:Ciao a tutti ! Sono Valentino !
:こんにちは Minori です。
:じゃ、今回は 所有形容詞 を 比較級の構文で
使う場合を紹介していこう。
:所有形容詞…。ああ、私の とか 君の とかってやつ。
:作り方や、形は大丈夫?
:うん、まあ、何となく…。
:じゃ、まず所有形容詞を確認するところから、始めようか。
:お願いします
:所有形容詞 ってのは、言葉の通り、
ものの所有 を表す形容詞。
英語で言えば、my とか your ってやつ。
:ふんふん。
:英語は修飾する名詞が 単数 だろうが、複数 だろうが、
常に形は変わらない my のまんまだ。
my key 私の(ひとつの)鍵
my bags 私の(複数の)鞄
:そうね。
:が、イタリア語はそうはいかない。
修飾する名詞の 数 にはもちろん、
性 にも合わせて 形が変わる 。
:はあ~。ってことは、男性単数・女性単数、
男性複数・女性複数 と、形が 4種類 あるってこと?
:その通り、しかも必ず前に 定冠詞 をつける。
:ほえ~。やっぱり面倒くさい。
:頭の体操、頭の体操。
il mio libro 私の(一冊の)本
i miei libri 私の(数冊の)本
la mia penna 私の(一本の)ペン
le mie penne 私の(数本の)ペン
冠詞とセット で覚えちゃおう。
じゃ、他の人称も一覧で確認しよう。
まずは、単数名詞につける形から。
:彼の と 彼女の は 形が同じ 。
つまり、見た目じゃどっちか分からない。
il suo libro は、彼の本 かもしれないし、彼女の本 かもしれない。
:敬称の Suo もでしょ?
:そうだね。聞いただけじゃ、分からないね。
どれも文脈や会話の流れ、
修飾されている名詞から判断する。
Paolo ha venduto la sua macchina.
パオロは 彼の 車を売った。
Maria ha venduto la sua macchina.
マリアは 彼女の 車を売った。
Scusi signora, qual è la Sua macchina ?
奥様、どれが 貴方の お車ですか ?
:ふ~ん。じゃさ、パオロがさ、マリアの車…
つまり、彼女の車 を売った、なら?
:そうだね、それも Paolo ha venduto la sua macchina.
になっちゃうね。
:う~分かりにくっ!
:だから、そういう時は、
Paolo ha venduto la macchina di Maria.
って言うだろうよ、普通。
:まね。
:それから 彼らの は、男性名詞 の前でも 女性名詞 の前でも
形は変わらない 。常に loro だ。
ただし 冠詞 は 名詞の性・数 に合わせて変えないといけない。
il loro libro 彼らの本
la loro penna 彼らのペン
:ふう~
:次は、複数名詞につける形。
:どうかな?冠詞とセットで覚えると覚えやすい。
じゃ、所有形容詞がひととおり頭に入ったところで、
比較級の構文の中でどのように使われるか見ていこう。
:はい。
:じゃ、まずこの日本語をイタリア語にしてみよう。
:私の車 は?
:la mia macchina 。
:君の車 は?
:la tua macchina 。だから…。
:いいよ。文法的にはあってる。
所有形容詞には定冠詞がつくんだから、
del tuo ... della tua ... dei tuoi ... delle tue ... というように、
冠詞は必ず、前置詞 di との 結合形 になるよね。
:うん、うん。で?いいんじゃない。完璧よ。
文法的には合ってるって、どういう意味?
:イタリア語はできるだけ同じ単語を繰り返さない。
一度出てきた単語は、代名詞に変えるのが普通。
日本語だって、そうでしょ。
「 私の車は 君の 車 より新しい 」って、
車 をわざわざ繰り返さないでしょ。
:そうよね。君のより っていうわよね。
じゃ、私の とか 君の って代名詞の形を
また別に覚えなきゃいけないの?
英語の mine と yours みたいに。
:ううん。ここは英語より簡単だ。
È meno difficile dell'inglese.
ただ名詞をとっちゃえばいい。
:ん ❔
:あ、簡単。
:ただし、名詞の性・数に合わせないといけないよ。当然だけど。
Il mio orologio è più caro del tuoorologio.
