去る、2013年10月26日に行われたP&A(予防医学・代替医療振興協会)主催、第15回学術交流会での内容及び感想をお伝えしたいと思います。
主題は、『今、見直すべき日本の医療。』
現在の日本は、年間およそ38兆円にも上る医療費を抱えている状態です。
日本の医療のため、自分自身や大切な人の幸せのために、私たちは何が出来るのでしょうか?
今回は、(元)厚生労働省厚生事務次官であられる松原義泰先生のご高話から考えていきたいと思います。
主題は「医療の国民的将来ビジョン」です。
先生は、元厚生労働省で働かれていた時に感じた、経済を主体とした官僚気質、つまり国民への安全や健康を考えることより先に利益を重視した政策に嫌気がさしていたそうです。
内部でなくては感じることのできない内容を、独特のリズムでお話し下さいます。毎回笑いながら知識を得られると好評です。
先生は、日本の国民皆保険制度についての違和感をお話し下さいました。
現在、医療費負担額増加により国民保険はパンク寸前です。
資金不足になっている背景のひとつに、不健康な人が病院に何度も通院していることが考えられると仰っておりました。
国民の大多数からお金を半強制的に集金し、不健康な人への医療費とする制度が国民皆保険制度です。
学術交流会など健康に対して予防するために勉強や資金を投入している人たちへは、不公平であると論じておりました。
国民皆保険制度で支払った費用を、一定期間病院に行かなかった場合、返金されるという制度に変更すれば良いのではないか、シンガポールの医療費強制貯蓄制度を参考にしても良いのではないかと学術交流会参加者の同意を伺っておりました。
国民の意識が向上すれば行政が動き出し、制度改革が起きる。
自分で守ろうとする人が増えれば、変化が生まれる。
先生は数年前より、電気もガスも使用しないほぼ自給自足の生活を行っておられ、利便性を追求した果てに、社会に蔓延する危険を(食品添加物や電子レンジなど)回避しておられるそうです。
生活感覚改善のすすめをお伝え下さいました。
今回も笑いを誘われ、あっという間の講演時間でした。
予防医学や代替医療の世界観では、十数年前より国民皆保険制度が国民の健康意識を低下させたと言い伝えられております。
安価に医療を受けることが出来るから、気軽に病院へ行くことが出来る。
病気に罹っても医療を受けることが出来るから、ある程度なら無理できるし、少々身体に悪そうなものでも口にしても良いと感じてしまう環境だといえます。
“日本の医療は優れているし、安心な薬を使用してくださるので、適切な処置によって回復できる。
こんなに良い国はない。経済大国のアメリカですらも日本の国民皆保険制度を見習い、オバマケアを推進したいとさえ思われている。”
と信じている方は、私のブログなど見ないでしょうから反論は手短に致しますと、ガンや糖尿病、精神病など、なぜ患者が減らないのでしょうか?なぜ年々増加しているのでしょうか?
なぜワクチンに関してや、薬に対して危険性を促す医師や学者が居られるのでしょうか?それらを批判したところで利益は生まれないにも拘らずです。
本音と建て前、理念と運営、理想と現実。
現在の人類は、経済力が全てです。
その経済力を増幅、維持するために頭を使い、働いています。
ここでお伝えしたいことは、人間の生命に直結する食品と生活環境、そして医療についてです。
そして、その分野の問題を知らずに生活している人々も同様であり、支持していることが社会を経済主体にしていることを認識しなくてはなりません。
結果、本音も理念も理想も経済を主体にしている現在の社会では、単なる綺麗事になっているのが現状です。
本当はこう思っている、こんな社会になることを願っている、そのために命を懸ける、そんな自分でいたい。
人類の過半数がそのように生きていれば、病気など生まれません。
そんなことは不可能、ありえない、そのような心の隙間に悪魔は入り込み、棲みつき、蝕み、仲間を求めます。
なぜ生まれ、どう生き、どのように死にたいか。真剣に考えている人には隙間は生まれないものです。
松原先生の一人が変わり、国民の意識が変われば、制度が変わり国が変わる。
そのお言葉に反応した、私の本音です。