こんにちは
サイエンス・モアのブログへのアクセス、ありがとうございます
科学教室の講師、改め、ジャパンGEMSセンター認定フェローのきさくです
※GEMSとは、Great Explorations in Math and Scienceの略で、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の付属機関
LHS(Lawrence Hall of Science;ローレンスホール科学教育研究所)で開発された幼稚園から高校生年代を対象とした
科学・数学領域の参加体験型プログラムのこと。きさくはこのGEMSの認定講師です。
台風14号が日本が長崎県に上陸し、日本列島を横断する見込みですね
2019年には台風15号が房総半島に大きな被害をもたらし、令和元年房総半島台風として記録されました
そこで、台風について勉強してみました
定義
積乱雲が地球の熱帯域で集まってできた熱帯低気圧のうち、
最大風速が17.2m/s以上になったものを台風という。
中心付近の最大風速により勢力は3パターン⇒「強い」、「非常に強い」、「猛烈な」。
平均風速15m/s以上の強風域の大きさにより2パターン⇒「大型」、「超大型」
名称
✓北西太平洋(日本など)・・・台風(Typhoon)
✓北大西洋・・・ハリケーン(Hurricane)
✓インド洋・・・サイクロン(Cyclone)
なぜ台風は日本に来るのか?
ポイントは台風が発生する季節と太平洋高気圧と偏西風。
✓春・・・地球上の緯度の低いところで発生し、西に進む。
✓夏・・・発生した台風は日本に張り出した太平洋高気圧に沿って、
ぐるっと北上して日本に回り込んでくる。
✓秋・・・太平洋高気圧の勢力が弱まる一方で、日本海付近の上空を流れる偏西風に乗って
北西⇒西のように日本に回り込んでくる。
その他
積乱雲の塊なので大雨や暴風はもちろん、発達した低気圧なので高潮にも注意。
※低気圧は高気圧からの風を地上から引き込んで舞上げるので、潮位が高くなります。
と、こんなところです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました
きさく
※カバー写真はAFPBB NEWSから引用したものです