私の時計は君のより高い。
I miei guanti sono più sottili dei tuoiguanti.
私の手袋は君のより薄い。
La mia camera è più piccola della tuacamera.
私の部屋は君のより狭い。
Le mie parole sono più attendibili delle tueparole.
私の言葉は君のより信憑性がある。
:こういうの、分かってるんだけど、
さっと出てこないのよねえ~。
: さてさてさて。ここで、引っ掛け問題。
次の問題を見てみよう。
:えっと…マリアは彼女の姉(妹)より背が低い でしょ。
まず、主語は Maria で 女性単数 なんだから、
a ) と d ) の basso は間違い。
:ふんふん。
:で…。所有形容詞には 定冠詞 が必要なんだから、
定冠詞のない c ) も間違い。
だから答は b) の Maria è più bassa della sua sorella. 。
:はい、残念でした。ここが引っ掛け。
:え~ !何でよ~!
:親族のメンバー を表す 単数 の 親族名詞 には、
定冠詞を付けない場合があって、検定では
その判断を問う問題がよく出題される。
sua sorella の sorella は 姉(妹) 。
親族のメンバーを表す 親族名詞 で 単数形 だ。
だから、定冠詞を付けない 。つまり、答えはこう。
:なるほど、di に直接くっつけちゃうんだ。
で?そのそのいわゆる 親族名詞 にはどんなのがあるの?
:一覧で見てみよう。
:ふ~ん。で?さっき言ってたの、どういう意味?
親族のメンバー を表す単数の親族名詞 には、
定冠詞を付けない場合 がある…。
ってことは、冠詞をつける場合 もある…ってことよねえ。
:その通り。じゃ、次回は冠詞を付ける場合、
付けない場合を整理して紹介しよう。
:はい、お願いします。
★ 比較級シリーズ ★
❶ 比較級ってなに?
❷ 優等/劣等比較級 名詞の比較 1
❸ 優等/劣等比較級 名詞の比較 2
★ イタリア語文法豆知識 ★
★ バックナンバー ★
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:こんにちは Minori です。
:じゃ、今回は 所有形容詞 を 比較級の構文で
使う場合を紹介していこう。
:所有形容詞…。ああ、私の とか 君の とかってやつ。
:作り方や、形は大丈夫?
:うん、まあ、何となく…。
:じゃ、まず所有形容詞を確認するところから、始めようか。
:お願いします
:所有形容詞 ってのは、言葉の通り、
ものの所有 を表す形容詞。
英語で言えば、my とか your ってやつ。
:ふんふん。
:英語は修飾する名詞が 単数 だろうが、複数 だろうが、
常に形は変わらない my のまんまだ。
my key 私の(ひとつの)鍵
my bags 私の(複数の)鞄
:そうね。
:が、イタリア語はそうはいかない。
修飾する名詞の 数 にはもちろん、
性 にも合わせて 形が変わる 。
:はあ~。ってことは、男性単数・女性単数、
男性複数・女性複数 と、形が 4種類 あるってこと?
:その通り、しかも必ず前に 定冠詞 をつける。
:ほえ~。やっぱり面倒くさい。
:頭の体操、頭の体操。
il mio libro 私の(一冊の)本
i miei libri 私の(数冊の)本
la mia penna 私の(一本の)ペン
le mie penne 私の(数本の)ペン
冠詞とセット で覚えちゃおう。
じゃ、他の人称も一覧で確認しよう。
まずは、単数名詞につける形から。
:彼の と 彼女の は 形が同じ 。
つまり、見た目じゃどっちか分からない。
il suo libro は、彼の本 かもしれないし、彼女の本 かもしれない。
:敬称の Suo もでしょ?
:そうだね。聞いただけじゃ、分からないね。
どれも文脈や会話の流れ、
修飾されている名詞から判断する。
Paolo ha venduto la sua macchina.
パオロは 彼の 車を売った。
Maria ha venduto la sua macchina.
マリアは 彼女の 車を売った。
Scusi signora, qual è la Sua macchina ?
奥様、どれが 貴方の お車ですか ?
:ふ~ん。じゃさ、パオロがさ、マリアの車…
つまり、彼女の車 を売った、なら?
:そうだね、それも Paolo ha venduto la sua macchina.
