夫とこどもと三人で海外に暮らす娘が
今夏 一時帰国してきた
私の唯一の孫を連れて
その2歳の男の子は
イヤイヤ期真っ盛り
気に入らなければ
熱いアスファルトに寝転んで
おなかを天にむけ
大声で泣き叫ぶ
宥める私と娘を
直射日光がジリジリと刺す
こんな時
私の心の声がこっそりつぶやくのだ
「ああ・・
面倒だなあ
早く一人になりたいよお」
孫は無条件にかわいいもの
それは真実だ
この愛おしい存在を できるならずっと守ってやりたいと思う
必要があれば 私の生命をあげたっていい
でも
正直なところ
なんだか とてもしんどいのだ
ご機嫌が悪い時間が続くと
エネルギーを吸い取られ 一気に歳をとった気持ちになる
何より
私の人生の残り時間
おばあちゃんの着ぐるみをかぶり続けて
ただ 孫を生き甲斐に
暮らすことはしたくない
そして
もっと正直に言えば・・・・
孫がかわいいのは
娘のこどもだから
私は 私の愛しい娘の
喜ぶ顔が見たいから
孫を可愛がってるんだなあ
と そんなことにも気づく
ご褒美のように
私の人生に与えられた
愛らしい孫
その幸運には
深い感謝を感じつつも
「おばあちゃん」になりきれない自分を
持て余しながら
この暑い夏を過ごしている