こんにちは Minori です。
道案内のイタリア。
今回も NHK英会話タイムトライアル
で紹介されたフレーズをイタリア語で紹介します。は
今回のテーマ お手伝い の イタリア語 。
答え方のフレーズは案外紹介されていますが、
困っている人や気分が悪い人に声をかけるフレーズって
なかなか紹介されていません。
番組で紹介されたお役立ちフレーズを
Vale にイタリア語にしてもらいました。
ではでは早速始めましょう
まずは困っている人に
自分から話しかける定番表現。
道を歩いていると、こんな人を見かけました。
困っている人に声をかける定番表現です。
何かお困りですか?
英語では Do you need some help ?
よく間違えちゃうのが May I help you ? ですが、
こちらはお店で店員さんがお客様に言う
いわゆる いらっしゃいませ でしたね。
ちなみにイタリア語では Desidera ? ですが…。
しかし、何か困っている人に
声をかけるなら Do you need some help ?
さて、イタリア語では?
:この英語を文字通りイタリア語にするなら、
Ha bisogno di aiuto ?
ア ビゾンニョ ディ アイユート ?
他にもこんな表現がよく使われます。
直訳は 私はあなたを助けてもいいですか? で、
La posso aiutare ?
ラ ポッソ アイユターレ ?
次です。具合の悪いそうな人が目の前にいます
声をかけましょう。
大丈夫ですか?
Are you OK ?
イタリア語で?
:Sta bene ?
スタ ベーネ ?
見知らぬ人ですから、丁寧表現です。
友達にいうなら?
Stai bene ?
スタイ ベーネ ?
さらにこう続けます。
救急車をよびましょうか?
Do you need an ambulance ?
イタリア語で?
:Ha bisogno di un'ambulanza.
ア ビゾンニョ ディ ウナンブランツァ ?
救急車 はイタリア語で l'ambulanza または l'autoambulanza 。
これを応用して 医者を呼びましょうか?
Do you need a dactor ?
イタリア語で?
:Ha bisogno di un dottore ?
ア ビゾンニョ ディ ドットーレ ?
あるいは 動詞 chiamare 呼ぶ を使って、
Devo chiamare un'ambulanza?
デーヴォ キアマーレ ウナンブランツァ
Devo chiamare un dottore ?
デーヴォ キアマーレ ウン ドットーレ
私は … を呼ぶべきですか?
と表現してもいいし、
Le chiamo un'ambulanza ?
レ デーヴォ キアーモ ウナンブランツァ
Le chiamo un dottore ?
レ デーヴォ キアーモ ウ ンドットーレ
私は あなたに …を 呼びますか?
などいろんな表現の仕方があります。
:なるほど。
:この 動詞 chiamare は注意が必要な動詞だよ。
:なんで?
:この chiamare を telefonare 電話する という意味で使うなら…。
chiamare は 他動詞 だから、イタリア語では、
あなたを 呼ぶ
と表現することになる。したがって…。
La chiamo.
私は あなたに 電話する。
このように日本語の あなたに の部分が
イタリア語では 直接目的語 になるんだから、
直接目的語人称代名詞 の
La を使わなければならない。
:ふんふん。これよく間違えちゃうのよね。
日本語の あなたに につられて
間接目的語 で Le chiamo. って言ってしまいがち。
:そ。だって telefonare を使って 人に電話する を言う場合、
telefonare は 自動詞 だから、素直に、
あなたに 電話する
と表現すればいいから、
あなたに の部分は 間接目的語 ということになり、
Le telefono.
私は あなたに 電話する。
このように あなたに の部分は、
間接目的語人称代名詞 の Le を使うことになる。
:ふんふん。
:で、さっきのフレーズ。
( あなたに ) 救急車を呼びましょうか?
だけど…。
:Le chiamo un'ambulanza ..... 。
あ、chiamare 使っているのに、Le だよっ!
:そ。だってこれは本来の chiamare の意味で使われているからさ。
人に …を 呼ぶ って意味で。
…を つまりここでは un'ambulanza が 直接目的語 だから、
あなたにに の部分は 間接目的語 ということになる。
だから Le 。
:なるほど…。chiamare を使うとき、
あなたに電話する の あなたに は 直接目的語 で、
あなたに …を 呼ぶ の あなたに は 間接目的語 ってことか。
:じゃ、タクシーを呼びましょうか? って言ってみて。
:Le chiamo un taxi ?
