こんにちは Minori です。
おなじみの動詞 sapere

単独で…。

Non lo so.
知らないよ。
分からないな。

と使ったり、
後ろに不定詞を従え
補助動詞として、
…する能力がある
…するすべを知っている

という形でも日頃
よく使います。

Non so pattinare.
私はスキーができない。

今回はこの sapere
面白い使い方、
見つけたのでご紹介します。

sapere は自動詞としても
使えるってこと、
初めて知りました。
前置詞 di とと組み合わせて…。

…の味がする
…のにおいがする

を表現できるんです。

Sa di buono.
よい味(におい)がする。
Sa di cattivo. 
まずい。
臭いにおいがする。

その場面によって、
にも匂い
にも使えるそうです。

前置詞 di の後ろに
くる単語は、どんなものが
あるのでしょうか。

先ほど紹介した
2つの文では…。

buono 【形】よい
cattivo 【形】悪い

これは、どちらも
形容詞ですねえ。
辞書から例文を
拾ってみます。

Questa carne sa di bruciato.
この肉は焦げ臭い。
bruciato【形】焦がした

これも形容詞です。

Questo salame sa di rancido.
このサラミはプンと臭う。
rancido
㊚ 嫌な味、臭い


Sa di aglio. 
ニンニクの味(におい)がする
aglio ㊚ にんにく

Sa di limone. 
レモンの風味がする。
limone ㊚ レモン

ふんふん、さては
後に続けるのは、
名詞でもよさそうだ。

Il risotto sa di attaccaticcio.
このリゾットは焦げ臭い。
attaccaticcio ㊚ (鍋底についた) 焦げ目

Questo vino sa di tappo.
このワインはコルクの
においがする。
tappo ㊚ 栓

味がない と言いたいなら、

Sa di poco.
Sa di nulla.

というわけで、どんな
味・匂いなのかは、
形容詞と名詞を使って
表現するようです。

そして、こんな使い方も。
日本語で、こんな風に
言うことがあります。

あの人、ちょっと
うさん臭い よね。

とか、

ずいぶん 古臭い 言い方だね。

この … くさい は、
実際に何かのにおいが
するってことじゃなく、
…のような様子だ
…のような気がする
…みたいだ、…っぽい
という意味です。

sapere を使って、
これも表現できるんです。

Lei sa di bugiarda.
彼女は嘘つきな気がする。
bugiardo ㊚ 嘘つき

Quell'uomo mi sa
di ciarlatano.

私にはあの男がペテン師
くさく見える。
ciarlatano ㊚ いかさま師、ペテン師

Quest'articolo sa di rifritto.
この記事は古臭い。
rifritto ㊚ 使いすぎた油や
フライにした食物の悪臭


心結ママ:「この記事は使い過ぎた
        油のにおいがする」って。
        どういう意味?
        辞書には「古臭い」って
        あるけど。

男性:どっかから持ってきた、
        コピペ した記事
        って感じだな。

心結ママ:へえ~。面白い!

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