人間とは如何なるものか2 | カエサリオンと妖精たちの日々

カエサリオンと妖精たちの日々

孤高のピグ・カエサリオンが、ひょんなことで部活の部長を引き受けることになってからの、辛くもある部長としての奮闘記ブログが、部活解散後の彷徨うテスカトリポカのぐだぐだブログに変わりましたが、仲間に支えられ、再び復活したふぇありー部の紡ぎ直しの記録です!!

占領地で捕まえたユダヤ人は、列車によって収容所へ送られる。

列車とは貨物車であり、その中に押し込められ、扉をしめられ外から鍵をかけられる。

中にトイレとしてバケツがひとつ。

 

アウシュビッツ収容所は収容所内まで引き込み線が引かれていて、終点は収容所の中である。

降ろされた人々は、そこで選別される。

一方は働ける者、もう一方は働けない者

 

働けない者はシャワーを浴びるように言われ、移動する。服を脱ぎシャワー室に入ると不釣り合いなほど分厚い扉が閉じられる。シャーワーヘッドからは水ではなくチクロンBという毒ガスが出てくる。

悲鳴が上がる。数分後静かになり扉が開かれる。少しでも空気が吸いたいと上へ上へ行こうとして、死体が山のようになっていたという。そこへユダヤ人囚人たちから選ばれた死体処理係がきて死体を台車に載せて運び出す。行先は焼却炉。

しかし、その前にやることがある。死体から金歯を抜く。女性の髪は刈り取られる。

その後焼却炉へ 焼却炉は24時間フル稼働だった。

 

 

ドイツが敗戦するとアイヒマンは密かにドイツを脱出して南米へ逃亡した。

 

戦後誕生したユダヤ人国家イスラエルはナチス戦犯を追い続けた。

その中でも大物は秘密警察(ゲシュタポ)長官ハインリヒ・ミュラー、アウシュビッツ収容所の医師で人体実験を行っていたとされるヨーゼフ・メンゲレなどいたが、中でもアイヒマンは最重要人物であった。

 

逮捕されたアイヒマンはイスラエルで裁判にかけられた。イスラエルは死刑を廃止していたが、下された判決は死刑だった。翌年5月刑は執行された。

アイヒマンは最後まで「私は命令に従っただけだ」と言っていた。

 

人は「命令に従った」それだけでこれほど残虐なことができるのか?

のちに心理学者ミルグラムが実験を行った。(別名アイヒマン実験)

一般から集められた人々に、電極が取り付けられた男を見せて、「いまからこの男に問題を出します。不正解なら、あなたが罰として電気ショックを与えてください。」

電気ショックは間違えるたびに強くなっていく。途中から電気ショックを受ける男は悲鳴を上げるようになる(もちろん演技)この状況の中、人々がどこまで電気ショックを与え続けるのかを見た。

 

実験結果は、ほとんどの人が苦しむ男の悲鳴を聞いていながら、最大の電気ショックまで与え続けたのだ。このことから、人間は権威ある者からの命令には盲目的に服従するものだということがわかった。