:よろしい。
:日本語ではどっちも あなたに だし、
そもそも あなたに は、発話では 省略されて 言わないもん。
後程、お電話します。 を
後程 あなたに お電話します。 とは言わないし、
タクシーをお呼びしますか? っていうのも、
タクシーを あなたに お呼びしますか なんて言わないもん。
:そうだね。でも、イタリア語は必ず言わなければならない
:別に言わなくても分かるのにね~
:そ。通じることは通じる。
でも、やっぱり正しいイタリア語で言いたいね。
:は~い
つづいて、番外編です。
番組で紹介されたフレーズの他に、
こんなのも覚えておくといいかなってのをいくつか。
なんだかとっても痛がってます。
どこか痛いんですか?
イタリア語で?
:Dove Le fa male ?
ドーヴェ レ ファ マーレ
これはよ~く使う表現だよ。
似ている表現があるから、注意が必要だ。
さっきの Dove Le fa male ? は、
fare male a 人 で、
あることが人にとってためにならない、
あることが人にとって痛みを感じさせる、
あることが人にとって不適切である
という意味で 痛み や 危害を加えるもの が 主語 になるから、
fare の活用は通常 3人称単数形 になるよ。
痛み や 不快 を感じる人は
間接目的語人称代名詞 を使って表現する。
Ti fa male il fumo.
タバコは君の体によくないよ。
Mi fa male la schiena.
(私は)腰が痛い。
直訳すると、喫煙は君にとって悪い
腰は私に痛みを感じさせる ということ。
:ふんふん。fare が 複数形 になるときもある?
:あるよ、もち。痛みを感じさせるものが 複数 なら。
例えば、le bambe 両足 なら…。
Mi fanno male le bambe.
(私は)両足が痛い。
:ふ~ん。でもいつも 3人称 なんだ。
:そんなことないよ。痛みを感じさせるものが 人 だったら、
その 人称 に合わせなければならない。
:ぶってみて。
:へ?
:だから、僕を殴ってみてよ。
:いいの?じゃ、遠慮なく。ボコッ
: Mi hai fatto male, eh ....
痛いよ…。=君は私を痛くした。
:ああ、気持ちい
:これは僕に痛みを感じさせたのが 君 だから、
fare の活用が 2人称単数 になるよ。
あたたた…。痛いなあもう。
で、似たような表現がもう一つあって、
こちらは 人 が 主語 になる。
人 fare male a 不定詞 で、
人は …するとよくない と言う意味。
Fai male a bere troppo.
飲み過ぎるとよくないよ。
Fate male a svelare il suo segreto.
( 複数人に対して ) 彼の秘密をばらすのはよくないよ。
こちらは 人 が 主語 だから、fare は、
その 人 の 性・数 に合わせて活用させるよ。
:なるほど。
次です。
立てますか?
うずくまっている人に、
立ち上がれるかどうかを尋ねます。
イタリア語で言ってみましょう。
:Si può alzare ?
シ プォ アルツァーレ ?
alzarsi という 再帰動詞 を使ってください。
再帰動詞だから、動詞の前に置く 人称代名詞 は、今度は Si になるよ。
で、例えばこれを alzare にしてしまうと…。
Può alzare ?
持ち上げられますか?
って意味になっちゃうからね~。
次も再帰動詞を使って表現します。
気分が悪いんですか?
:Si sente male ? あるは Non si sente bene ?
スィ センテ マーレ ? ノン スィセンテ ベーネ ?
これは sentirsi という再帰動詞だよ。
sentire は 聞こえる、感じる という動詞ですが、
再帰動詞の sentirsi にすると、
…の気分になる という意味になるよ。微妙に違う。
:じゃ、再帰動詞使わないで Sente male ? って言っちゃうと?
:その場の状況によって変わるけど、
痛みを感じますか? つまり 痛いんですか?
あるいは よく聞こえないんですか? ってニュアンスになる。
:微妙な違いね。
最後です。
1人で歩けますか?
イタリア語で?
:Può camminare da solo ?
プゥオ カンミナーレ ダ ソーロ ?
