夜の虫の音で秋が近いんだなあと感じる
つくつくぼうしも鳴いていたなあ
自分の言葉で思いや意見が伝わりにくくなっている母
単語がうまく思い出せない、
たまに反対の意味の単語が出てくる
暑いけれど、寒いと言って
思わずタオルケットをもう一枚追加したら、
本当は暑かったようで・・・蹴とばしていた
こんな簡単な言葉さえも
体調によっては思うようにならないようだ
ヘルパーさんに来てもらう入浴も
そのうち慣れてくれるだろうと期待していたけれど
その抵抗ぶりはどんどんひどくなっているようで
今日は夕方にお風呂やから・・・
いつものヘルパーさんが来てくれるからね
と朝食後に話してみると
毎回、ぶれることなく
いやっと言って、今までの笑顔が吹き飛んでしまう
なぜ嫌なのか? 何が嫌なのか?
聞き出したいけれど、なぜか黙り込んでしまう
とにかく嫌でしようがないようだ
私となら、いやって言わずにはいる?と聞くと
うん、入る
入浴前の説得30分、入浴中も壁を叩いたりして
怒りの矛先がいろんなところに向かっているようだ
よって2週間ほど前に断って
母とお風呂に入っている
確かに笑顔で、ごきげんさんだ
頭もさほど嫌がらず、頑張って自分で洗おうとしている
体も手の届くところは、泡をいっぱいつけたタオルで
何とか洗っている
お湯もぬるめにして、
私が洗っている間、ゆっくりつかるように仕向けている
とにかくすぐに出たがるので、出れないように陣取る
最近は涼しくなっているのもあって
お湯につかっているのが気持ちよさげだ
私は大変になったけれど
嫌がる母を説得するのは、それよりも精神的に苦痛だった
ご飯の準備は、お惣菜で対応し
手抜きをする
限られた時間なのだから
どう使うかだけだ
母のご機嫌さんな笑顔、これが何よりのご褒美かもしれない
