ボルトを外す | 側弯症や日常のあれこれ

側弯症や日常のあれこれ

側弯持ちの母ちゃんです。
側弯症になってのこれまでのことを書いていこうと思います。
ピーク時上104度下47度
術後現在47度





熱血アルバイター!☆☆



だった私ですが、背中内部に飛び出た針金放置で働くわけにはさすがにいかない。


痛いもん。
超痛いもん。



側弯症で手術された方でもこんなトラブル起きることってまぁ〜ない(と信じたい)と思うのでご安心ください。

でもそのわずかなパーセンテージに見事引っかかりました。

もってる女です。








同じようなことなる方そうそういないとは思いますが、万が一にも背中に穴が空いちまった方がいらっしゃいましたらご安心下さい。


常、どんな体制でも痛い!というわけではありませんでした。仰向けに寝ても大丈夫☆     ※私の場合

ちょっと背中をひねると顔が歪む程度の痛みがするだけです。

あとはね、穴が空いてるんで。そっからなんかこう、いろいろでてきてお洋服ちょっと汚れちゃうくらいです。























いつもは私は実家に帰るとき、もっぱら夜行バスを使っていました。
貧乏学生でしたので、飛行機とか新幹線とかブルジョワすぎて使えませんでした。


まぁ〜これが痛いのなんのね。
普通の人でも10時間の夜行バスって結構きついのに、この背中ですからね。


バスの背もたれはもれなく硬い。
私の背中は背もたれにひっつかない。
そのわずかにできる隙間からかかる腰への負荷というのはそれはもうたまらんもんです。


なので長めのぬいぐるみの抱き枕をいつも持参してました。
スーツケースの中身、半分が抱き枕。

何も知らない周りからしたらね、なかなかに痛いやつ。








(え、あの子なんかスーツケースからぬいぐるみだしてきた…しかも…デカイし…)






そんなひしひしと感じる視線をよそに相棒を左側面の背中にセット!
たまらないフィット感!

そうやってあの長旅を乗り越えてきました。

まぁ結局ケツは痛いままなんですけどね。着いたとき毎回、6つくらいに割れてしまったんじゃないかな?って思うくらい


























話が逸れました。

さすがに背中の中で針金が暴れてる状態の娘をそんな過酷な環境下に置くわけはいかない

そう判断してくれた両親からのありがたーいお気持ちにより、なんとそのときは新幹線で帰れることに!(パチパチパチパチ


なんだか超リッチになった気分でウッキウキで帰宅
駅弁とかも買っちゃいました。ブルジョワ。












そうして一年ぶりくらいに病院へ。
そのときはだいたい年に一回定期検診するくらいしか病院には行ってませんでした。













Y先生「あぁ〜外れちゃってるねぇ。…うん。骨みる感じ、年齢考えてももうしっかり固まってるし。ボルト外そうか!」


私「ボルトってみんな外しに来るもんなんですか?」


Y先生「外した方が良いとかは特にないよ!でも出産の時とかを考えて大人になってから外したいって言って外しに来る人はいるね!」











手術受けられたみなさんはどんな説明受けましたか?
私は中学生の頃手術するとき、ボルトは一生つけとくものか先生に聞いたことがあって、そのときもこんなふうに説明受けてました。


ボルトつけてるほうが曲がらない!っていう安心感がどこかあったんですが、身体にとっては異物ですもんね。


余談ですが、私が再手術したとき、それこそ結婚を機にボルトを外されにきてる方がいらっしゃいました。

同じ部屋に入院してて歳もそこまで変わらなかったので仲良くしていただき、いろいろお話ししていると、その方は妊娠した時のことなんかを考えてボルトを外そうと思われたそうです。





今考えると、私のようにボルトによるマイナートラブルが起きることも0ではないので、もし外すか悩んでる方がいらっしゃったら外されても良いのかもしれません。

もちろん主治医の先生とご相談してくださいね^_^


ちなみに外してから8年近く経ってますが幸いコブ角に変化はないです

















骨も固まっており、ボルトを外しても問題ない!というか外さないにしても針金飛び出ちゃってるので背中開きまーす!




と、いうわけで再手術を行うこととなりました