女性に対してなら Può camminare da sola? となります。
:直接・間接目的語人称代名詞 に
再帰動詞 の 人称代名詞 …。
なんか頭こんがらかっちゃうよ
:慣れだよ、慣れ。
ただ、イタリアで声をかけるときは相手をよ~く見てね。
イタリアは危ないからね。
:
道案内のイタリア。
今回も NHK英会話タイムトライアル
で紹介されたフレーズをイタリア語で紹介します。は
今回のテーマ お手伝い の イタリア語 。
答え方のフレーズは案外紹介されていますが、
困っている人や気分が悪い人に声をかけるフレーズって
なかなか紹介されていません。
番組で紹介されたお役立ちフレーズを
Vale にイタリア語にしてもらいました。
ではでは早速始めましょう
まずは困っている人に
自分から話しかける定番表現。
道を歩いていると、こんな人を見かけました。
困っている人に声をかける定番表現です。
何かお困りですか?
英語では Do you need some help ?
よく間違えちゃうのが May I help you ? ですが、
こちらはお店で店員さんがお客様に言う
いわゆる いらっしゃいませ でしたね。
ちなみにイタリア語では Desidera ? ですが…。
しかし、何か困っている人に
声をかけるなら Do you need some help ?
さて、イタリア語では?
:この英語を文字通りイタリア語にするなら、
Ha bisogno di aiuto ?
ア ビゾンニョ ディ アイユート ?
他にもこんな表現がよく使われます。
直訳は 私はあなたを助けてもいいですか? で、
La posso aiutare ?
ラ ポッソ アイユターレ ?
次です。具合の悪いそうな人が目の前にいます
声をかけましょう。
大丈夫ですか?
Are you OK ?
イタリア語で?
:Sta bene ?
スタ ベーネ ?
見知らぬ人ですから、丁寧表現です。
友達にいうなら?
Stai bene ?
スタイ ベーネ ?
さらにこう続けます。
救急車をよびましょうか?
Do you need an ambulance ?
イタリア語で?
:Ha bisogno di un'ambulanza.
ア ビゾンニョ ディ ウナンブランツァ ?
救急車 はイタリア語で l'ambulanza または l'autoambulanza 。
これを応用して 医者を呼びましょうか?
Do you need a dactor ?
イタリア語で?
:Ha bisogno di un dottore ?
ア ビゾンニョ ディ ドットーレ ?
あるいは 動詞 chiamare 呼ぶ を使って、
Devo chiamare un'ambulanza?
デーヴォ キアマーレ ウナンブランツァ
Devo chiamare un dottore ?
デーヴォ キアマーレ ウン ドットーレ
私は … を呼ぶべきですか?
と表現してもいいし、
Le chiamo un'ambulanza ?
レ デーヴォ キアーモ ウナンブランツァ
Le chiamo un dottore ?
レ デーヴォ キアーモ ウ ンドットーレ
私は あなたに …を 呼びますか?
などいろんな表現の仕方があります。
:なるほど。
:この 動詞 chiamare は注意が必要な動詞だよ。
:なんで?
:この chiamare を telefonare 電話する という意味で使うなら…。
chiamare は 他動詞 だから、イタリア語では、
あなたを 呼ぶ
と表現することになる。したがって…。
La chiamo.
私は あなたに 電話する。
このように日本語の あなたに の部分が
イタリア語では 直接目的語 になるんだから、
直接目的語人称代名詞 の
La を使わなければならない。
:ふんふん。これよく間違えちゃうのよね。
日本語の あなたに につられて
間接目的語 で Le chiamo. って言ってしまいがち。
:そ。だって telefonare を使って 人に電話する を言う場合、
telefonare は 自動詞 だから、素直に、
あなたに 電話する
と表現すればいいから、
あなたに の部分は 間接目的語 ということになり、
Le telefono.
私は あなたに 電話する。
このように あなたに の部分は、
間接目的語人称代名詞 の Le を使うことになる。
:ふんふん。
:で、さっきのフレーズ。
( あなたに ) 救急車を呼びましょうか?
だけど…。
:Le chiamo un'ambulanza ..... 。
あ、chiamare 使っているのに、Le だよっ!
:そ。だってこれは本来の chiamare の意味で使われているからさ。
人に …を 呼ぶ って意味で。
…を つまりここでは un'ambulanza が 直接目的語 だから、
あなたにに の部分は 間接目的語 ということになる。
だから Le 。
:なるほど…。chiamare を使うとき、
あなたに電話する の あなたに は 直接目的語 で、
あなたに …を 呼ぶ の あなたに は 間接目的語 ってことか。
:じゃ、タクシーを呼びましょうか? って言ってみて。
:Le chiamo un taxi ?
