いていこうと思います。
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GW第一弾が終わりを迎えます。

 

カレンダー通り組の皆様

明日からの労働への気持ちの準備はいかがでしょうか。

 

 

 

 

私は先日人助けをしました。

 

 

GW初日から人助けです。

 

多分来月あたり表彰されます。

 

 

 

大阪メトロか大阪府警から。

 

待ってます。表彰状。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが表彰されるのは嘘です。

しかし人助けは本当です。

 

 

 

 

 

大阪はもう人口の半分外国人ではないか?と思うくらいに連日、訪日観光客でごった返しております。

 

 

 

大阪の梅田に行ったことがある人はわかると思いますが

あそこは別名梅田ダンジョンと呼ばれるくらいに

一度地下に潜ると目的地には決して到着できない恐ろしい場所なのです。

 

 

日本人、いや、大阪人でも梅田に慣れていない人は確実にあのダンジョンを一発で攻略などできません。

 

 

そもそも梅田駅と言われて候補が5つ出てくる時点で無理ゲーです。

 

 

とまぁ、こんだけ梅田の喋っておいて今回の舞台は梅田ではなく天王寺なのですが(?!)、天王寺も外国人観光客からしてみれば十分にダンジョンなのです。

 

 

 

 

 

 

そんな大阪メトロ天王寺で10名超えの外国人の団体がそれはそれは大きな荷物を抱えてエレベーターを塞いでおりました。

 

 

 

 

 

ベビーカーを使用している我が家はどうしてもエレベーターでないと地上に登れない。

 

も〜

エレベーターで楽しそうにはしゃいでるんじゃないわよぉ〜

 

と思って並んで待っているものの何やら様子がおかしい。

 

 

見ると女の人がエレベーターの中ですごい騒いでプチパニック状態になっているではありませんか。

 

 

一応留学経験のある私。

 

英会話通わせている子どもの前でカッコつけるためにも話しかけてみました。

 

 

 

にっこり「What's wrong?」

 

 

 

 

驚き「sんdvtkfんlcgjd・lfcじょ、psdびっくりマークびっくりマーク

 

 

 

まさかのスペイン語での返答に子どもの前でカッコつけたことを後悔。

 

すまん息子よ....母ちゃんスペイン語は数字とトイレどこですか?しかわからない

 

 

 

しかし話しかけたてまえ、困った人を見捨てることはできずGoogle翻訳様を活用しようとしたところ

 

 

 

 

「We wanna go to 7F!!!!!」

 

 

団体客のひとりが英語ペラペラ美女でした。

 

 

どうやら駅員さんにあなたたちが行きたいところへはまず7階に向かえと言われたとのこと。

 

しかしエレベーターに乗っても7階など存在しない。

そこで団体はパニックになっていたそうな。

 

 

うん。

パニックになるよね。

 

 

そのエレベーターホーム地上しかないもんね

 

もしかすると7番出口と勘違いしていたのかもしれない。

 

 

どこに行きたいのか聞くと、Loop Line!と連呼されこれまた私がパニック

 

 

もう全員がパニック

 

 

Loop Line!?どこやその観光名所!?

 

 

 

 

思い当たる場所を必死に考えているとスマホを見せてくれました。

 

そこで旦那(鉄オタ)が理解

 

 

 

 

旦那「あぁ〜!環状線のことや!

 

 

 

Oh~~~~~!!!! Loop Lineeeeeeee !!!!!!!

 

 

なるほど地下鉄からJRに乗り換えたいわけだ。

 

 

 

 

任せてください。それなら私がここで華麗に道案内を

 

 

 

できませんでした。

 

 

 

 

 

恐ろしいまでに低下した私のスピーキング力に加え、私は方向音痴。

道案内が本当に下手くそなのです。

 

 

と言うことで口頭での道案内はできないと判断したため直接彼女たちをJRまで送り届けることにしました。

 

 

 

 

一緒にエレベーターに乗って気がついたのですが古いエレベーターは各ボタンに英語表記が一つもないものもありました!

 

 

なんて海外の人からすれば鬼畜ですよね

 

 

 

これだけ外国人が増えたのに大阪市の中心地区でもまだまだ受け入れ態勢整ってないんですね

 

 

 

 

道案内をしている間に色々お話をしました。

 

どうやら彼女たちはメキシコ人で初めて日本に来たそうです。

 

日本に来た理由は周りから勧められたから。

 

 

旅行するなら今、日本に行かないでどこ行くの!?

 

と言われたんだとか。

 

クゥ〜!円安ぅ〜!!!

 

 

 

 

本当に色々安くて驚いたけど、日本としては今とても厳しくて大変な状況よね

と励ましの言葉をいただいた時、安くて助かるぅハートではなく、しっかりその国の事情について理解しての発言...

さすがだ...と感心しましたね。

 

留学したときの周りの国の人々の自国に対する関心度の違いに驚いたあの感覚が蘇りました。

 

 

 

 

 

 

 

話している間に無事JRの改札前に到着。

 

 

すごい良いことをした気分に浸りながら帰ろうとすると呼び止められこれをいただきました。

 

 

 

 

みなさんで手作りで製造されているお菓子だそうです。

 

テキーラと書いているのでビビったのですが普通に子どもでも食べられるやつらしい。

まだ食べていないので食レポはまた今度。

 

 

 

 

「本当に本当にありがとう。いつかメキシコに来た時、このお菓子の裏に書いてある住所まで来て。

私たちは喜んであなたを迎え入れるわ。そして今度は私たちがあなたにメキシコを案内する。

きっとすぐに、また会える日を楽しみにしているね」

 

 

 

 

 

そういってみなさん環状線に乗って行かれました。

自分が思っている以上に感謝されて嬉しかったし、本当にあの方達に会いにメキシコ行きたいなぁ〜

 

 

 

今回の道案内でどれだけ自分の英語でのスピーキング力が低下しているか痛感させられましたが、自信を持って困っている人を助けて本当に良かったです!

 

 

留学して得たものは単純な英語力ではなく、臆せずに外国人の方に話しかける勇気や言葉を超えた交流から生まれる絆の素晴らしさを知れたことなんだと留学から10年たった今改めて思い知らされましたね。

 

あの時3泊4日のスーツケース片手に一人で海外に飛び立った自分に英語以外のこともたくさん学べたぞって言ってあげたい。

 

 

 

 

 

 

 

ひとまずこのテキーラーフレーバーのキャンディーキメてぶっ飛びたいと思います。

 

 

ちなみにみなさんと別れた後に私のスペイン語持ちネタ

 

 

スペイン語でウナカシータ(Una Casita)ってあるでしょ?

日本でも"お腹空いた"ってすごい似た響きがあるんだけど

これ意味はI'm hungryなんよ〜!!!lololol

(ちなみにウナカシータは日本語で"小さな家")

 

 

 

を披露すんの忘れてたぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!

 

 

と、半日くらい後悔してましたとさ