前回に続き、高千穂滞在記です。
高千穂宮参拝後、向かったのは高千穂峡です。
圧巻の情景が広がるこの峡谷は、今まで観てきた日本の風景の中で、ベスト3に入る!と断言できるほどの素晴らしさでした。
渓谷内をボートで遊覧することができ、その雰囲気は神秘的で気品があり、なによりも美しく感じました。
例えると、誰もが美しいと感じ誰にも愛想が良く、存在するだけで華やかな空間を生み出すことができ、しかし誰にも近づくことが出来ないオーラを放つ女性の感覚を受けました。
次回は一人ではなく、分かち合える人と共に再訪したいとも感じました。
心を鷲掴みにされた女性と別れ、向かった先は「天岩戸神社」です。
古事記・日本書紀には天照大御神(アマテラスオオミカミ)様は弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)様の乱暴に怒り、天岩戸に籠もられた事が記してあり、その天岩戸を祀る神社と伝えられています。
御神体である「天岩戸」は西本宮から拝観することができます。
撮影不可ですので画像は有りません。
昔は洞窟だったようですが、今は窪みのようになり、生い茂る木に隠れて、どんな形かわからないそうです。誰も入ったことがない神聖な地ですので、想像でしか感じ入れません。
岩戸川を挟み対岸に東本宮があり、東本宮は天照大神をお祀りしているそうです。
現在、「蘇る古代 日本の真実」という900ページ弱の分厚い本を読んでいるのですが、秀真伝を古事記と日本書紀と対照し、未だ不明確な日本の生い立ちを探るといった本です。
その内容にも、天照大御神様が隠れられた天岩戸は全国にも数か所あるそうです。
しかしながら、この高千穂には800万の神が天照大御神様をいかに外へ戻られるよう説得するか会議をした場所である、天安河原があります。
天安河原の雰囲気は、心地の良い感覚はあるのですが何か自己の不安や展望を熟考させられているというか、したくなる感覚に苛まれました。
多くの神様や、祖先の方々が歩まれ、悩まれ、深く考えられお答えをお導きになり、再度前進なさったからこそ、今があり自分が居るんだと考えると、感謝という言葉では事足りず、崇敬と継承の念が染み入りました。
再度訪問したい、厳しくも温かい空間でした。