:よろしい。
:日本語ではどっちも あなたに だし、
そもそも あなたに は、発話では 省略されて 言わないもん。
後程、お電話します。 を
後程 あなたに お電話します。 とは言わないし、
タクシーをお呼びしますか? っていうのも、
タクシーを あなたに お呼びしますか なんて言わないもん。
:そうだね。でも、イタリア語は必ず言わなければならない
:別に言わなくても分かるのにね~
:そ。通じることは通じる。
でも、やっぱり正しいイタリア語で言いたいね。
:は~い
つづいて、番外編です。
番組で紹介されたフレーズの他に、
こんなのも覚えておくといいかなってのをいくつか。
なんだかとっても痛がってます。
どこか痛いんですか?
イタリア語で?
:Dove Le fa male ?
ドーヴェ レ ファ マーレ
これはよ~く使う表現だよ。
似ている表現があるから、注意が必要だ。
さっきの Dove Le fa male ? は、
fare male a 人 で、
あることが人にとってためにならない、
あることが人にとって痛みを感じさせる、
あることが人にとって不適切である
という意味で 痛み や 危害を加えるもの が 主語 になるから、
fare の活用は通常 3人称単数形 になるよ。
痛み や 不快 を感じる人は
間接目的語人称代名詞 を使って表現する。
Ti fa male il fumo.
タバコは君の体によくないよ。
Mi fa male la schiena.
(私は)腰が痛い。
直訳すると、喫煙は君にとって悪い
腰は私に痛みを感じさせる ということ。
:ふんふん。fare が 複数形 になるときもある?
:あるよ、もち。痛みを感じさせるものが 複数 なら。
例えば、le bambe 両足 なら…。
Mi fanno male le bambe.
(私は)両足が痛い。
:ふ~ん。でもいつも 3人称 なんだ。
:そんなことないよ。痛みを感じさせるものが 人 だったら、
その 人称 に合わせなければならない。
:ぶってみて。
:へ?
:だから、僕を殴ってみてよ。
:いいの?じゃ、遠慮なく。ボコッ
: Mi hai fatto male, eh ....
痛いよ…。=君は私を痛くした。
:ああ、気持ちい
:これは僕に痛みを感じさせたのが 君 だから、
fare の活用が 2人称単数 になるよ。
あたたた…。痛いなあもう。
で、似たような表現がもう一つあって、
こちらは 人 が 主語 になる。
人 fare male a 不定詞 で、
人は …するとよくない と言う意味。
Fai male a bere troppo.
飲み過ぎるとよくないよ。
Fate male a svelare il suo segreto.
( 複数人に対して ) 彼の秘密をばらすのはよくないよ。
こちらは 人 が 主語 だから、fare は、
その 人 の 性・数 に合わせて活用させるよ。
:なるほど。
次です。
立てますか?
うずくまっている人に、
立ち上がれるかどうかを尋ねます。
イタリア語で言ってみましょう。
:Si può alzare ?
シ プォ アルツァーレ ?
alzarsi という 再帰動詞 を使ってください。
再帰動詞だから、動詞の前に置く 人称代名詞 は、今度は Si になるよ。
で、例えばこれを alzare にしてしまうと…。
Può alzare ?
持ち上げられますか?
って意味になっちゃうからね~。
次も再帰動詞を使って表現します。
気分が悪いんですか?
:Si sente male ? あるは Non si sente bene ?
スィ センテ マーレ ? ノン スィセンテ ベーネ ?
これは sentirsi という再帰動詞だよ。
sentire は 聞こえる、感じる という動詞ですが、
再帰動詞の sentirsi にすると、
…の気分になる という意味になるよ。微妙に違う。
:じゃ、再帰動詞使わないで Sente male ? って言っちゃうと?
:その場の状況によって変わるけど、
痛みを感じますか? つまり 痛いんですか?
あるいは よく聞こえないんですか? ってニュアンスになる。
:微妙な違いね。
最後です。
1人で歩けますか?
イタリア語で?
:Può camminare da solo ?
プゥオ カンミナーレ ダ ソーロ ?
女性に対してなら Può camminare da sola? となります。
:直接・間接目的語人称代名詞 に
再帰動詞 の 人称代名詞 …。
なんか頭こんがらかっちゃうよ
:慣れだよ、慣れ。
ただ、イタリアで声をかけるときは相手をよ~く見てね。
イタリアは危ないからね。
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