留学した話⑤ | 側弯症や日常のあれこれ

側弯症や日常のあれこれ

側弯持ちの母ちゃんです。
側弯症になってのこれまでのことを書いていこうと思います。
ピーク時上104度下47度
術後現在47度

 

 

 

 

 

 

 
 

 

留学して得たもの

 

 

 

田舎娘が思い立って行動した【留学】

 

結論から言うとと自分の人生にとって大きなかけがえのない経験の一つになりました。

 

行ったけどやっぱり意味なかったな、と思ったとしてもそれも大事な経験。

経験に勝るものはなし。

百聞は一見に如かず。

 

 

留学前に300点台だったTOEICは

745点まで上がりました。ニコニコ愛

ちなみに英語だけではもったいないと思い、中国人を見つけては師匠!!!と勝手に呼び中国語も学びました。

中国語は就活中に試験を受けて中国語検定3級に合格しました。

 

 

 

とまぁ、語学力が身についたのはもちろん。

他に得たかけがいのないもの。

 

友人

経験

度胸

母国の素晴らしさ再確認

 

 

 

ですね!

 

これらは180万じゃ安かったと思えるくらい。

留学してからもうすぐ10年が経とうとしていますがいまだに交流のある友人もいます。

 

大学の日本語クラスのチューターをボランティアで行っていましたが、その時の生徒が日本に遊びに来てくれることも。

 

 

 

単身留学は自分に度胸と勇気を与えてくれました。

生きていこうと思えば日本以外にも選択肢はあると言うこと。

これを知るだけでもなんだか生きやすくなりましたね。

 

これはその後の就職活動にも影響しました。

 

 

 

そして何より!!日本を離れてわかる日本の素晴らしさよ!!!

この国はすごいですよ!

福祉の面でも、そりゃ〜要望はある。

けどなんでもすぐに手に入る、ご飯は美味しい、トイレは綺麗

風邪ひいたらすぐに病院行ける(今はちょっとイレギュラーですが

夜に1人でコンビニに行ける。

荷物がいつでもすぐ届く。

 

あ、でもバリアフリー面では当時はカナダの方が圧倒的に身体障害者に配慮がありましたね。

反省し、学んだとある経験をしました。

 

 

事前勉強すべきは英語ではない。日本について

 

海外に出る前に必死に英語の勉強をしましたが、私が勉強すべきは日本についてだったと思い知らされました。

みんな自国についての愛や理解が深い。

中国人の愛国精神に至ってはもはや恐怖すら覚えた。

 

 

いろんな国の人が集まる多民族国家カナダ。

 

様々なトピックについて様々な国の人と会話をすることがありました。

政治、環境、ジェンダー、労働問題...

 

 

「それで?日本はどうなの?」

 

 

と聞かれるたびに言葉に詰まること詰まること。

 

知らねぇ

(^^)(^^)(^^)

 

 

なんとまぁ恥ずかしいこと。

家に帰って日本について調べ直すことも多かったです泣き笑い

 

大学では法学を学んでいましたが、ウクライナ人のある女の子がそれで私に興味を持ってくれて

【死刑制度】についてどう思うか議論を持ちかけてくれたことがありました。

めちゃくちゃ熱く語り合ったのですが、今彼女は無事に過ごしているのか....

 

あの頃からプーチン大統領がいかに酷いかと言うことをよく聞かされていましたが

まさか数年後に戦争になるだなんて。とにかく彼女の無事を祈るばかりです。

 

 

 

 

積極性はモテにもつながる

 

みなさん。モテたいですか?

 

私は、モテたかった(おい

 

 

 

 

親から

「あんたは口から生まれた」

 

と言わしめた生粋のお喋りやろう。

 

話したい欲というものは英語圏であろうと変わらなかった。

ディベートなんかも大好きなのでとにかく喋った。

文法?英語力?

 

そんなもの大してない。

 

 

英語能力<|越えられない壁|<<喋りたい欲

 

 

すると友達が増えた。

日本人は大人しいと思っていた。

そう言われながら、どんどん友達ができた。

 

 

そんで不思議なことにそこそこモテた。

日本で生まれなかった需要がここで生まれた。

そうか.....みんなこの異国の地で私を待っていたのか...

 

 

 

 

貿易会社の中国人にもモテた。

全世界転勤で今はドバイ暮らし。

3ヶ月働いたら(土日は休み)1ヶ月丸々休みのサイクル。

税金がかからないからという謎理論で

札束をおもちゃのようにアホみたいな高級車を頻繁に買い替え

会社の寮にはお手伝いさんと運転手付き。

 

 

世界は広い。

 

今頃私もドバイのタワマンから世界を見下ろしていたかも知れない。

 

キラキラしてたかも知れない。

いや、ギラギラしてたかも知れない。

 

 

ちなみに結局その座を射止めたのはとあるハイパー美女な韓国人でして

北京の大学に留学させてもらい、中国語を学んだあと

この貿易会社で自分も働きたいと申し出、今では夫婦仲良くお金稼いでるという話でした。

 

泣いてなんか.....ないんだから!!!!

