日本人は、

すみません

という言葉をかなり広範囲に使います。


道で人にぶつかっては、

すみません あせる


(名前を)知らない人を呼び止めるときにも、

すみません バイバイ*



レストランでウェイターを呼ぶときも、

すみません はーい



案内所や通行人に何かを聞く時にも、

すみません 、ちょっと教えてください 顔



人混みをかき分けて進むときにも、

ちょっと、すみません、通してください sei



出入り口で「お先にどうぞ」と促され…。

あ、すみません ハート



あるお宅を訪ねて、
「ごめんください。」の代わりに、

すみませ~んおーい!



贈り物をもらった時もつい、

こんな素敵なものをいただいてしまって…すみません…。てれ(苦笑)

と、

すみません

が大好き。


イタリア語の「すみません」にあたる表現は、
友人に対してなら、

Scusa. または、Scusami.
スクーザ     スクーザミ

複数の相手には、

Scusatemi.
スクザーテミ


日本語で「ごめん お願い 」に当たる言葉でしょう。


「すみません。」なら、

Scusi.
スクーズィ

また、「申し訳ありません。」と、
より丁寧に言いたいのなら…。

Mi scusi.
ミスクーズィ

紛らわしいですが、語尾が

友達には 
丁寧なら ズィ

と、私は覚えています。


ですが、

すみません = Scusi

だからといって、どんな状況でも

Scusi

を連発していると、イタリア人からしたら、
「日本人はなんでいつも謝ってんの?」と
思われてしまうでしょう。

英語圏へ行って、

Sorry !

を連発していませんか?

私たちが外国語で「すみません」を使うときには、
十分注意が必要です。

イタリア語で見ていきましょう 頑張る

道や駅などですれ違いざまに肩がぶつかったとき、
これは、文字通り「謝罪」です。
しかも、相手は知らない人ですから、

Oh, Scusi.
オッ スクーズィ
あ、すみません。


(名前を)知らない人を呼び止めるとき、
うつむいていたり、自分に気が付いていない相手に、
こちら向かせる場合も日本語と同様、

Scusi.
スクーズィ

または、

Senta, scusi.
センタ スクーズィ 

さらに、

相手が男性なら、signore
相手が女性なら、signora
相手が若い女性なら、 signorina

を後ろに付けると、相手によりはっきりと伝わります。

Senta scusi, signore!
センタ スクーズィ シスィョーレ!
すみません、そこの(男性の)方。

友人に対しては、Scusa. となりますから、

Scusa, Maria.
スクーザ マリア
ちょっと、マリア。


レストランでウェイターを呼ぶときは、
基本的には遠くから叫びません。
片手をあげて、合図します。

どうしても呼ぶ必要があれば、

Scusi, cameriere !
スクーズィ カメリエレ
すみません、ボーイさん!



案内所やホテルのフロント、通行人に何かを聞く時には、
英語の Excuse me. と同じ表現の

Scusi.
スクーズィ

を使って、相手の注意をひきます。

Scusi, mi potrebbe indicare la strada
per la stazione?

スクーズィ ミポトレッベ インディカーレ ラ ストラーダ ペル ラスタツィオーネ
すみません、駅に行く道を教えてください。


同じ状況では、挨拶の

Boungiorno. 
ブォンジョルノ


もよく使います。

夕方以降なら、

Bounasera.
ブォナセーラ

となります。

ボンジョルノ」ではなく、
ブォンジョルノ」と発音してください。



ホテルのフロントで、

Buongiorno. Vorrei fare la registrazione, per favore.
ブォンジョルノ ヴォレイ ファーレ ラ レジストラツィオーネ,ペルファボーレ
こんにちは、チェックインをお願いします。

こういう時、日本人はあまり「こんにちは」
とは、言わず、やっぱり「すみません」を
使う人のほうが多いですかね。


ですが、ここまでは、日本語とほぼ同じですね。
異なるのはここからです。


人混みをかき分けて進むとき、
細い道で前の人を無理に
追い越そうとするときは…。

Permesso!
ペルメッソ !

と後ろから声を掛けます。
思いっきり急いでいるなら、
連発しながら、
人混みをかき分けて進みます。

permesso は「許された、認められた」
という意味の過去分詞です。



出入り口で「お先にどうぞ」と促されたら、
お礼を言おう。


Grazie!
グラッツィエ


「グラッチェ」とならないように発音しましょう。



お店に入って「ごめんください。」は、
挨拶ですから、

Boungioruno!
ブォンジョルノ!



贈り物をもらったら、もちろん、

Grazie mille!
グラッツィエ ミッレ !

と素直に、そして少々大げさに
お礼を言いましょう。

日本でもいつでもどこでも「すみません」を
使わずに、「こんにちわ」や「ありがとう」を
使うのもいいと思います。

国際結婚をすると、今まで見えてこなかった
ものがちょっと気になりだします。

お礼を言う場面で、「すみません」を言う。

例えば、レストランで店員さんが
空いているお皿をさげてくれました。
それに対して、


「あ、すみません。」


ここは、

「ありがとうございます。」

じゃないのかな~とか。



スーパーのレジで、「レジ袋にお入れしますか?」
の店員さんの問いかけに、


「あ、大丈夫です。」


ここは、

「はい、お願いします。」か、「いえ、結構です。」

じゃないのかな~とか。


いや、日本ではちゃんと通じるんですから、
問題ないんですよ、実際。

でも…これを外国に行って、
同じような状況で、
そのままその国の言葉に訳した言葉を
同じように使うと、かなり誤解が生じるかな…と 苦笑


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