になっちゃうね。
:う~分かりにくっ!
:だから、そういう時は、
Paolo ha venduto la macchina di Maria.
って言うだろうよ、普通。
:まね。
:それから 彼らの は、男性名詞 の前でも 女性名詞 の前でも
形は変わらない 。常に loro だ。
ただし 冠詞 は 名詞の性・数 に合わせて変えないといけない。
il loro libro 彼らの本
la loro penna 彼らのペン
:ふう~
:次は、複数名詞につける形。
:どうかな?冠詞とセットで覚えると覚えやすい。
じゃ、所有形容詞がひととおり頭に入ったところで、
比較級の構文の中でどのように使われるか見ていこう。
:はい。
:じゃ、まずこの日本語をイタリア語にしてみよう。
私の車は君のより新しい。
:私の車 は?
:la mia macchina 。
:君の車 は?
:la tua macchina 。だから…。
La mia macchina è più nuova della tua macchina.
:いいよ。文法的にはあってる。
所有形容詞には定冠詞がつくんだから、
del tuo ... della tua ... dei tuoi ... delle tue ... というように、
冠詞は必ず、前置詞 di との 結合形 になるよね。
:うん、うん。で?いいんじゃない。完璧よ。
文法的には合ってるって、どういう意味?
:イタリア語はできるだけ同じ単語を繰り返さない。
一度出てきた単語は、代名詞に変えるのが普通。
日本語だって、そうでしょ。
「 私の車は 君の 車 より新しい 」って、
車 をわざわざ繰り返さないでしょ。
:そうよね。君のより っていうわよね。
じゃ、私の とか 君の って代名詞の形を
また別に覚えなきゃいけないの?
英語の mine と yours みたいに。
:ううん。ここは英語より簡単だ。
È meno difficile dell'inglese.
ただ名詞をとっちゃえばいい。
:ん ❔
La mia macchina è più nuova della tua.
:あ、簡単。
:ただし、名詞の性・数に合わせないといけないよ。当然だけど。
Il mio orologio è più caro del tuo
私の時計は君のより高い。
I miei guanti sono più sottili dei tuoi
私の手袋は君のより薄い。
La mia camera è più piccola della tua
私の部屋は君のより狭い。
Le mie parole sono più attendibili delle tue
私の言葉は君のより信憑性がある。
:こういうの、分かってるんだけど、
さっと出てこないのよねえ~。
: さてさてさて。ここで、引っ掛け問題。
次の問題を見てみよう。
Maria è sua sorella.
a ) più basso di
b ) più bassa della
c ) più bassa di
d ) più basso della
a ) più basso di
b ) più bassa della
c ) più bassa di
d ) più basso della
:えっと…マリアは彼女の姉(妹)より背が低い でしょ。
まず、主語は Maria で 女性単数 なんだから、
a ) と d ) の basso は間違い。
:ふんふん。
:で…。所有形容詞には 定冠詞 が必要なんだから、
定冠詞のない c ) も間違い。
だから答は b) の Maria è più bassa della sua sorella. 。
:はい、残念でした。ここが引っ掛け。
:え~ !何でよ~!
:親族のメンバー を表す 単数 の 親族名詞 には、
定冠詞を付けない場合があって、検定では
その判断を問う問題がよく出題される。
sua sorella の sorella は 姉(妹) 。
親族のメンバーを表す 親族名詞 で 単数形 だ。
だから、定冠詞を付けない 。つまり、答えはこう。
Maria è più bassa di sua sorella.
:なるほど、di に直接くっつけちゃうんだ。
で?そのそのいわゆる 親族名詞 にはどんなのがあるの?
:一覧で見てみよう。
:ふ~ん。で?さっき言ってたの、どういう意味?
親族のメンバー を表す単数の親族名詞 には、
定冠詞を付けない場合 がある…。
ってことは、冠詞をつける場合 もある…ってことよねえ。
:その通り。じゃ、次回は冠詞を付ける場合、
付けない場合を整理して紹介しよう。
:はい、お願いします。
★ 比較級シリーズ ★
❶ 比較級ってなに?
❷ 優等/劣等比較級 名詞の比較 1
❸ 優等/劣等比較級 名詞の比較 2
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