こんにちは Minori です。

今日、ようやく、

待ちに待った雨が

お湿り程度ですが、

降ってくれました。

 

Oggi finalmente è piovuto

un po' di pioggia rinfrescante.

今日、ようやくお湿り程度の

雨が降った。

rinfrescante[形]乾きをいやす

 

Questa pioggia è

la benvenuta!

恵みの雨だ!

 

まだまだ焼け石に水

と言ったところでしょう。

 

いつも高潮で大騒ぎ

しているヴェネチアが

こんな状態ですから。

 

 

でも、2年前の

2021年にも同じ時期にも

運河が干上がって

いたんですねぇ。

 

そのうち、これが

毎年恒例の風景と

なってしまうんでしょうか。

 

さて、今日取り上げるのは、

イタリア語学習者が

つい間違えてしまう

fare senso

avere senso

取り上げたいと思います。

 

どちらも名詞 senso

使ったイディオムですが、

意味が全く違うんで、

取り違えちゃうと、

大変です 驚き

 

英語で 道理にかなう,

意味をなす は make sense

と言いますが。

 

make = fare ってことで、

これを文字通りイタリア語に

してしまうと fare senso 

になってしまうのですが、

実は fare senso は、

道理にかなう という意味では

ないんですね。

 

それでは fare senso から、

考えていきましょう。

意味はこちら。

 

 

このように fare senso

make sense とは

全然違う意味なんです!

ここであれ?と思った方。

そう、あの fare schifo 

気持ち悪い!と同じです。

 

男性 実際、fare schifo の方が

よく使うしね。

 

使い方注意点ですが、

fare senso

fare schifo主語 は、

不快にさせる物事です。

 

不快になる

主語になりません。

 

fare senso fare schifo

の構文には直接目的語がなく、

実際に不快になる

間接目的語代名詞

表されます。

 

物・事・状況 は、

人に不快な感覚を与える。

人に嫌悪感を抱かせる。

人に吐き気を催させる。

と考えると文が作りやすいです。

 

では、例文を見ていきましょう。

 

Questo cibo mi fa senso!

Non riesco a mangiarlo.

この食べ物、気持ち悪い!

食べられないよ。

 

主語は questo cibo 単数名詞

なので fare3人称単数形

fa になります。

 

Mi fanno schifo i serpenti!

蛇、大っ嫌い!

 

主語は動詞の後ろにありますが

i serpenti 複数名詞 です。

なので fare3人称複数形

fanno になります。

不快になる人(私)は、

間接目的語代名詞 mi で、

動詞の前に置かれます。

 

I crostacei mi fanno senso.

Non sono proprio capace 

di mangiarli!

私、甲殻類が超苦手。

まじで食べられないの。

 

Sara odia vedere il sangue, 

le fa senso.

サラは血を見るのが

大嫌いなんだ。

 

物事だけでなく、

状況や人の行動・態度に

対しても使われます。

 

La vista del sanque

mi fa senso.

血を見るとゾッとするの。

 

Mi fa schifo la sua invadenza.

彼のでしゃばりには

我慢できない。

invadenza[女]でしゃばること

 

こんなふうに主語が

動詞の前に来たり、

動詞の後ろに来たり、

日本語訳が、

気持ち悪い になったり

大嫌い になったり、

我慢できない になったり、

ぞっとする になったりします。


心結ママ 質問!

fare schifo

fare senso の文はさ、

過去形にするには

どうすんの?

例えば…。

昨日見たホラー映画、

気持ち悪かった

って言いたいなら?


男性 助動詞には 

avere を使うよ。

 

Il film dell'orrore 

che ho visto ieri 

mi ha fatto schifo!

 

心結ママ avere なのか。

男性 そう。近過去ならね。

過去の出来事が

終わった後に、

その出来事や物事について

不快だった、気持ち悪かった

っていうなら、近過去。

 

Ieri sera ho mangiato una 

pizza che mi ha fatto schifo.

昨日、くそまずいピザを食べた。

 

過去のある一定期間の

状況について話すなら、

半過去で…。

 

Quando ero giovane, 

mi facevano schifo 

le lumache.

若い頃、エスカルゴが

大嫌いだった。

 

特に fare schifo

かなり強い表現だからね。

日本語でいうなら、

気色悪い くらいの感じ。

使う時はご注意を。

 

それに比べて

fare senso は、

少しトーンが弱いかな。

 

schifo のほうは、

Che schifo!

気持ち悪い!ゲロー

って言えるけど、

senso 使って、

Che senso! とは

言えない。

 

心結ママはい、気をつけます。

 

ではお次は avere senso

 

 

そう、こちらが英語で言う

make sense なんですね。

イタリア語では英語の

have にあたる avere

使うんですね。

 

では、こちらも例文を

見ていきましょう。

 

Quello che dici non ha senso!

君が言ってることは、

筋が通らないよ!

 

Non ha senso discutere 

di questo argomento con lui.

この話題について

彼と議論するのは意味がない。

 

Non ha senso litigare 

per una cosa così stupida.

こんなくだらないことで

喧嘩するなんて意味がない。

 

Pensavano che il mio discorso 

avesse senso

erano d’accordo con me.

彼らは私のスピーチが

理にかなってると考えて

私に同意してくれました。

 

fare sensoavere senso

まさに似て非なりの表現です。

 

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