(1度日本に遊びに来てくれた。また来てくれ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積極的な女性はモテるらしい。

お喋りやろうでうるさいと言われ、なかなかモテにつながらないそこのあなた。

海を飛び越えよう。

海の向こうではお喋りやろう、結構需要があります。

 

ちなみに責任は取りません。

経験だから、ね。

これも経験。

 

 

 

 

 

英語を身につけるのに必要なこと

 

 

 

これ一番大切なことは何よりもプライドを捨てること。

素直さを持つこと

 

私はできるはず、なんて思い込みを捨てるのです。

実際に私は留学先でbe動詞の勉強から始まりました。

最初はこんなもの...なんて思っていましたが自惚れでした。

わかってないことがわかりました。

 

おかげさまでその後の英語力の伸びは大きいものがあったと思います。

 

プライドほど邪魔なものはありません。

そう言った意味では私はTOEIC300点台だったことはとても良かったと思います。

下手にいい点数取れててそこそこ上のクラスに入ろうものなら、わかったふりしてやり過ごしていただろう自分の姿が目に浮かぶ...

 

 

 

 

留学したから英語力伸びたというよりは、結局は毎日英語に触れたということも大きな要因でしたね。

欠かさず図書館に行きました。

そして私はホストシスターの保育園の送迎をほぼ毎日任されており

まぁいわばほぼボランティアでベビーシッターをやらされておりまして....

 

 

向こうの友人たちからは、ホストマザーに訴えて賃金をもらうべきだ!!!とかなり説得されましたが

ここは悪い意味で日本人。お世話になっているから.....

と思うと強く出られなかった。

おかげさまで遊ぶ暇なんてほぼなかった。

しかしどうせお金もなかった昇天

 

ちなみにご飯もかなり質素でして、朝はもちろんシリアル。

お昼ご飯は食パン1枚か良ければそれにりんご丸々1つ。

そして晩ご飯は日によりますが酷い時は茹でただけのうどん1玉。

本当に茹でただけ。誇張なしに味付けもない茹でただけのうどん1玉笑

 

もちろんホストシスターには立派なご飯はちゃんと用意されており毎晩食べさせてましたネガティブ

寝かしつけに絵本も読んでたネガティブ

 

元々細い方ではありましたがカナダ行って4キロ痩せましたよだれ

 

 

 

みんな私のホストマザーにキレてましたが

この生活に異を唱えなかったのは自分なので

全ての責任は自分にあるわけです。

 

 

けど悪いことばかりではない!

 

食事に関してはさておき、このホストシスターのお世話というのは最強の英語の特訓となりました!

というか彼女のためにこの家を離れなかったと言っても過言ではない!

当時7歳だった彼女は今は中学生くらいになってるのかな?

 

 

カナダで生まれ育った彼女の英語の発音は綺麗!

そして子どもは基本的に難しい英語は使わない。

何より発音が酷いと聞き取ってもらえない!

なので相当発音の訓練になりましたし、彼女もたくさんのことを私に教えてくれたのです。

 

ある日なんて、Youtubeで○○を検索して!

と言われ、検索するもどうやら彼女の伝えている言葉と私が理解している言葉が違うようで

それはそれは怒られましたオエー

癇癪を起こして1時間。

 

「私の口元を見て!!!!!」

 

 

と言って正しい発音をしてくれますが当時の自分には違いがわからず...

どうして私を無視するの!!と泣き喚かれたものです....

ひたすら自分の不甲斐なさを痛感。

 

絵本の読み聞かせなんかはそれこそリーディングと発音の訓練になりました。

 

 

人によってはあり得ない物申すの連続だったでしょうが

お金もなかったし、ある意味で貴重な経験ができたと自分では思っています。

 

普通に留学してたら、向こうの保育園で子ども迎えに行くことなんてないですしね泣き笑い

そういう先生とのやりとりもなんだかんだ楽しかったり笑

 

 

 

長くなりましたが!

何が言いたいかというと!

 

能力身につけるのに近道などない。

 

とにかく毎日やる

 

本当にこれだけ。シンプルにこれだけ。

今日は体調悪いとか言い訳作らず、たったの1単語だけでもいい。

 

 

毎日必ずやるということ。

 

なんでもそうですが、これぞ上達の秘訣。

 

 

 

 

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とまぁ長々語ってきましたが私の留学体験はこんな感じです。

 

もっともっと書きたいこともあるけれど書き出したらキリがない。

しかしそれだけいろいろな発見がありました!

 

今でもディズニーランドに興味はありませんが

ディズニーは決してイケ好かないコンテンツなんかではないし

字幕も何もなしでディズニーのアニメーション映画を理解できた時の感動は今でも忘れられませんニコニコ愛

 

 

英語に対してあった【大嫌い】というイメージは

【世界を広げてくれるツール】に変わりましたにっこり

 

 

 

 

 

 

 

もしも側弯の術後に留学考えているそこのあなた〜物申す

できるでぇ〜物申す

 

こんな背中でもロッキー山脈でスノーボードもできました!

Graduation partyでドレスも着ましたがもちろん何か言ってくる人などいない!

これに関しては日本でもそうですが!

 

けどどうせここ海外だしな♪と思うといつもより背中を意識しませんでした飛び出すハート

 

 

 

やりたいことがあるなら遠慮なくやること!

行動あるのみ!

 

人生ノリと勢いとタイミングなんだぜ!!!

 

 

 

ということを伝えたい、私の留学体験記でしたとさ。