：Ciao a tutti ! Sono Valentino.
：こんにちは Minori です。：さてさて、今日は形容詞の使い方について、考えてみよう。
：形容詞の使い方？名詞にくっつけて、その名詞がどんなものか、
より詳しい特徴を付け加えるんでしょ。
：そ。まず、それが一つ。基本的に名詞の後ろに置いて、
その名詞に特徴を付ける。つまり、修飾する。
品質形容詞は 主語 になる名詞も修飾するし…
Questi fiori bianchi sono molto belli.
それらの白い花はとても美しい。
目的語 になる名詞も修飾するし…
Ho comprato una rivista americana.
私はアメリカの雑誌を１冊買った。
述語 になる名詞も修飾する。
Agatha Christie è una famosa scrittrice.
アガサ・クリスティーは有名な作家だ。
：ふんふん。：そして、名詞と同じように essere の後に置いて述語 を作ることもできる。Il museo è grande.
その博物館は大きい。
Lei è simpatica.
彼女は感じがいい。
：ふんふんふん。：essere の述語になる形容詞は、すべて 主語の性・数 に一致する。つまり、主語の性・数 が 形容詞の性・数を決定 する。
essere を 等号記号 = と考えると分かりやすいよ。
Anna è simpatica. ➡ Anna = simpatica
Anna は 女性単数 だから、述語の simpatico も
女性単数形 の simpatica となる。
Anna e Maria sono simpatiche. ➡ Anna e Maria = simpatiche
今度は Anna e Maria で 女性複数 になるから、
述語の形容詞 simpatico も 女性複数形 の simpatiche になる。
：うんうん、分かる分かる。：こういった動詞には essere の他にもあるよ。diventare や…。
Mio figlio diventa grande.
息子は大きくなってきた。
apparire や…。
Questo progetto mi appare impossibile.
私にはその計画が不可能に思える。
その他、sembrare, parere, rimanere, restare
といった動詞もも同じように、形容詞で述語の部分を作ることができる。
：ふ～ん。：形容詞を名詞の性・数に一致させる考え方は、essere の場合と同じだ。
Mauro sembra molto stanco.
マウロはとても疲れているようだ。
Barbara sembra molto stanca.
バルバラはとても疲れているようだ。
Mauro e Barbara sembrano molto stanchi.
マウロとバルバラはとても疲れているようだ。
：こういう使い方って、 essere だけじゃないのね。：じゃ、次回から品質形容詞は検定でどんなふうに出題されるか、出題パターンを研究してみよう。
：は～い。
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